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オープンキャンパスや文化祭でのチェックポイントは?模擬授業は受けた方がいい?

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希望の大学を見極めるためにも、ぜひ参加していきたいオープンキャンパスや文化祭。
こうした行事にせっかく参加するのなら、希望通りの大学かどうかを知るためのチェックポイントを押さえてしっかりと見ていきたいものです。

ここでは、そのチェックポイントをご紹介します。
また模擬授業がある場合は、受けた方が良いのかも含めて解説していきましょう。

大学のオープンキャンパスや文化祭へ行くには

ほとんどの大学で実施されている、オープンキャンパス。
受験生を対象に大学を一般に公開して、理解を深めてもらうために行われます。

1980年代に始まったとされるオープンキャンパスは、現在では高校生が志望校を定めるために欠かせないものとなりました。

大学によって、教育方針やカラーは実に様々です。
高校生は、まず大学の資料やホームページなどを見て志望校の候補をしぼっていきます。

こうした公式サイトやパンフレット上で分かる情報も非常に多く、志望校の選定にはとても有効です。
しかし、文字や写真では、それぞれの大学を十分に理解することは困難です。

実際、大学に合格して入学してみると、なんとなくイメージと違ったということも少なくありません。
公式サイトやパンフレット上で分かる情報はとても限定的なため、どうしてもこうした誤差が出てきてしまうのです。

そんな誤差を埋めるために行われるのが、オープンキャンパスです。
受験前の段階で実際に大学を見ることができます。

また、大学卒業後の進学や就職などについての情報も得られるほか、現職の先生や在校生と話ができるので、より深く大学を知ることが可能です。
自分の肌でじかに感じて雰囲気を知ることで、その大学が自分の希望通りの場所なのかを確認するためにも、オープンキャンパスには参加すべきでしょう。

オープンキャンパスは、大学によって参加するための予約が必要な場合があります。 そのためオープンキャンパスに参加したい大学がある程度決まったら、まずは予約が必要かどうかを確認しましょう。

なかには、オープンキャンパスそのものに予約は必要ないものの、模擬授業や個別相談など特定の催しに参加するためには予約がいるというケースも多くあります。
こうした情報は各大学のホームページに記載されているので、早めにチェックしていきましょう。

定員設定がある場合もあるので、予約も早めにしておいた方が安心です。

予約方法は各大学によって異なりますが、基本的には予約フォームに入力して送信する方法が多くなっています。
これについても、各大学のホームページでしっかりとチェックしましょう。

大学をよく知る機会としては、文化祭も挙げられます。
在学生が中心となってさまざまな発表や催しで盛り上げる、大学のお祭りともいえる文化祭。
それは、志望校の選定という目的以外にも多いに楽しめるイベントです。

文化祭は、その大学に通う学生のいつもとはまた違う姿を見ることができます。
話をすることももちろんできるので、大学の内情を知るのには大変良い機会でしょう。

こうした大学のイベントに出向く際には、服装選びに悩む人が多くいことでしょう。
文化祭はともかくとして、オープンキャンパスでの服装選びはとても難しいポイントでもあります。

基本的には服装に決まりはありません。
制服でも私服でも、自分が好きな服を着用していきましょう。

しかし、オープンキャンパスでも文化祭でも、長時間学内を移動することが予想されます。
そのため、動きやすい服装を心がけることが大切といえるでしょう。

また、オープンキャンパスに参加する際は、メモできるノートや筆記用具も忘れずに持参しましょう。
あわせて、パンフレットをもらうことも想定して大きめのバッグを持っていくと安心です。

オープンキャンパスや文化祭に参加するメリット

オープンキャンパスや文化祭に参加するメリットは、実に多くあります。
最大のメリットは、大学生生活をイメージしやすくなるという点ではないでしょうか。

実際に自分の目で見て体験することができるオープンキャンパスや文化祭は、これから先その大学へ進学した場合の自分の姿を描きやすくなるでしょう。
逆に、自分がそこへ通うイメージができないのならば、その大学とは合わない部分があるのかもしれません。

これは、公式サイトやパンフレットだけ見ていても到底分かるものではありません。
こうして、志望校が自分に合っているかどうかを判断しやすくなるのです。

大学生活をイメージできることは、自分のモチベーションアップにもつながります。
モチベーションが上がれば、受験勉強にもより身が入るようになります。
目的のビジョンがより鮮明になるからこそ、モチベーションを上げやすくなり受験勉強も効率的に進む様になるのです。

また、在学生に直接話を聞くことができることも、オープンキャンパスや文化祭に参加することのメリットの1つに挙げられます。

大学の実情を知っているのは、他ならぬ在学生です。
そんな現場の生の声を聞けるのですから、オープンキャンパスや文化祭に参加しない手はありません。

資料やホームページに記載してある内容は、本当に大学のカラーとして繁栄されているでしょうか。
想像していた大学へのイメージは、実際の雰囲気と相違ないでしょうか。

実際にその大学で生活をしている在学生だからこそ知っている様な、大学の雰囲気は必ずあるものです。
それらをあらかじめ知ることができれば、志望校をしぼることにも多いに役立つでしょう。

そんな学校の内情に加え、部活・サークル活動、さらには受験勉強のポイントについても教えてもらえるかもしれません。
大学受験を乗り越えてきた先輩だからこその、勉強や試験本番のアドバイスももらえる可能性もあるのです。

オープンキャンパスに参加するメリットには、推薦入試やAO入試を受験できる可能性があるという大きな魅力もあります。
推薦入試やAO入試での合格は大学を受験する上で、誰もが一度は受けてみたいと考えるものではないでしょうか。

一般枠に比べて大変狭き門となる、推薦入試とAO入試。
しかし、一部の大学では「オープンキャンパス参加型AO入試」を実施しています。

これは大学側が指定したオープンキャンパスの特定プログラムに参加することが、AO入試を受験する条件となっています。

AO入試といえば、合格者が非常に少ないことが特徴です。

そんな中でも、オープンキャンパスでプログラムを受けた人のみが参加するのであれば、一般的なAO入試よりもライバルは少ない可能性が高いのです。
これこそ、オープンキャンパスに参加した人の特権といっても良いでしょう。

ただし、大学によって実施の有無が違うので、事前に調査していくと安心です。

推薦入試に関しては、オープンキャンパスや文化祭への参加によって優遇されるということは、あまりありません。

しかし、実際には面接の際にオープンキャンパスや文化祭での感想を聞かれる場面が非常に多くなっています。
これらに参加せずに推薦入試で志望動機を伝えても、面接官には説得力に欠けると思われてしまうことも少なくありません。

面接官への誠意を見せるためにも、オープンキャンパスや文化祭には参加しておくとブラスになるといえるのです。

オープンキャンパスでのチェックポイント

オープンキャンパスへ行く事が決まったら、事前にチェックしたいポイントをまとめておきましょう。
無計画で見に行くよりもチェックポイントをしぼってからいった方が、有意義な時間を過ごせます。

チェックポイントの1つ目は、興味のある分野を学べるかどうかです。
これは一番重要なことでしょう。

学びたい分野を専攻できない大学では、どんなに設備や雰囲気が良くても進学する意味に欠けてしまいます。
そこで専攻したい学科やコースはしっかりと確認して、自分が学びたい分野であるかをチェックしましょう。

一日の授業数や実習、フィールドワークの実施回数なども調べておくと、学びに関してのイメージも広がります。
さらに、1つの授業に対する生徒数を聞いておくと、自分が希望する学びの形と近いかどうかも分かります。

2つ目は、公式サイトやパンフレットに記載されていない場所を見るということです。

公式サイトやパンフレットには、綺麗な部分を全面に押し出して見せていこうとするのが一般的です。
そこでオープンキャンパスでは、学校を隅々まで心ゆくまで見学しましょう。

学校の広さや設備、学食のメニューや値段、学内の雰囲気、授業の雰囲気、先生と生徒の距離感などをチェックするとベストです。
合格したら毎日通う事になる大学だからこそ、学校の設備や学食まで、事細かに確認しておくと安心です。

また、自宅からの通学手段や通学時間、通学代なども、あわせてチェックしておきましょう。
遠方の場合は、寮の有無や近隣の賃貸料金の相場も調べておくと良いでしょう。

3つ目は、大学を卒業した際に得られる技術や知識、資格などについてです。

資格に関しては、卒業したら自動的に得られるものなのか、受験して得られる資格ならばどれくらいの確率で合格できるのかといった点を確認しましょう。
さらに、資格を取得するためのサポート制度についても、チェックできると安心です。

卒業後の事を考えると、卒業後に得られる知識や資格なども大学を選ぶ大きなポイントとなってきます。
こうした卒業後の進路をはっきりさせておくことで、将来のビジョンも明確になるともいえます。

これにあわせて、大学卒業後の進路についてもチェックすることが4つ目のポイントとして挙げられます。
卒業生の就職先や大学院進学の割合などが分かると、その大学における将来の傾向が見えてきます。

自分が希望する未来と大学が得意とする卒業後の進路が、近いのかどうかも見極める絶好のチャンスなのです。

最後に、入試の種類についての確認も欠かせないポイントです。
推薦入試やAO入試、センター利用の一般入試など、入試の種類は様々です。

それぞれの入試受験資格や日程、要項などは細かく確認していきましょう。
あわせて、出願の時期なども確認しておくと安心です。
こうした入念なチェックによって、オープンキャンパスは自分の将来を左右する大きな分岐点ともなり得るのです。

模擬授業がある場合は受けた方がいい?

模擬授業とは、実際の授業を体験できるプログラムのことです。
大学の中には、オープンキャンパスで構内見学以外に模擬授業を行うところがあります。
志望する大学ならば、ぜひとも受けておきたいプログラムといえます。

オープンキャンパスの構内見学では学校の雰囲気などはチェックできますが、授業の雰囲気はそこまでチェックすることは難しいでしょう。
実際に教室の席に座って講義を受けることができるのは、とても貴重な体験となります。

模擬授業には、そこでしか得られない特別な感覚があります。
これを経験してこそ、大学への志望意思が固まるといっても良いかもしれません。

模擬授業を受けると、進学後の学生生活がさらにイメージしやすくなります。
大学生活のうちの大半を過ごし、生活の中枢ともいえるのが授業です。

そんな授業を体験できれば、その大学で自分が希望する大学生活を手にできるのかどうかをしっかりとつかむことができるはすです。
自分に合った大学を見つけるためにも、模擬授業は参加してみましょう。

自分に合ったところを見つけましょう

これから先の数年間を過ごす大学は、自分の希望に沿った場所であるかを見極めることがとても重要です。

自分が希望する将来を得るための重要な通過点となる、大学生活。
その生活の細かい部分は、公式サイトやパンフレットだけでは分からないことも大変多いものです。

さまざまな大学の魅力を自分で体験できる最高のチャンスが、オープンキャンパスや文化祭。
これらに参加することは、希望する将来への近道といっても過言ではないでしょう。

在学生から直接話を聞く機会も得られるため、自分のイメージしている学生像と合っているかも確認できます。

さらに、大学によっては特別なAO入試の受験資格を得ることができます。
志望校合格への可能性を広げることができるのです。

また、模擬授業への参加も大変有意義です。
どういう講師がどんな授業をするのか、肌で感じることができます。

受験を考えている大学のオープンキャンパスや文化祭、模擬授業には積極的に参加して、より自分に合った大学を見つけていきましょう。

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