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MARCHで逆転合格しやすい学部はどこ?実践すべき対策とは

大学別

関東の大学グループであるMARCHは難関私立大学として知られていますが、なかには逆転合格しやすい学部もあります。ほかの学部に比べて偏差値が低かったり、キャンパスが都心部から離れていたりする場合、志望者が少ない穴場の学部であるといえます。MARCHへの逆転合格を目指すのであれば、入りやすい学部を見つけることが先決です。

本記事では、MARCHのなかで逆転合格しやすい学部を紹介します。MARCHに合格するために取り入れたい勉強法についても解説するので、逆転合格を目指している受験生はぜひ参考にしてください。

MARCHのなかで逆転合格しやすい学部の7つの特徴

MARCHのなかで逆転合格しやすい学部の7つの特徴

MARCHへの逆転合格を目指すのであれば、難易度や倍率が低い学部を選びましょう。以下では、逆転合格しやすい学部の7つの特徴を解説します。

特徴1:偏差値が低い

偏差値が高い学部の多くは人気が高く、志願者が集中する傾向にあります。MARCHは学部によって偏差値に大きな差があるため、偏差値が低い学部であれば逆転合格を狙えるでしょう。

MARCHのなかには、偏差値が50台前半の学部もあります。学部ごとの偏差値を比較する際は、過去数年分のデータを確認しましょう。

特徴2:受験科目数が少ない

MARCHに逆転合格したい場合、短期間で集中的に対策しなくてはなりません。受験科目数が多いと、1つの科目の勉強を一気に進められず、十分に対策しきれない可能性があります。

そのため、なるべく科目数を絞り、1科目ごとの完成度を高めるようにしましょう。受験科目数が少なければ1科目あたりの対策量を増やせるので、入試傾向の把握や細かな対策に多くの時間を充てられます。

特徴3:得意科目の配点率が高い

得意科目の配点率が高い学部は、逆転合格を目指すうえで有利となるでしょう。ほかの科目で思うような結果が出せなくても、得意科目でカバーできる可能性があります。

MARCHは英語の配点率が高い学部が多く、英語が得意な人であれば逆転合格しやすいです。英語が苦手な場合、受験科目に英語がない学部を選びましょう。

特徴4:研究分野がマイナー

マイナーな分野を取り扱う学部、知名度が低い学部などは志願者が減る傾向にあります。この理由は、一般的な分野を取り扱う知名度が高い学部には、多くの志願者が集まるためです。

また、あまり知られていない研究分野の学部は、入試の難易度が低くなる可能性があります。

特徴5:合格最低点が低い

合格最低点とは、合格者のなかで最も低い点数のことです。MARCHは学部によって合格最低点にバラつきがあります。合格最低点が低い学部も、逆転合格しやすい学部であると考えられるでしょう。

合格最低点を目安に受験対策する場合、「合格最低点+10点程度」の点数を目標にすることをおすすめします。なお、各大学の合格最低点は「大学受験パスナビ」で確認可能です。

特徴6:人気学部と入試日程が同じ

逆転合格しやすい学部を探す際は、各学部の入試日程も確認しましょう。人気のある大学・学部と入試日程が被っている学部は、倍率が下がる可能性があります。これは人気が高い大学や学部に、志願者が集中するためです。

また、同じ日に同系統の学部の試験が実施される場合、受験生が分散するケースもあります。

特徴7:キャンパスが都心部から離れている

逆転合格を目指すのであれば「僻地キャンパス」にある学部もおすすめです。僻地キャンパスとは、都会から離れた場所にある、利便性が低いキャンパスを指します。

僻地キャンパスの学部は利便性が悪い分、人気が下がる傾向にあるため、逆転合格を目指している人にとっては狙い目といえるでしょう。

MARCHに逆転合格したい人におすすめの学部

MARCHに逆転合格したい人におすすめの学部

以下では、偏差値や立地を比較しながら、MARCHに逆転合格したい人におすすめの学部を紹介します。

偏差値で比較

下表では、MARCHのなかで比較的偏差値が低い学部をまとめました。

大学名 学部・偏差値
明治大学 農学部 57.5~62.5
総合数理学部 57.5~60.0
青山学院大学 地球社会共生学部 57.5
理工学部 55.0~57.5
コミュニティ人間科学部 55.0
立教大学 コミュニティ福祉学部 57.5
スポーツウエルネス学部 55.0
理学部 57.5
中央大学 文学部 52.5~60.0
国際経営学部 52.5~60.0
理工学部 50.0~60.0
法政大学 情報科学部 52.5~57.5
理工学部 52.5~57.5
生命科学部 52.5~57.5

※2024年度11月時点

MARCHの最低偏差値は50.0であり、中央大学の理工学部が該当します。また、2番目に低い偏差値である52.5の学部は、中央大学と法政大学に集中しています。

偏差値で判断するのであれば、中央大学と法政大学が逆転合格しやすいといえるでしょう。なお、偏差値が低い学部のなかには理系学部もあり、自身の得意科目によって難易度が変わる場合があります。

キャンパスの立地で比較

下表では、MARCHのなかで都心から離れているキャンパスと設置学部をまとめました。

大学名 キャンパス・設置学部
明治大学 生田キャンパス 理工学部、農学部
青山学院大学 相模原キャンパス 理工学部、社会情報学部、地球社会共生学部、コミュニティ人間学部
立教大学 新座キャンパス 観光学部、現代心理学部、コミュニティ福祉学部、スポーツウエルネス学部
中央大学 多摩キャンパス 経済学部、商学部 文学部、総合政策学部、国際経営学部
法政大学 多摩キャンパス 経済学部、社会学部、現代福祉学部、スポーツ健康学部
小金井キャンパス 理工学部、情報科学部、生命科学部

都心から離れている僻地キャンパスは、大学外の人々との交流が減ったり、通学に時間がかかったりする点がデメリットです。しかし、都心のキャンパスよりも敷地面積が広いケースが多く、落ち着いた環境でのびのびと勉強できる可能性があります。

MARCHに逆転合格するための勉強法

MARCHに逆転合格するための勉強法

最後に、MARCHへ逆転合格するために取り入れたい3つの勉強法を紹介します。勉強の進め方がわからない人は、以下の内容を参考にしてみてください。

勉強の質を高める

MARCHへの逆転合格を目指すには、無駄な時間を極力減らし、優先順位を考えたうえで対策に取り組むことが大切です。具体的には試験科目の配点率を確認し、配点率が高い科目の対策を優先しましょう。

また、現段階での学力や苦手分野を考慮しつつ、試験当日までにやるべき内容を整理する必要があります。「何を」「何日までに」「どのくらいの範囲やるのか」について考え、具体的なスケジュールを立ててください。定期的に実施される模擬試験を中間目標として設定すると、日頃の学習成果を把握できるようになります。

過去問演習を繰り返す

MARCHへの逆転合格を目指すためには、志望校の入試傾向に沿った対策が欠かせません。基礎学力を身につけたら、行きたい大学の過去問演習を始めましょう。出題傾向は大学によって異なりますが、過去問を解いていくと志望校の出題傾向や形式を把握できるようになります。

点数が合格最低点に満たなくても落胆せずに、すぐに復習することが重要です。出題頻度が高い分野、理解が不足している箇所の勉強に力を入れましょう。不正解だった問題は、間違えた理由を確認し、解説にしっかりと目を通してください。

また、本番の緊張を和らげるために、試験当日と同じ時間で過去問に取り組むようにしましょう。演習を重ねるうちに、時間配分のコツを掴めるようになります。

塾や予備校に通う

MARCHは難関大学であり、穴場の大学を選んだとしても逆転合格することは簡単ではありません。塾や予備校であれば、プロの講師による大学受験の対策に特化した授業を受けられます。勉強方法や効率的な学習スケジュールをアドバイスしてくれる場合もあり、勉強の質を高めながら逆転合格を目指せるでしょう。

集団・個別指導・オンラインなど、塾や予備校によって授業方式が異なります。学力や志望する学部に合わせて選びましょう。

まとめ

まとめ

MARCHのなかで逆転合格しやすい学部には、偏差値や合格最低点が低い、都心部から離れているなどの特徴があります。競争率が低い学部を選ぶことも大切ですが、逆転合格に向けた戦略的な対策も必要です。

MARCHへの逆転合格を目指すのであれば、MARCHの対策に特化した塾や予備校に通い、効率よく勉強することをおすすめします。塾・予備校を探している高校生・浪人生は「イチオシ予備校一覧ページ」をチェックしてみてください。

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