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「東大卒の自分を想像しよう」~東大を目指す君へ~

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東大合格を目指して日々勉強にいそしんでいる「君」に、ぜひひとつアドバイスさせてください。

「東大を卒業した自分を想像してください」

東大合格者のなかには「1日5時間しか勉強しなかった」と言う人や、「東大の入試問題は難解ではない」と言う人もいますが、このような人たちはいわゆる天才です。
多くの東大受験生は、過酷でつらい受験勉強に耐えています。なかには小学生のころから東大受験に備えてきた人もいます。

しかし、つらい思いをするだけの価値は十分あります。東大生になって東大を卒業すれば、東大卒者しか眺められない景色を眼前に置くことができるからです。
東大を卒業した自分を想像して、勉強のモチベーションを維持しましょう。

東大は「学びの場」だが「重要国家機関」でもある

大学は最高学府と呼ばれます。それは大学生が、最新かつ最高の情報が盛り込まれた講義を受けることができるからです。また最先端の技術を使った研究をすることもできます。大学でしか学べないことを学ぶことができるという点は、大学に通う最大のメリットといえるでしょう。
東大ももちろん学びの場ですが、東大にはもうひとつ「重要国家機関」という側面もあります。

東大のホームページに「社会とともに歩む東京大学」というページがあります。その内容をまとめると、次のようになります。

・東大は地球規模の危機を解決する知の担い手である
・東大は地球環境、エネルギー、少子高齢化といった課題に社会や企業と連携して解決に取り組む
・東大には最先端の知が結集しているので、これを課題解決に使う
・東大は政策提言を行う

これをさらにまとめると「東大は知を活用して日本と世界の課題を解決する機関」となります。
東大生になることと、東大卒者になることは、この重要機関の一員になることを意味します。つまり、東大生や東大卒者は「日本と世界の課題を解決する東大の知を増やす仕事」に携わるということです。

大学のなかには、学生に就活アドバイスをしたり、資格取得をすすめたりするところもあります。企業人や資格保有者を育成して社会に貢献するのも「大学の仕事」ですが、「東大の仕事」はもっと規模が大きく理想が高いのです。

東大合格を目指している受験生は、「いまの苦しい勉強は、壮大な国家プロジェクトに参加するために必要不可欠な訓練なのだ」と思ってみてはいかがでしょうか。

東大を卒業した偉人たち~首相~

東大は多くの首相を輩出しています。直近の東大卒首相は第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏です。鳩山氏は東大工学部を出ています。
そのほか戦後の首相だけでも、第78代の宮澤喜一氏、第71~73代の中曽根康弘氏、第67代の福田赳夫氏、第61~63代の佐藤栄作氏、第56・57代の岸信介氏、第52~54代の鳩山一郎氏、第48~51代と第45代の吉田茂氏、第47代の芦田均氏、第46代の片山哲氏、第44代の幣原喜重郎氏が東大出身です。

つまり、東大に入れば「首相の後輩」になり、東大を出て政治家の道に進めば「首相も夢ではない」ということです。

東大を卒業した偉人たち~文豪~

「偉大な東大卒者」や「東大卒者のゴール」というと、首相や高級官僚やノーベル賞受賞者などを想像するかもしれませんが、芸術分野でも活躍している人が多いのをご存知でしょうか。
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治と、大江健三郎いった文豪は、東大卒です。
東大卒者のなかには、このような「熱い芸術魂」を持っている人もいるのです。

まとめ

東大卒者になることができるのは、東大受験に勝った人だけです。「偉大な人物になりたい」という気持ちは、受験勉強の強力なモチベーションになるでしょう。
ただ、東大卒者のなかには世間から「勘違いしている」と思われている人もいるので注意しましょう。偉人になるには最高学歴だけでは足りず、人間性や人格、社会貢献への意識、そして優しさを身につける必要があるのです。

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