東大と併願するならどの大学?国立や早慶と比べてみよう
東大受験で話題になる併願校。東大を目指して勉強をがんばっている受験生にとって、できるだけ併願校対策に時間を取られたくありません。悩んでいるうちに、出願時期が近くなってしまうため、早めに併願校を選定しておきましょう。
ここでは、東大の併願校で人気の一橋や東工大、早慶を中心に、東大受験勉強の邪魔にならない大学を考えます。
東大の併願で人気の大学はどこ?
東大を目指す学生の中には、東大一本、つまり単願でチャレンジする人もいます。東大合格だけを目標に学習を積み重ねてきた人にとって「私立の併願校の受験すら時間や労力がもったいない」と考える気持ちもあるかもしれません。
しかし、東大に限りませんが万一のときのために私立で併願校を選ぶケースが一般的です。私立といってもセンター試験を利用すれば、時間を取られることなく受験できます。なぜなら、東大受験生のセンター試験の平均点でMARCHは合格範囲内に入ってくるからです。
一方で、東大は前期のみの試験のため、単願にこだわらず難関国立大の入学でも構わないのであれば、中期・後期で一橋大や京大をすべり止めにしてもいいでしょう。
一橋・東工大を選ぶポイント
前期試験の東大のすべり止めで、一橋大や東工大を選ぶ人が目立ちます。特に、関東圏在住や、関東の大学にこだわっている人なら、横浜国立大も含めたあたりで後期にチャレンジする場合が多い傾向です。
ただ、一橋大や東工大は東大のすべり止めに選択するにしても、レベルが高くなっています。保険をかけて私立大も入れておくのがおすすめです。
早慶を選ぶポイント
東大の併願校の定番は、早稲田大や慶應大です。両校とも、私立大の中では最難関で全国的な知名度も抜群といえるでしょう。実際に、多くの東大受験生がすべり止めに早慶を選びます。医学部になるとすべり止めと呼べないほど高い難易度になりますが、その他の文系・理系から学部を選ぶのなら、早慶をすべり止めでキープしておくのが無難です。
理系の受験生であれば、東京理科大も検討してみましょう。早慶レベルの高い偏差値が求められるため、東大の併願校としてピッタリです。
まとめ
単願志向の強い東大受験ですが、「センター試験を活用する」「後期で他の難関国立大を受験する」といった方法を選択することで、安心して受験ができます。一般的に、早慶を併願校に選ぶケースが多いものの、一橋大や東工大といった国立大を選択肢に入れることも選択肢の一つです。
「東大入学しか考えていない」「もし併願校に合格しても受験浪人する」といった人でも、安心を買う意味で併願校は受験したほうがベターでしょう。