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明治大学のレベルはどのくらい?偏差値や入試難易度から徹底考察

難関私立大学の明治大学は、MARCHのなかでもレベルが高い大学です。偏差値や入試難易度の比較により、明治大学の学部間・大学間のレベルを把握できます。大学のレベルを知ることで、志望校や併願校を検討する際に役立つでしょう。

本記事では、偏差値や入試傾向をもとに明治大学のレベルを考察していきます。明治大学のレベルに近い有名大学も紹介するので、受験校を選ぶ際の参考にしてください。

明治大学の概要

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以下では、明治大学の基本情報や教育方針などを解説します。

明治大学の基本情報

創立年 学部学生数※2024年度 偏差値目 学部 キャンパス
明治大学 1881年 32,730人 57.5~67.5 法学部、商学部、政治経済学部、文学部、経営学部、情報コミュニケーション学部、
国際日本学部、理工学部、農学部、総合数理学部
・駿河台キャンパス
・和泉キャンパス
・生田キャンパス
・中野キャンパス

明治大学は、自由な社会の実現を目的に、「明治法律学校」として1881年に設立されました。東京都と神奈川県に4つのキャンパスを擁し、関東圏の学生に人気がある大学です。学部学生数は2024年5月時点で3万人を超え、マンモス校とも呼ばれています。

明治大学の特色

明治大学は、近代市民の育成を目指し、数多くの優れた人材を輩出してきました。建学の精神である「権利自由、独立自治」に基づき、個人の権利を認めながら、自由と自治の精神を養うことを理念としています。

明治大学は「他学部履修制度」を導入しており、文系・理系に関係なく異なる学部の講義を受けられる点が特徴です。学部ごとの専門的な知識に加えて、幅広い教養を身に付けられます。

また、明治大学は就職・キャリアの支援に力を入れています。1、2年生を対象としたプログラムもあり、入学してすぐに就職の準備を進めることが可能です。授業や課外活動の状況を考慮しながら、自身に合ったプログラムに参加できます。具体例を挙げると、課題解決型プログラムでは、企業から示されたテーマにグループで取り組み、現場感覚を養える点が魅力です。

明治大学の学部間のレベルを比較

マークシート

明治大学の学部ごとのレベルが把握できるように、偏差値や倍率を学部別に比較して見ていきましょう。

明治大学の偏差値

以下は、明治大学の偏差値を学部別にまとめた表です。

学部 偏差値
経営学部 62.5
文学部 57.5~67.5
法学部 60.0~62.5
農学部 57.5~62.5
情報コミュニケーション学部 60.0~62.5
商学部 62.5
国際日本学部 60.0~62.5
政治経済学部 60.0~67.5
理工学部 57.5~62.5
総合数理学部 57.5~62.5

※2025年7月時点

明治大学のなかでは、文学部や政治経済学部のレベルが高いことがわかります。最高偏差値は67.5、最低偏差値は57.5であり、学部間の偏差値差が大きい点も特徴です。

明治大学の倍率

以下は、明治大学の倍率を学部別にまとめた表です。

学部 倍率
経営学部 5.1
文学部 5.0
法学部 2.9
農学部 3.9
情報コミュニケーション学部 5.2
商学部 4.7
国際日本学部 3.4
政治経済学部 3.1
理工学部 3.4
総合数理学部 4.9

※2024年度 一般選抜合計

明治大学の倍率は、学部ごとに差があります。倍率が5倍以上の学部は、募集定員が100人だった場合、志願者が500人を超えている状況です。情報コミュニケーション学部や経営学部、文学部は倍率が5倍を超えており、競争率の高さが窺えます。

MARCH内での明治大学のレベルは?

教室

以下は、MARCHの偏差値を大学ごとにまとめた表です。

大学 偏差値
明治大学 57.5~67.5
青山学院大学 52.5~65.0
立教大学 55.0~65.0
中央大学 52.5~62.5
法政大学 52.5~62.5

※2025年7月時点

表を見ると、明治大学は、MARCHのなかでもトップレベルの難易度であることがわかります。次に立教大学、青山学院大学が続き、中央大学と法政大学は同程度のレベルに位置しています。

明治大学とほかの大学のレベル差は?

学生達

次に、明治大学とほかの大学のレベル差を比較して見てみましょう。

明治大学よりもレベルが高い大学

偏差値で判断した場合、明治大学よりもレベルが高い有名大学は以下のとおりです。

・東京一工(東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学)
・早慶上智(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学)

東京一工と早慶上智の偏差値は、多くの学部が60台後半~70台前半となっています。明治大学は、東京一工や早慶上智を志望する受験生の実力相応校として、選ばれるケースがあります。

明治大学よりもレベルが低い大学

偏差値で判断した場合、明治大学よりもレベルが低い有名大学は以下のとおりです。

・日東駒専(日本大学、東洋大学、駒沢大学、専修大学)
・成成明学(成蹊大学、成城大学、明治学院大学)

日東駒専の偏差値は、多くの学部が45.0~55.0の範囲に収まっています。成成明学の偏差値は50台の学部が多いです。日東駒専と成成明学は、明治大学を志望校とする受験生の併願校として選ばれるケースがあります。

明治大学の入試のレベルはどのくらい?

マークシート

最後に、明治大学の入試のレベルを科目別に紹介しながら、おすすめの勉強法や対策を解説します。明治大学の合格を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

英語

明治大学の英語は、マーク式になっています。多くの設問が標準レベルであり、教科書に載っている単語を理解していれば攻略しやすいといわれています。なお、制限時間が短いわりに文章量が多いため、速読力を十分に身に付ける必要があります。長文を読む前に設問に目を通し、問われている内容を確認するのがポイントです。

日頃の学習でわからない単語を見つけたら、その都度辞書で意味・用法・類義語などを調べてください。単語同士のニュアンスの違いを理解すると、幅広い語彙力が身に付きます。過去問の演習に加えて、幅広い分野の英字新聞を普段から読み、読解力も身に付けていきましょう。

国語

明治大学の国語は、すべての問題がマーク式になっており、大半が標準レベルの問題です。現代文は芸術・文化・社会など幅広いジャンルから出題されます。日頃からさまざまな評論を読んで対策することが大切です。

また、英語と同様に文章量が多いため、時間が足りなくなる可能性があります。わからない問題があった際には、その問題を飛ばし、解ける問題から優先的に取り組みましょう。古文は基本的な単語・文法の習得に加えて、歴史的背景の理解が必要です。参考書を活用し、時代の流れを大まかにつかみながら、時代ごとの文化や社会制度に関する理解を深めてください。

数学

明治大学の数学は、英語や数学と同様に全問マーク式となっています。標準レベルの問題が大半を占めており、ケアレスミスに気を付ければ高得点を目指せるでしょう。出題頻度が高い微分積分やベクトルの対策に力を入れてください。教科書に載っている基本事項の理解を深め、公式を適切に活用できるようにしましょう。

また、明治大学の数学では、融合問題が出題される場合もあります。不得意な分野をなくしつつ、分野ごとのつながりをつかむことが重要です。過去問を1周して終わらせるのではなく、繰り返し解きながら別解を探しましょう。問題を解き終えたら、解法の流れを振り返ってください。

まとめ

明治大学は、MARCH内でもトップレベルの難易度を誇る大学です。入試はどの科目も標準レベルの問題が多いですが、基礎学力をしっかりと身に付ける必要があります。また、科目ごとの傾向に合わせた対策が必要です。過去問を繰り返し解きながら、弱点を段階的に克服していきましょう。

短期間で明治大学の合格レベルを目指したい場合は、塾や予備校に通うことをおすすめします。大学受験に特化した指導で、明治大学の合格につながる対策が可能です。塾・予備校を探している高校生・浪人生は「イチオシ予備校一覧ページ」をチェックしてみてください。

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