2025.04.27
2025.04.28

早稲田に受かる気がしない人が今すぐ実践すべき3つの勉強法とは

「早稲田大学に受かる気がしない」という気持ちが芽生える原因としては、勉強不足やメンタルの不調などが考えられます。受験勉強のモチベーションを維持するには、生活リズムを整えながら目標に向かって努力し続けることが大切です。

本記事では、早稲田大学に受かる気がしないという気持ちを払拭するためのヒントについて解説します。早稲田大学に受かる・受からない人の特徴や、合格するための勉強法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

早稲田に受かる人の特徴

勉強している

以下では、早稲田大学に受かる人の3つの特徴を紹介します。

言語化能力が高い

早稲田大学に受かる人は、言語化能力が高い傾向があります。早稲田大学の入試は記述式のハイレベルな問題が多いです。自身の考えを相手に伝わりやすい文章にするには、優れた言語化能力を身につける必要があります。

言語化能力は、いくつかの要素から成り立っています。自身の意見を正しく言語化するには、語彙力が必要です。知っている言葉の数が多ければ多いほど、適切な表現への変換が容易となるでしょう。同時に、文章を簡潔にまとめる要約力や、因果関係を正しく理解する論理的思考力なども求められます。

言語化能力は、文章を読む習慣を身につけることで効率的に習得できます。さまざまなジャンルの文章に触れると、早稲田の入試に活用できるような語彙を増やすことができるでしょう。日頃から本や新聞などを読み、自身の気持ちや社会の動向を言葉にして考える癖をつけることが大切です。

メンタルが安定している

メンタルが安定している人は、受験に対する不安や緊張を前向きに捉えることが可能です。模試の結果や成績などで思い悩まず、目の前のことに集中できるようになります。

試験本番に落ち着いて解答する際にも、強いメンタルが必要です。精神面に問題があると問題を解いている最中に気が散ってしまい、正しく解答できなくなるかもしれません。メンタルが安定していれば、試験当日に最大限のパフォーマンスを発揮できるでしょう。

日頃の勉強でメンタルを安定させるには、確実に達成できる目標を策定し、小さな成功体験を増やすことが増やすことが効果的です。目標を達成する度に自己肯定感が高まって、メンタルも安定します。目標のレベルを少しずつ上げていくと、挫折せずに少しずつ学力を伸ばしていけるでしょう。

課題発見力に優れている

課題発見力とは、現状を適切に理解しながら課題を見つける力です。早稲田に合格できる人は、今の成績に満足せず改善策を改善策を見つける力があります。学習内容や自身の得意・不得意を完全に理解し、納得できるまで疑問を追求する姿勢が大切です。課題発見力を身につけると、勉強へのモチベーションが上がり、効率的な学力向上が期待できます。

課題発見力を高めたい人は、間違えた問題があった際に、解説を読みながらなぜ不正解だったのかを分析することが大切です。不得意な分野を克服するには、どんな対策が必要なのかを考えたら、具体的な学習スケジュールを立てましょう。今後似た形式の問題を解く際、間違えずに対処しやすくなります。

早稲田に受からない人の特徴

赤シート

以下では、早稲田大学に受からない人の3つの特徴を紹介します。自身の行動を振り返りながら、受験期に避けるべき行動や改善策を確認していきましょう。

生活のリズムが乱れている

勉強時間を確保しようとして睡眠時間を削ると、心身ともに不調をきたす可能性があります。寝不足が続くと集中力が続かず、受験勉強のモチベーションも下がりがちです。試験当日に体調を崩し、これまでの努力が台無しになってしまうケースも否定できません。本番の試験は午前から開始するパターンが多いため、朝型の生活リズムを作りましょう。

また、適度な運動を取り入れると、睡眠の質が向上します。運動によって血行がよくなると、脳が活性化し、記憶力や思考力の強化にも効果的です。学習効率を上げたいのであれば、勉強の合間に体を動かしましょう。ウォーキングや軽いジョギングなど、疲労が溜まりにくい有酸素運動を取り入れるのがおすすめです。屋外での運動に抵抗がある場合、自宅でできるストレッチやヨガもよいでしょう。

過去問対策が不十分

早稲田大学の入試は、学部ごとに特徴があります。問題形式や傾向を理解し、試験問題ごとの時間配分も考慮しながら対策を進めることが大切です。過去問対策が不十分だと、本番直前の追い込みでどの単元を重点的に取り組むべきかわからず、成果につながりにくくなります。早稲田大学を目指す場合、受験勉強を開始したばかりの段階で、過去問を確認しておくのが望ましいです。

過去問を見ると「早稲田大学の入試にはどんな問題が出やすいのか」「難易度はどのくらいか」を把握することもできます。また、過去問の演習を通して自身の実力を把握することも可能です。早稲田大学の合格ラインに到達するには、どのような対策が必要なのかを理解でき、今後の学習方針を定めやすくなります。過去問対策は、学習スケジュールを策定するうえで重要なステップといえるでしょう。

応用レベルの勉強ばかりしている

受験勉強は、自身の学力に合わせた学習から始めることが基本です。早稲田大学を志望する受験生のなかには、自己分析ができておらず、自身のレベルよりも高い対策から取り組んでしまう人がいます。いきなり早稲田大学の入試レベルの応用問題から学習をスタートすると、ほとんどの問題が解けないうえに、解説に目を通しても理解できないでしょう。

英語を例に挙げると、単語や文法の知識が不十分であるにもかかわらず、長文読解を進めていくことは効率的ではありません。長時間勉強しているわりに成績が伸びず、挫折してしまったり、今よりも成績が下がったりするケースがあります。

早稲田大学の入試傾向に沿った対策も必要ですが、焦りは禁物です。基礎から勉強し始めると、問題を解く楽しさを感じられるでしょう。学習内容に対する理解が徐々に深まり、モチベーションを保ちながら受験勉強に取り組めます。

「早稲田に受かる気がしない」という気持ちを払拭する方法

「早稲田に受かる気がしない」という気持ちは、受験への焦りや不安から芽生えている可能性があります。

以下で紹介する内容を確認し、受験勉強の不安を払拭しましょう。

模試の結果に落ち込まない

「前回の模試よりも偏差値が下がった」「合格判定がDだった」など、模試の結果が期待よりも下回ると焦りを感じるでしょう。模試の結果が悪かったからといっていつまでも落ち込んでいると、貴重な時間が無駄になります。どんなに落ち込んでも、過去の模試の結果は変わりません。失敗を繰り返さないようにするには、より多くの勉強時間を確保することが大切です。

モチベーションの低下により、勉強へのやる気をなくしている間にもライバル達は勉強を進めています。ライバルに学力の差をつけられないように、早めに気持ちを切り替えることが大切です。模試での失敗を改善すると、学力アップにつながります。どの分野を間違えたのか、どんな対策をすれば解けるようになるのかなど、具体的な改善策を練りましょう。

周りと比較しない

受験勉強ではライバルの存在が原動力となることもありますが、他人の成績との比較は避けたほうが無難です。スランプに陥っている時期に、友人やクラスメイトが学力をどんどん伸ばしている姿を見ると、焦りや不安が増すでしょう。その結果、自己肯定感が下がり、「早稲田に受かる気がしない」という気持ちが強まる恐れがあります。他人の成績には振り回されず、自分自身と勝負することを意識してください。

周りとの比較をどうしてもやめられない人は、自分自身の目標に目を向けましょう。「どうすれば今よりも学力が伸びるのか」「次の模試でA判定を取るには何をすべきか」など、早稲田大学の合格に向けてやるべきことを考えるのが大切です。周りの友人よりも過去の自分と比較するほうが、モチベーションを維持しやすいでしょう。

早稲田に受かるために取り組むべき3つの勉強法

以下では、早稲田大学に受かるためにはどんな対策が必要なのかを解説します。合格に向けた勉強法を理解し、効率よく学力を伸ばしましょう。

勉強法1：参考書を活用する

参考書を活用する場合、一度に複数の参考書を使用するのではなく、厳選した参考書を何周も繰り返しましょう。文系も理系も「基礎知識を身につけるための参考書」と「演習に取り組むための参考書」に分けて取り組むのがおすすめです。

基礎知識を身につけるための参考書を活用する際、最初はしっかりと読み込まず、大まかに理解する程度に流し読みするのがよいでしょう。おおよその内容を掴めたら、以降は辞書として活用してください。演習問題を解く際、解説のみではわからない場合に参考書を使い、周辺知識と一緒に調べながら学習することが大切です。

演習に取り組むための参考書は、自身の学力に合うレベルのものを選びましょう。早稲田の入試対策に取り組みたいからといって、ハイレベルな参考書を選ぶのは避けるべきです。解けない問題ばかりでは、モチベーションの維持が難しくなります。

勉強法2：基礎を構築する

早稲田の入試は難易度が高いですが、標準レベルの問題が半分以上を占めるといわれています。1問のミスが合否を大きく左右する可能性もあるため、標準レベルの問題で確実に点数を取れるように、早めに基礎を固めましょう。基礎を完璧にしておくと、その後の学習をスムーズに進めやすくなります。

高校1～2年生のうちに、教科書レベルの問題を確実に解けるようにしてください。理系であれば英語と数学、文系であれば英語と国語の基礎問題から始めましょう。苦手だと感じている分野は、基礎学力が身についていないかもしれません。苦手な分野を中心に今まで習った範囲を見直し、類似問題にも取り組むことが大切です。

知識が定着しているかを確認する際は、学校の定期テストを活用してください。定期テストで出題される内容は、早稲田大学の入試問題の土台となるものが多いです。不正解だった箇所を教科書や参考書を使いながら復習することで、苦手克服につながります。

勉強法3：塾や予備校に通う

塾や予備校に通う場合、自身の学力に合う授業を受けられるところを選びましょう。早稲田大学の志望者は、入試レベルに合わせてハイレベルな授業を受けようと考えがちですが、自身のレベルに合わない授業を受けても学力を効率的に伸ばせません。授業についていけないと、モチベーションの低下や自信の喪失につながる恐れがあります。クラス編成テストを実施する予備校であれば、科目ごとのレベルに適した授業で学力アップを目指せます。

自分のペースで勉強したい人は、個別指導がおすすめです。個別指導であれば一人ひとりに合わせた指導をしてもらえるうえに、いつでも気軽に質問できます。疑問をその場ですぐに解決しながら勉強を進めていきたい人にも向いている「指導スタイルといえるでしょう。