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東大工学部の実力を知れば勉強モチベーションが高まる

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「東京大学の工学部で学びたい」という気持ちで勉強している受験生であっても、あらためてその山の高さを知ってしまうと、つい弱気になってしまうものです。そのような受験生を奮起させるために、東大工学部の偉大さを解説します。この記事を読んで「これだけ高度なことを学ぶのだから、受験勉強が大変なのは当たり前、頑張るぞ」と自らを鼓舞してください。

また、東大工学部の偉大な先輩たちも紹介しますので、「彼らの後輩」を目指してみてはいかがでしょうか。(本文の肩書は2019年5月時点の情報となります)

東大工学部はこのようなところ

東大工学部には、工学系研究科、情報理工学系研究科、新領域創成科学研究科、情報学環・学際情報学府などがあります。

さらに工学系研究科には、18専攻、2附属施設、7附属センターがあります。同科だけで教員数500人、事務・技術職員200人という布陣です。これに学部生2,000人や大学院生2,000人、博士課程の学生1,000人が加わります(学部生のみ他科を含む)。

東大工学部の年間予算は234億円に及びます(2017年度支出額)。毎年これだけのお金を使って研究や教育を行っています。一般的に大企業は従業員300人以上の会社のことですので、東大工学部工学系研究科は超大企業に匹敵する規模があります。

工学系研究科長の大久保達也教授は、東大工学部が「世界のトップグループに位置している」と胸を張ります。さらに「現代社会が抱える困難を打ち破るイノベーションを推進する中核になることを目指している」とも述べています。

この話を聞くと、まるでトヨタやパナソニック、日立などの日本を代表する製造業の社長の言葉のようです。

東大工学部が他大学の工学部と異なるのは、その使命感の強さでしょう。例えば、東大工学部建築学専攻では、建築の開発、計画、設計、生産、経営を学ぶだけでなく、政策提言を担える人材育成にも力を入れています。さらに、新時代にふさわしい環境をつくるための新しい学問体系を構築することも視野に入れています。

東大工学部は、日本の工業を発展させるだけでなく、新しい工業を生み出そうとしているのです。

東大工学部の偉大な卒業者たち

東大工学部の卒業者のなかには、大企業のトップに就任している人がいます。日立製作所の取締役会長代表執行役の中西宏明氏、東レの代表取締役社長の日覺昭葊氏、NTTデータの代表取締役社長の岩本敏男氏、彼らは東大工学部卒です。

中西氏は東大工学部の学習プログラムは「よくできていた」と振り返ります。中西氏は東大工学部で、社会の見方や意識の持ち方を教わりました。そして、卒業するときには「自分は電気工学のプロ、なんでもわかる」と確信できたといいます。
その結果、社会に出て新しいことに遭遇しても、抵抗感なく自信を持って何事にも取り組めました。

まとめ

東大工学部で学ぶことは特別な意味を持ちます。日本の産業を背負って立つ人材になるような教育を授かるからです。

東大工学部受験が難しいのは、入学後により難しい勉強が待っているからです。東大工学部を志す受験生は、東大合格で難しい勉強が終るわけではないことを覚悟する必要があるでしょう。東大工学部に入れば、「受験勉強は簡単だった」と感じることができるかもしれません。

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