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東大の卒業式は年2回?マスコミで話題の式辞からネット配信まで

大学別

東大の卒業式は、毎年マスコミでも話題になるほど有名です。卒業生の進路が取り上げられたり、学長の式辞が話題になったりするなど、毎回注目されています。今回は東大の卒業式の開催日程や式の内容、注目ポイントをご紹介します。

東大の卒業式は春と秋

日本の学校の卒業式は、3月に行われるのが一般的です。しかし、東大では年に2回、春と秋に開催されています。よく卒業式と呼ばれている行事は、「学位記授与式」と「卒業式」の2つをまとめた言い方です。学位記授与式とは、大学の学部4年間で修業した学士号の学位を与える式典のこと。一方、卒業式は大学を卒業して社会に旅立つのを祝う式典です。

東大の場合、春の卒業式は毎年3月、秋の卒業式は9月に行われます。東大の卒業式の特徴は、式典が英語で行われることです。世界の東大として、グローバル化に対応した画期的な取り組みだといえるでしょう。

コロナ禍で変わった開催日程

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、東大の卒業式にも及びました。2020年(令和2年)度卒業式は、当初2020年3月23日に開催が予定されていましたが、コロナ禍による追試験などの受験日程の関係で同年3月18日に前倒し。また、式典は代表者のみ出席するスタイルとなって、その他の学生の入場や家族の来学もできませんでした。

その代わり、来場できない卒業生や家族のために、式典の様子がインターネットで映像配信されました。コロナ禍の感染状況によって、次回以降の卒業式も開催日程や式典の内容が変更になる可能性があります。

毎年話題の式辞とは?

東大の卒業式の式辞は、入学式と同様によく話題となります。例えば、2015年3月25日に開催された東京大学教養学部の卒業式において、学部長だった石井洋二郎さんは、「肥った豚よりも痩せたソクラテスになれ」と発言。しかし、この名言は、実は間違いから生まれたものだったと指摘されています。

話者の勘違いや伝聞の不確かさについて、現代のインターネット社会に警鐘を鳴らしました。

まとめ

東大の卒業式は、卒業するタイミングに合わせて春と秋の2回開催されています。コロナ禍に合わせて式典の開催の仕方が変更されたり、インターネット映像配信が始まっていたりと卒業式のスタイルも時代に合わせて変化している傾向です。卒業式で卒業生に贈られる式辞は、マスコミでもよく話題になるので、ぜひ卒業シーズンに意識してニュースを見てみましょう。

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