高学歴の大学がどこからなのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。高学歴という言葉に、明確な定義があるわけではありません。偏差値や大学のブランド力、就職実績など、どの要素を重視するかによって基準は異なります。
本記事では、高学歴の基準やメリット、入学後に気を付けるべきポイントについて解説します。高学歴とされる大学の合格に向けた勉強法についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
高学歴はどこから?

まずは、高学歴の基準について解説します。
高学歴の基準
高学歴の基準は明確に定められてはいませんが、一般的には難関私立大学や知名度のある国立大学に進学した人を指すことが多いです。具体的には、偏差値55以上の大学に進学した人が高学歴と見なされる傾向があります。
ただし、偏差値だけで判断することは難しく、就職実績・設備・ブランド力など、評価されるポイントは多岐にわたります。そのため、同じ偏差値帯であっても企業からの評価が高い大学は、高学歴と認識されやすくなります。
高学歴の大学はどこから?
「高学歴はGMARCHから」ととらえるケースが多いといわれています。GMARCHは、偏差値だけでなく知名度や就職実績も高く、難関私大グループとして広く認識されています。なかには偏差値が65.0を超える学部もあり、これは上位約5~10%の学力層です。
都市部の企業では「GMARCH以上」を採用基準の一つとするケースもあり、社会的にも高く評価されています。
高学歴とされる大学一覧

以下では、高学歴とされる大学の偏差値や世間での評価などについて解説します。
東京一工
東京一工の偏差値について、下表にまとめました。
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 東京大学 | 67.5~72.5 |
| 京都大学 | 60.0~72.5 |
| 一橋大学 | 65.0~72.5 |
| 東京科学大学 | 50.0~70.0 |
※2025年11月時点
東京一工は、国内でトップクラスの難易度と知名度を持つ大学群です。東京一工に進学すれば、高学歴を手に入れたといえるでしょう。偏差値70超えの学部もあり、合格を目指すには相当の努力が必要です。
早慶上理ICU
早慶上理ICUの偏差値について、下表にまとめました。
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 早稲田大学 | 60.0~70.0 |
| 慶応義塾大学 | 57.5~72.5 |
| 上智大学 | 52.5~70.0 |
| 東京理科大学 | 42.5~62.5 |
| 国際基督教大学 | 65.0~67.5 |
※2025年11月時点
早慶上理ICUは、首都圏の難関私立大学です。特に、早稲田大学と慶應義塾大学の2校は全国的にも人気があり、トップレベルの私立大学といわれています。東京一工と同水準の偏差値の学部もあり、高学歴ととらえる人が多いです。
旧帝大
旧帝大の偏差値について、下表にまとめました。
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 東京大学 | 67.5~72.5 |
| 京都大学 | 60.0~72.5 |
| 北海道大学 | 50.0~67.5 |
| 東北大学 | 52.5~67.5 |
| 名古屋大学 | 50.0~67.5 |
| 大阪大学 | 57.5~70.0 |
| 九州大学 | 55.0~67.5 |
※2025年11月時点
旧帝大は、各地域を代表する難関の国立大学です。早慶上理ICUに匹敵する難易度の学部もあり、高学歴に該当する大学といえます。地方での就職を考えているのであれば、旧帝大は有利な大学といえるでしょう。
GMARCH
GMARCHの偏差値について、下表にまとめました。
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 学習院大学 | 55.0~57.5 |
| 明治大学 | 57.5~67.5 |
| 青山学院大学 | 52.5~65.0 |
| 立教大学 | 55.0~65.0 |
| 中央大学 | 52.5~62.5 |
| 法政大学 | 52.5~62.5 |
※2025年11月時点
GMARCHは、関東を代表する難関私立大学であり、高学歴とみなされやすい大学グループです。逆に、GMARCH以下になると高学歴と認識されにくい傾向にあります。高学歴とされる大学に入りたい場合、まずはGMARCHを目指すのがおすすめです。
関関同立
関関同立の偏差値について、下表にまとめました。
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 関西大学 | 50.0~60.0 |
| 関西学院大学 | 50.0~70.0 |
| 同志社大学 | 55.0~62.5 |
| 立命館大学 | 50.0~67.5 |
※2025年11月時点
関関同立は、関西を代表する難関私立大学です。難易度はGMARCHと同程度であり、高学歴と認識されるケースが多いです。関西圏で高学歴を目指す場合、まずは関関同立を目標に設定するとよいでしょう。
高学歴を目指す3つのメリット

高学歴を目指すことは、将来の選択肢を広げたり、社会的な信頼を得やすくなったりなど、さまざまなメリットがあります。
以下では、高学歴を目指すうえで得られるおもなメリットを3つ紹介します。
メリット1:就職活動が有利になる
就職活動において、高学歴は大きな強みとなります。企業の一部では学歴フィルターを設けているケースがあり、一定のレベル以上の大学に在籍していないと書類選考の段階で不利になることがあります。
その点、高学歴の大学であれば書類で落とされにくく、採用担当者の目に留まりやすいというメリットがあります。また、大学自体の知名度やブランド力が高いほど、企業とのつながりが豊富です。特別な説明会やインターンシップ関連の情報に触れられるチャンスも増えるでしょう。
就職の選択肢が広がり、自身に合った働き方を実現しやすくなる点は大きなメリットといえます。
メリット2:周囲に好印象を与えられる
会話のなかで出身大学を聞かれるケースは少なくありません。自己紹介や雑談のなかでも話題に上がりやすい項目です。そのため、高学歴であることは初対面の相手に「しっかりしていそう」「努力ができる人」といった好印象を与えやすく、信用を得るための後押しとなります。
また、家族や親族、友人に対しても胸を張れるようになり、自己肯定感につながるでしょう。
このように、高学歴であることは、さまざまな場面で信頼を示す肩書きとして有効に機能します。
メリット3:整った環境で勉強できる
高学歴とされる大学は、多くの場合、教育環境・研究設備が整っています。最新の図書館や最先端の研究機材、専門性の高い授業など、質の高い学びを得られる機会が豊富に用意されています。
また、全国から優秀な学生が集まるため、日常的にいい刺激を受けながら学べる点も大きな魅力です。学内の友人と切磋琢磨しながら、スキルを伸ばせます。教授陣の質も高く、専門知識からキャリア形成に関するアドバイスまで、有力な情報を得られる点もメリットです。
高学歴とされる大学で得た知識や経験、人脈は卒業後も大いに役立ちます。
高学歴を取得したあとの注意点

高学歴とされる大学に進学できたからといって努力をやめてしまうと、せっかくの強みを十分に活かせない可能性があります。
以下では、高学歴を取得したあとに意識すべき注意点について詳しく解説します。
努力を継続する
難関大学に合格したあと、「もう頑張らなくても大丈夫」と安心することは避けるべきです。実際には、高学歴だけで物事が順調に進むとは限らず、入学後にどれだけ自分を磨けるかが将来を大きく左右します。
大学では、授業や研究活動だけでなく、サークル活動やボランティア活動など、学びの機会が非常に多く存在します。主体的に動くことで、新たな知見が得られるうえに、多彩なスキルを習得できます。入学しただけで慢心せず、目標に向かって勉強や経験を積み続けることを大切にしましょう。
謙虚さを忘れない
高学歴は大きな強みである一方、必要以上にアピールすると、周囲からの印象が悪くなり、人間関係を損なう可能性があります。学歴はあくまで努力の結果であり、周りより優れている証明になるわけではありません。
良好な人間関係を築くうえで求められるのは、学歴そのものではなく、実力や相手への配慮といった人柄の部分です。どれだけ高学歴であっても、横柄な態度が続けば、信頼を失うことにつながります。高学歴という肩書きに依存せず、普段の行動や言動を意識すると、社会に出てからも周囲からの信頼を得やすくなるでしょう。
高学歴とされる大学に合格するには

高学歴とされる大学に合格するには、闇雲に勉強するだけではなく、継続的な努力が欠かせません。特に難関大学は、基礎力の定着と応用力の強化が求められるため、早い段階から計画的に学習を進めることが大切です。
最後に、合格へ近づくために押さえておくべき勉強法について解説します。
学習習慣を身に付ける
難関大学の合格を目指すうえで最も大切なことは、毎日勉強に取り組む習慣作りです。学力は短期間で急激に伸びるものではなく、日々の積み重ねによって少しずつ定着していきます。初めのうちは短時間の学習からスタートし、少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。
一日のはじめに「10個の英単語を覚える」「数学の問題集を5ページ進める」など、達成可能な小さな目標を設定すると、モチベーション維持にもつながります。日々の習慣が積み重なることで、勉強しないと落ち着かない状態になり、学習が生活の一部になります。
数学と英語の対策に力を入れる
高学歴とされる大学の場合、英語と数学が合否を大きく左右する科目です。どちらも積み重ね型の科目であり、早い段階から重点的に取り組む必要があります。
高校1年生のうちは学校の授業を優先しながら、基本レベルの問題集にも取り組み、土台となる知識を身に付けましょう。英語は、単語・文法・長文を毎日バランス良く取り入れることで得点力が着実に伸びていきます。数学も同様に、公式を理解して終わりではなく、実際に問題を解く時間を確保することが欠かせません。基礎が固まっていると、応用問題や入試レベルの問題にも無理なく対応できるようになります。
自身の得意・不得意を理解する
受験勉強では、自分自身の弱点を正しく知ることも大切です。そのためにも「模試」を積極的に活用しましょう。模試は単に偏差値を確認できるだけでなく、「どの分野が理解不足なのか」「どのような問題形式が苦手なのか」などを客観的に把握できる機会です。
模試の終了後は解説をしっかりと読み、なぜ間違えたのかを分析しましょう。「ケアレスミスだった」「知識が抜け落ちていた」など、原因を分析すると改善点が明確になります。定期的に模試の結果を振り返り、勉強法をその都度変えていくことで、志望校合格に近づくでしょう。
塾や予備校を利用する
高学歴を目指す場合、出題傾向の分析や勉強スケジュールの管理など、専門的なサポートが欠かせません。塾や予備校を利用することで、独学では気付きにくい勉強のムラをなくし、受験本番に向けて効率良く実力を伸ばせます。
「自宅では集中できない」という受験生にとっては、予備校や塾の自習室も大きな武器となります。静かな環境で周囲の受験生が努力している姿を見ることで、自然とモチベーションが高まり、長時間の学習にも取り組みやすくなるでしょう。
まとめ
「高学歴はGMARCHから」と認識されるケースは多いものの、偏差値だけで学歴を判断するのは適切ではありません。大学選びは将来のキャリアにも影響するため、偏差値にとらわれず、自身の興味や適性に合った大学を探しましょう。
高学歴とされる大学を目指す場合、塾や予備校の利用がおすすめです。志望校別の対策講座や個人面談など、受験業界のプロによる専門的なサポートを受けられます。塾・予備校を探している高校生・浪人生は「イチオシ予備校一覧ページ」をチェックしてみてください。
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