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難関国立大学はどこから?入試の特徴や必要な勉強時間について

難関国立大学とは、具体的にどこから指すのか気になる方も多いでしょう。一般的には、偏差値60.0以上が1つの目安とされていますが、実際の入試では偏差値だけで難易度を判断できるわけではありません。試験内容や合格最低点、出題範囲など、さまざまな要素から判断されます。

本記事では、難関国立大学はどこから難関とされるのかをはじめ、入試の特徴や合格に向けて必要な勉強時間の目安などを解説します。難関国立大学を目指す受験生は、今後の学習計画の参考にしてください。

難関国立大学はどこから?

難関国立大学はどこから?

まずは、どこからが難関大学なのかを判断する方法について解説します。

目安は偏差値60.0以上

一般的に偏差値60.0以上の国立大学は「難関」と認識されやすい傾向があります。偏差値60.0は、受験生全体の上位約16%に位置する学力層に該当し、高い学力が求められるレベルです。

また、偏差値70.0を超える大学や学部になると、「超難関」「最難関」と表現されるケースも少なくありません。ただし、偏差値は学部や入試方式、志願者の得意・不得意によって差が出ます。偏差値は、難関国立大学に該当するかどうかの1つの目安としてとらえることが大切です。

偏差値以外で確認したい項目

大学が難関なのかは偏差値で判断されることが多いものの、入試傾向・試験形式・配点バランスといった点も確認しておきたいポイントです。共通テスト重視型なのか、二次試験重視型なのかによって、同じ偏差値帯だとしても難易度の感じ方は大きく異なります。

また、自分の得意科目で高得点を狙える大学・学部を選ぶと、合格の可能性を高めることが可能です。一方で、募集人数が少ない学部や記述量の多い入試では、体感的な難易度が高くなりやすいので注意しましょう。

難関と認識されやすい国立大学は?

全国的に難関と認識されやすい国立大学は、以下のとおりです。

・東京大学

・京都大学

・一橋大学

・東京科学大学

・北海道大学

・東北大学

・名古屋大学

・大阪大学

・九州大学

東京一工や旧帝大は学力水準が高く、入試難易度も全国トップクラスです。ただし、大学全体が一律に難関というわけではなく、学部・学科単位で難易度が高いケースも多く見られます。

志望校を検討する際は、大学名だけで判断せず、学部ごとの入試情報を確認しましょう。

難関国立大学の特徴

テスト用紙

難関国立大学の入試には、一般的な大学とは異なるいくつかの特徴があります。特徴を理解しておくと、志望校選びや学習計画を立てる際の参考になるでしょう。

以下では、受験生が押さえておきたいポイントについて解説します。

入試では論述力や表現力が求められる

難関国立大学の二次試験では、記述式・論述式の問題が多く出題される傾向があります。単なる知識の暗記だけでは対応できず、なぜそう考えたのかという過程や理由を説明する力が重視される点が特徴です。

文章力は国語に限らず、英語・数学・理科・社会といった幅広い科目で求められます。設問の意図を正確に読み取り、限られた字数や試験時間のなかで論理的にまとめる表現力が、合否を分ける要素となるでしょう。そのため、日頃から記述問題に取り組み、自身の考えを言語化する練習が欠かせません。

合格最低点が高く設定されている

難関国立大学では、合格最低点が高めに設定されている点も大きな特徴です。共通テストでは、8割以上の得点がなければ合格を目指すのが難しい大学・学部が多く見られます。二次試験においても一定以上の得点が求められるため、苦手科目があると不利になりやすい傾向があります。

受験生同士の実力差が小さいことから、たった1問の取りこぼしや小さなミスが合否を左右するケースも珍しくありません。高得点を安定して取るには、得意科目を伸ばすだけでなく、苦手分野を早めに克服する対策が必要です。

出題範囲が広い

難関国立大学の入試では、教科書レベルの基本事項だけでなく、応用的な内容まで幅広く問われることが多いです。複数分野を組み合わせた融合問題や思考力重視の設問が出題される点も特徴といえます。

出題範囲が限定されにくいため、特定分野だけを重点的に対策するのではなく、どこから出題されても対応できる総合力が求められます。そのため、過去問研究に加えて、基礎からの理解と反復学習を積み重ねることが欠かせません。

また、早い段階から全範囲を見据えた学習計画を立てることが、難関国立大学対策では必要になります。

難関国立大学の合格に向けた勉強時間

教室で勉強

難関国立大学を目指す場合、学年ごとに目安となる時間と意識すべき学習内容を把握しておくと、効率的な学習計画を立てやすくなるでしょう。

以下では、高校1年生から高校3年生までの勉強時間と勉強法を学年別に解説します。

高校1年生:2~4時間

高校1年生の段階では、英語・数学・国語といった主要科目の積み上げを重視してください。まずは教科書に記載されている内容を確実に理解し、基礎を完璧に固めることを目標にしましょう。学校の授業に加えて、予習・復習にしっかり取り組み、毎日勉強する習慣を身に付けることが大切です。

高校1年生のうちから対策することで、高校3年生になってから本格的に受験勉強を開始する人よりも、有利に学習を進められます。また、学校の定期テストについても、暗記に頼るのではなく、仕組みや背景を理解する意識を持つことで、将来の応用問題への対応力が高まるでしょう。

高校2年生:3~5時間

高校2年生になったら、高校1~2年生で学習した範囲の総復習と基礎固めに力を入れましょう。新たに学ぶ分野の理解に支障が出ないように、特に英語の英単語・英文法、数学の公式や基本問題は、確実に身に付けておくのが理想です。

文系・理系を問わず、語彙力の強化と読解力の向上に重点を置くことが重要になります。また、定期的に模試を受験し、自分の現在地や弱点を客観的に把握することで、今後の学習方針を明確にできるでしょう。

高校3年生:5~10時間

高校3年生になると、勉強時間の確保に加えて、質を意識することが求められます。志望校の入試傾向を踏まえた対策に取り組み、必要な科目・分野に学習時間を重点的に配分しましょう。

夏休みや冬休みなどの長期休暇を有効活用できれば、ライバルとの差を大きく広げるチャンスになります。問題集はまず共通テストレベルから取り組み、理解が進んだ段階で国公立大学レベル、さらに志望校の過去問へと段階的にステップアップしていく方法が効果的です。

難関国立大学に入るために心がけたいこと

勉強のノート

難関国立大学を目指すうえでは、勉強時間や学習内容だけでなく、日々の姿勢や取り組み方も合否に大きく影響します。

最後に、難関国立大学合格に向けて、意識しておきたいポイントを解説します。

全科目に対応できるようにする

難関国立大学は受験科目数が多く、特定の科目だけが得意でも合格しにくい点が特徴です。そのため、幅広い科目に対応できる総合的な学力が求められます。

得意科目をさらに伸ばすことも大切ですが、それ以上に不得意な科目を克服するほうが得点の底上げにつながりやすいケースも少なくありません。苦手分野は放置せず、できるだけ早い段階から対策することが重要です。

参考書は何冊も活用するのではなく、難関国立大学レベルに合った1冊を繰り返し使い込み、演習を重ねることで知識を着実に身に付けるようにしましょう。

勉強を習慣化させる

難関国立大学を目指すには、継続的な学習が欠かせません。やる気が出ない日であっても、机に向かう姿勢を崩さないことが大切です。

無理のある計画は長続きしないため、無理なく継続できる学習スケジュールを立てましょう。「問題集を2ページ進める」「英単語を20個覚える」など、達成可能な目標を設定し、毎日続けることで学習は自然と習慣化していきます。

こうした積み重ねによって、モチベーションに左右されず勉強に取り組める状態を作ることが、難関国立大学合格への近道となります。

まとめ

難関国立大学は、一般的に偏差値60.0以上が1つの目安とされ、入試では記述力や論理的な表現力、幅広い科目への対応力が求められます。得意科目を伸ばすだけでなく、苦手科目を早めに克服し、全体の得点力を底上げすることが大切です。

また、難関国立大学の入試は出題範囲が広く、対策に時間がかかる傾向があります。塾や予備校を活用することで、入試傾向に沿った指導を受けられ、効率良く学力を伸ばせるというメリットもあります。自身の興味に合った学習環境を選び、早めに計画的な対策を進めていきましょう。

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