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大学受験は塾なしでも受かる? 行かないという選択肢の是非

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大学受験を突破するときに、心強い味方となるのが「塾」です。
ただ、「そもそも塾は必要か?」ということが、しばしば議論に上がるのも事実です。
今回は、大学受験に塾が必要なのかについて考えていきましょう。

行くべき、行かなくていい? 塾に向く人のタイプ

「塾に通わず、家庭教師もつけずに合格できた」という人も、もちろんたくさんいます。
特に、有数の進学校に行っている人の場合は、学校の教育がすでに高レベルであることが多く、勉強する素地が整っています。

ただ、これには相当の克己心とともに、効率のよい勉強方法を持っていること、周りの環境が整っていることが前提です。
これは、実際にはなかなか難しいものです。

逆に塾に行った方が賢明な人は、

  • ・偏差値がそれほど高くはない学校に通っている
  • ・効率のよい勉強方法がまだ身についていない
  • ・ある程度の強制力がほしい
  • ・わからないところを、専門の教師に解説してほしい
  • ・独学でも勉強しているが、できるだけレベルの高い学校に行きたい
  • というような人です。

塾に通うデメリットとメリット、通わないデメリットとメリット

塾に通わずに勉強することは、いくつかのメリットがあります。

まず、通塾のための時間がかからないこと。
塾の場所にもよりますが、人によっては、往復で1時間ほどもかかるということも珍しくありません。

また、人のリズムに左右されないのもメリットです。
「今日はここを勉強したいのに、塾では違うことを教えられる」というようなことがないのです。
加えて、金銭的な面でも楽になります。

対して、強制力がないため、ついつい勉強をさぼってしまったり、効率のよい勉強方法を知ることができなかったり、わからないところの解決が難しかったりといったデメリットがあります。

塾に通う場合は、確かにお金がかかります。
また、往復に時間がかかったり、ほかの人のリズムに合わせなければならない場面も出てきたりします。

しかし、これらは「往復の電車の中でも勉強ができる」「個別指導の塾に申し込む」などである程度解決できます。

反対に、塾に通うメリットの1つとして、「効率よく勉強できる」というものがあります。専門家がポイントを教え、スケジュールを組み、どのように取り組むべきかを伝え、進路相談に乗ってくれることもあります。
わからないところをまとめて指導してもらえるのも魅力です。

また、塾に行けば、人は必ず勉強することになります。
これは非常に大きなポイントであり、モチベーションの維持にもつながります。長い受験勉強の中で、変わらない克己心・変わらない勉強への熱意を持ち続けることは、非常に難しいものです。塾は、そんな人に対しても、ある程度の強制力を持って、勉強するようにと働きかけます。

また、「気分を変えて勉強したい」というときにも使えます。

塾に行かないという選択肢にももちろんメリットはあります。
しかし、塾に行くことで、独学では得られないさまざまな知識と、勉強のやる気が得られるのは確かです。

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