2025年イチオシ予備校ピックアップ10選2025年イチオシ予備校ピックアップ10選

旧帝大の偏差値一覧や入試の傾向、合格に向けた勉強法について

旧帝大は、帝国大学として設立された難関国立大学群を指します。7校で構成され、研究・教育などの面で国内でも高い評価を受けています。旧帝大の基本情報を一覧で確認することで、各大学の特徴を比較しやすくなるでしょう。

本記事では、旧帝大の偏差値や創立年、学生数などを一覧表で紹介します。旧帝大の基本情報を一目で確認し、大学ごとの特徴を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

旧帝大の一覧表

教室

下表では、旧帝大の基本情報についてまとめました。

大学 創立年 学部学生数 学部 偏差値 キャンパス
北海道大学 1911年 11,365人 文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、農学部、獣医学部、水産学部 50.0~67.5 札幌キャンパス、函館キャンパス
東北大学 1907年 10,452人 文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、農学部 52.5~67.5 片平キャンパス、川内キャンパス、青葉山キャンパス、星稜キャンパス
東京大学 1877年 13,173人 教養学部、法学部、経済学部、文学部、教育学部、工学部、理学部、農学部、薬学部、医学部 67.5~72.5 本郷キャンパス、駒場キャンパス、柏キャンパス、中野キャンパス、白金キャンパス
名古屋大学 1939年 8,677人 文学部、教育学部、法学部、経済学部、情報学部、理学部、医学部、工学部、農学部 50.0~67.5 東山キャンパス、鶴舞キャンパス、大幸キャンパス
大阪大学 1931年 15,111人 文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、基礎工学部 57.5~70.0 豊中キャンパス、吹田キャンパス、箕面キャンパス
京都大学 1897年 12,752人 総合人間学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、薬学部、工学部、農学部 60.0~72.5 吉田キャンパス、宇治キャンパス、桂キャンパス
九州大学 1911年 11,687人 共創学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、芸術工学部、農学部 55.0~67.5 伊都キャンパス、病院キャンパス、筑紫キャンパス、大橋キャンパス、別府キャンパス、箱崎サテライト

※2025年5月時点

旧帝大のなかで最も学生数が多い大学は大阪大学であり、大規模な総合大学であることが窺えます。一方で、名古屋大学は約8,700人と旧帝大のなかでは比較的小規模です。

旧帝大の各校の特色

学校の雰囲気

旧帝大は、それぞれに独自の強みや校風があります。以下では、各大学が持つ特色や教育方針について見ていきましょう。

北海道大学

北海道大学は、札幌市と函館市にキャンパスを置く国立大学です。水産学部や獣医学部など、自然豊かで広大な土地を活かした学部を有しています。水産・農業などに関連する分野を学べる学部がある点が特徴です。寒冷地研究や水産学、農学などの分野で研究が行われています。

また、北海道大学には「総合入試」と呼ばれる入試制度が導入されています。総合入試は、文系・理系の総合入試枠で受験し、1年次の成績や個人の志望によって学部・学科に進学できるシステムです。入学後の1年間は全員が総合教育部に所属し、教養科目を学びます。

東北大学

東北大学は、宮城県仙台市に4つのキャンパスを擁する国立大学です。「研究第一主義」を掲げ、航空宇宙やナノテクノロジーなど幅広い領域での研究に力を入れています。理系学部では大学院へ進学する学生の割合が高く、卒業後に研究機関や公的機関へ進む人もいます。

現代社会に必要な教養や言語運用能力の習得を目的とした「全学教育」も特徴の一つです。全学教育のなかには、各学部の専門教育に直結する科目も設けられており、専門分野の基礎的なスキルを身に付けられます。

東京大学

東京大学は、東京都文京区に本郷キャンパスを構える国立大学で、「東大」の名称で広く知られています。国内でもトップクラスの偏差値を誇り、全国の上位層が集まる総合大学です。

カリキュラムは1・2年次の前期課程と、3・4年次の後期課程に分かれています。前期課程では全員が教養学部に所属し、幅広い分野の基礎的な学びを深めたうえで、後期課程で希望する学部・学科へ進学します。専門分野を決める前に多様な知識へ触れられるため、自身の興味を見極めながら学べる点が魅力です。

名古屋大学

名古屋大学は、旧帝大のなかでは最も新しく誕生した国立大学です。専門分野の学びに加えて、産業界や地域社会との連携を重視しています。就職先として、自動車産業を含む幅広い業界が挙げられます。また、物理学や化学などの理系分野に強く、ノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られています。

高度な研究を推進する施設が充実している点も、名古屋大学の魅力です。持続可能な社会の実現を目的とした「未来材料・システム研究所」や、地球環境問題の解決を目指す「宇宙地球環境研究所」など、さまざまな設備が設置されています。

大阪大学

大阪大学は、大阪府吹田市に本部を置く国立総合大学で、研究が盛んな大学として知られています。入学後の1~1年半は全学共通教育が実施され、すべての学生が豊中キャンパスで幅広い基礎教養を学ぶことが可能です。旧帝大のなかで唯一の「外国語学部」を持ち、アジア・ヨーロッパ・中東など多言語にわたる専門教育を展開しています。

一部の学部・学科では、「早期卒業」と呼ばれる制度を導入している点も特徴です。特定の要件を満たすと、通常よりも1年早く大学院への進学が認められます。

京都大学

京都大学は、京都府に複数のキャンパスを構える国立大学です。1897年に第二の帝国大学として創設され、長い歴史のなかで独自の学風を築いてきました。世界各国から多数の学生や研究者が集い、多彩な研究に取り組んでいます。

京都大学の学生は、数多くの授業やボランティア活動、サークル活動を通じて、多様な経験を積んでいくことが可能です。こうした環境から、ノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られています。

九州大学

九州大学は、福岡県福岡市に本部を置く国立総合大学です。分離融合型の学びを実現する共創学部や、デザイン・工学を横断的に学べる芸術工学部など、旧帝大のなかでも個性的な学部があります。

また、地理的な強みを活かし、アジア各国との学術交流が盛んです。「九州大学アジアウィーク」では、アジアにまつわる研究教育や文化を国内外に発信し、海外大学との連携を強化しています。国際社会で活躍できる柔軟な思考力を持った人材の育成を目指している大学です。

旧帝大の偏差値一覧

偏差値

以下では、旧帝大の偏差値を表にまとめました。

大学 偏差値
北海道大学 文学部 62.5、教育学部 60.0~62.5、法学部 60.0~62.5、経済学部 60.0~62.5、理学部 57.5~65.0、医学部 50.0~67.5、歯学部 57.5、薬学部 57.5~62.5、工学部 57.5~65.0、農学部 57.5~60.0、獣医学部 57.5~65.0、水産学部 55.0~57.5
東北大学 文学部 60.0、教育学部 60.0、法学部 60.0、経済学部 60.0~67.5、理学部 60.0~67.5、医学部 52.5~67.5、歯学部 57.5、薬学部 60.0、工学部 60.0、農学部 60.0
東京大学 教養学部 67.5、法学部 67.5、経済学部 67.5、文学部 67.5、教育学部 67.5、工学部 67.5、理学部 67.5、農学部 67.5、薬学部 67.5、医学部 67.5~72.5
名古屋大学 文学部 62.5、教育学部 62.5、法学部 60.0、経済学部 60.0、情報学部 60.0~62.5、理学部 60.0、医学部 50.0~67.5、工学部 57.5~60.0、農学部 57.5
大阪大学 文学部 65.0、人間科学部 65.0、外国語学部 57.5~62.5、法学部 65.0、経済学部 65.0、理学部 60.0~62.5、医学部 57.5~70.0、歯学部 60.0、薬学部 62.5、工学部 60.0~62.5、基礎工学部 62.5~65.0
京都大学 総合人間学部 65.0~67.5、文学部 67.5、教育学部 65.0~67.5、法学部 67.5、経済学部 65.0~67.5、理学部 65.0、医学部 60.0~72.5、薬学部 65.0、工学部 62.5~65.0、農学部 62.5~65.0
九州大学 共創学部 60.0、文学部 60.0、教育学部 60.0、法学部 60.0、経済学部 57.5~60.0、理学部 57.5~65.0、医学部 55.0~67.5、歯学部 60.0、薬学部 57.5~60.0、工学部 55.0~65.0、芸術工学部 55.0~60.0、農学部 55.0

※2025年11月時点

旧帝大は日本の国立大学のなかでもトップクラスの難易度を誇りますが、学部によって偏差値の幅が広い点が特徴です。平均偏差値が最も高いのは東京大学で、多くの学部が高い水準にあります。

旧帝大のどの大学でも、医学部の偏差値は非常に高く、70.0を超えるケースもあります。また、学部によっては、偏差値が50台前半のところもあります。私立大学の難関校と同程度の水準になるケースもあります。

旧帝大入試の特徴

マークシート

旧帝大の入試は、難易度が高いだけでなく、大学ごとに問題の傾向が大きく異なります。以下では、一次試験と二次試験の特徴について解説します。

一次試験の科目数が多い

通常、私立大学の入試は2~3科目で受験できることが多く、得意科目に絞って対策しやすい点が特徴です。一方、旧帝大はいずれも国公立大学であり、共通テストでは複数教科・科目の受験が求められます。科目数が多いため、幅広い科目で安定した得点を取れるかどうかが合否を左右します。

さらに、苦手科目があると全体の総合点が伸びにくく、得意科目で高得点をとっても補いきれない場合があります。旧帝大を志望する場合は、早い段階から苦手分野を克服し、バランス良く得点できる学力を身につけることが欠かせません。

二次試験の重要度が高い

旧帝大では、多くの大学で二次試験の配点が高く設定されており、共通テストよりも二次試験の結果が合否に強く影響します。

二次試験は記述式・論述式の問題が中心で、単に知識を覚えているだけでは太刀打ちできません。思考の過程を示す力や、自分の言葉で論理的に表現する力が求められます。例えば数学であれば、解法の流れを丁寧に説明することが重視されます。

また、国語や社会系では文章構成力、理科では実験データを踏まえた論述力など、教科ごとに体系的な理解が欠かせません。こうした力を身につけるには、日頃から深い理解と表現力を磨く学習が必要になります。

旧帝大合格に向けた勉強法

講習を受けている

旧帝大の受験では、広い試験範囲と難関な二次試験への対応力が求められます。以下では、旧帝大の合格に近づくための勉強法について解説します。

早い時期から対策をはじめる

旧帝大の合格を目指す場合、私立大学よりも試験範囲が広く、基礎から応用まで十分に理解するための学習時間を確保する必要があります。そのため、できるだけ早い段階から計画的に勉強をはじめることが大切です。まずは「どの時期に何を勉強するか」という大まかなスケジュールを作り、日々の学習習慣を定着させましょう。

学校の授業で学んだ内容を、その日のうちに復習する姿勢が大切です。特に旧帝大は、二次試験で各単元の深い理解が求められるため、基礎が抜けていると成績を効率良く伸ばせません。学校の定期テストにしっかり取り組むことは、結果的に基礎学力の底上げにつながります。

記述力を鍛える

旧帝大の二次試験対策では、記述式の問題に慣れることが重要です。「なぜそのような答えになるのか」「どのような考え方で結論に至ったのか」といった理由や背景を、自身の言葉で説明する力が試されます。普段から論理的に文章を組み立てる習慣を持つことで、読み手にとってわかりやすい答案が書けるようになるでしょう。

記述力を伸ばすには、単に問題を解くだけでなく、解答を振り返ることも大切です。学校の先生や予備校の講師などに添削してもらうと、自身では気付けない弱点を把握できるため、効率良く改善できます。

志望大学の出題傾向を把握する

旧帝大は、大学ごとに出題傾向や問題の形式が大きく異なります。例えば、東京大学は設問数が多く、幅広い知識とスピーディーな処理能力が要求されます。一方で京都大学は、ひねりを効かせた独創性のある問題が多く、柔軟な発想や表現力が求められます。

志望大学によって求められる能力が変わるため、過去問演習を通じて傾向を把握し、大学ごとの特徴に合わせて対策することが重要です。時間配分の練習や解答作成のコツを身に付けることで、試験本番のパフォーマンスが向上するでしょう。

まとめ

旧帝大はいずれも国立大学であることから受験科目数が多く、十分な勉強時間を確保する必要があります。教科書の内容や公式を丸暗記するだけではなく、過去問を繰り返し解き、記述力を高めることが合格への近道です。

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