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浪人生の予備校費用はいくらかかる?おすすめの予備校やお金がない場合の対処法も解説

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予備校を選ぶ際、料金面を気にする浪人生は多いでしょう。特にお金に余裕がない場合は、できるだけ少ない授業料で通える予備校を探す方も少なくありません。

そこで今回は、浪人生が予備校に通う場合に必要な費用の目安や、おすすめの予備校の費用などを中心に解説します

記事後半ではお金がない場合の対処法も紹介するので、これから予備校を選ぶ浪人生の方はぜひ最後までチェックしてください。

浪人生の予備校にかかる費用を解説

浪人生の予備校にかかる費用を解説

はじめに、浪人生の予備校にかかる費用を解説します。

詳しい費用の内訳や現役生との違いを知りたい方は、以下の解説をぜひ参考にしてください。

予備校でかかる主な費用とは?

予備校に通う際に必要となる費用は、主に以下の5つです。

  • ・入学金
  • ・授業料
  • ・講習費
  • ・模擬試験料
  • ・諸経費(交通費や教材費・エアコン代など)

費用の総額のうち、大枠を占めるのは入学金および授業料であり、特に授業料は総額の7~8割程度を占めています。予備校ごとに差が出やすい項目でもあるため、比較の際は特に注目してください。

上に挙げた項目のほか、多くの予備校にはゼミや特別コースなどのオプションで受講できるカリキュラムが存在します。追加費用を支払うことで専門性の高い特別なカリキュラムが受講できるため、特に難易度の高い学校・学部を志望する方はチェックしておきましょう。

浪人生と現役生における予備校の費用の違い

以下の表では、浪人生と現役生で差が出やすい「入学金」と「年間授業料」の金額をそれぞれ記載しました。

項目

浪人生

現役生

入学金の相場

50,000円~100,000円

30,000円~50,000円

年間授業料の相場

700,000円~1,000,000円

300,000円~700,000円

合計

750,000円~1,100,000円

330,000円~750,000円

浪人生の方が現役生よりも予備校で必要な費用は高いです。理由として、現役生よりも浪人生の方が予備校で受ける授業時間が長いことが挙げられます。

現役生は、学校が終わったあとに予備校の授業を受講します。一方、浪人生は学校に通わず、終日予備校で授業を受けることになります。この授業時間の差が、費用に差が生まれる主な要因です。

また、浪人生コースでは現役生コースと比べて、より大学受験に特化した専門性の高いカリキュラムが受けられます。授業自体の質が異なる点も、浪人生と現役生の間で必要な予備校費用に差が出る一因です。

浪人生が予備校でかかる年間費用の平均相場を解説!

以下の表では、浪人生の予備校にかかる費用相場を項目ごとに記載しました。

項目

浪人生の年間費用相場

入学金

50,000円~100,000円

授業料

700,000円~1,000,000円

講習費

200,000円~400,000円
(1講座あたり15,000円~20,000円)

模擬試験料

30,000円~50,000円

諸経費

50,000円~150,000円

合計

1,030,000円~1,700,000円

浪人生が予備校でかかる年間費用の相場は、およそ1,030,000円〜1,700,000円です。相場の幅が非常に広いため、複数の予備校のなかから料金面を比較することが重要となります。

以下のページでは、浪人生におすすめの予備校を厳選して紹介しています。費用面も併せて複数の予備校を総合的に比較したい方は、ぜひ参考にしてください。

>>浪人生におすすめの予備校一覧を見てみる

浪人生が通えるおすすめの大手予備校の費用を解説

浪人生におすすめの予備校を5つ紹介します。

 

入学金

年間授業料

東進ハイスクール

101,200円

682,000円~742,500円

四谷学院

50,000円

798,000円~884,000円

駿台予備校

100,000円

870,000円~1,250,000円

河合塾

100,000円

890,000円~1,040,000円

代々木ゼミナール

100,000円

780,000円~885,000円

各予備校の詳細な費用については、以下で解説を進めます。

東進ハイスクール

東進ハイスクールが提供する浪人生向けコースの料金を以下の表に記載しました。

項目

費用

入学金

101,200円

年間授業料(特訓本科コース)

682,000円

年間授業料(新宿校大学受験本科)
東大・国公立医学部・難関国立

763,400円

年間授業料(新宿校大学受験本科)
私立医学部・早慶

742,500円

参考:東進ハイスクール公式

東進ハイスクールで浪人生が必要となる費用は約783,200円~864,600円です。

東進ハイスクールの特訓本科コース・新宿校大学受験本科には、担任指導費や模試費用などが含まれています。上記の金額で模試が受け放題となるため、試験慣れしたい方には非常におすすめです。

また、浪人生が利用できるオプションの料金は以下のとおりです。

項目

費用

オプション料金(追加講習講座)

1講座77,000円

オプション料金(講習講座 単科受講料)

90分×5回+講座修了判定テスト1回:19,250円
90分×10回+講座修了判定テスト1回:38,500円

参考:東進ハイスクール公式

追加料金を支払うことで、追加の講座や講習が受講できます。

以下の記事では、東進ハイスクールの料金をさらに詳しく解説しています。東進ハイスクールの学費について詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてください。

関連記事:東進ハイスクールの学費は高い?パターン別に年間料金を算出

四谷学院

四谷学院

引用元:四谷学院公式

四谷学院には、浪人生用のコースとして「高卒生コース」が存在します。必要な学費の内訳は、主に以下の表のとおりです。

項目

費用

入学金

50,000円

年間授業料

798,000円~884,000円
(志望校により異なる)

参考:四谷学院公式

高卒生コースで必要な費用は、入学金と授業料を合わせた約848,000円~934,000円です。

全納で支払った場合、上記の金額から交通費の補助として50,000円分の割引が適用されます。

四谷学院には、オプションで受けられる豊富なゼミ講座が存在します。詳細を知りたい場合は、公式サイトをチェックしてください。

>>四谷学院のオプションコースを詳しく見てみる

駿台予備校

駿台予備校には、浪人生向けのコースとして「高卒クラス」が存在します。高卒クラスの学費は以下の通りです。

項目

費用

入学金

100,000円

年間授業料

870,000円~1,250,000円
(校舎・コースによって異なる)

参考:駿台予備校公式

高卒クラスの授業料は、選択する校舎やコースによって異なります。おおよその費用相場は、入学金と授業料を合計した約970,000円~1,350,000円です。

上記に加えて、駿台予備校の高卒クラスにはオンライン授業対応コースが存在します。

項目

費用

入学金

100,000円

年間授業料

870,000円~970,000円
(コースによって異なる)

参考:駿台予備校公式

オンライン授業対応コースで必要な費用の合計は約970,000円~1,070,000円です。「通信環境整備費」として20万円の補助(授業料から減額)が受けられるため、通学する場合と比べて費用負担を低く抑えられます。

さらに高みを目指したい生徒には、以下のように個別指導のオプションも用意されています。

頻度

費用

個別指導オプション(週2回/通年)

800,000円

個別指導オプション(週1回/通年)

488,000円

参考:駿台予備校公式

浪人生にも豊富な選択肢が用意されている点が、駿台予備校の魅力です。より詳しく料金を知りたい方は、以下の記事もチェックしてください。

関連記事:駿台予備校の学費は〇〇円!学費免除制度があるって本当?

河合塾

河合塾

引用元:河合塾公式

河合塾の浪人生専用コース「大学受験科」の費用を以下にまとめました。

項目

費用

入学金

100,000円

年間授業料

890,000円~1,040,000円
(コースによって異なる)

参考:河合塾公式

大学受験科の授業料は、選択するコースにより異なります。教材学や学習指導費は授業料に含まれるため、大学受験科で必要な費用の合計は約990,000円〜1,140,000円が相場です。

また、オンラインで受講したい浪人生は「オンライン講師個別指導プラスコース」が選択できます。

項目

費用

入学金

100,000円

年間授業料

1,257,500円~1,375,500円
(コースによって異なる)

参考:河合塾公式

オンライン講師個別指導プラスコースで必要な費用の相場は、約1,357,500円〜1,475,500円です。通常の大学受験科に比べて授業料が割高となります。

各コースの詳しい料金は、以下の記事で紹介しているのでぜひチェックしてください。

関連記事:河合塾の料金は高い?年間いくらかかる?徹底解説します

代々木ゼミナール

代々木ゼミナールの浪人生向けコース「大学受験科」の費用を以下にまとめました。

項目

費用

入学金

100,000円

年間授業料

780,000円~885,000円
(コースによって異なる)

参考:代々木ゼミナール公式

大学受験科で必要な費用は、入学金と授業料を合わせた約880,000円〜985,000円です。

前年度に大学受験科に在籍している場合は、授業料から100,000円の減額を受けられる制度が存在します。2年以上継続して代々木ゼミナールに通う場合はお得になるため、忘れずに申請しましょう。

また、代々木ゼミナールにはオプション料金として以下2つの講習会プランが存在します。

コースの名称

費用

夏期講習会オプションプラン(12講座)

144,000円

冬期講習会オプションプラン(10講座)

120,000円

参考:代々木ゼミナール公式

夏期講習・冬期講習にも積極的に参加したい方は、上の表の金額を目安にしてください。

お金のない浪人生が予備校に通う方法

お金のない浪人生が予備校に通う方法

お金のない浪人生が予備校に通うためには、主に以下の3つの方法が考えられます。

  • ・アルバイトで費用を工面する
  • ・教育ローンの利用を検討する
  • ・予備校費用の免除制度を活用する

予備校に通いたい浪人生は、ぜひ参考にしてください。

アルバイトで費用を工面する

アルバイトで必要な学費を稼ぎながら、予備校に通学することは不可能ではありません。実際に多くの浪人生が、予備校に通いながらアルバイトでお金を工面しています。

ただし、アルバイトは時間と体力を消耗します。勉強が疎かになってしまっては本末転倒なので、始める前に両立が可能かどうかを慎重に判断しましょう。

また、高額な授業料を一括で支払うことが難しければ、分割支払いに対応した予備校の選択もおすすめです。

教育ローンの利用を検討する

お金のない浪人生は、教育ローンの利用もひとつの手段です。教育ローンとは、子どもの教育資金を準備するために利用できるローンを指します。浪人生が利用できる教育ローンは、主に以下の4つです。

  • ・国が実施する教育ローン
  • ・自治体が独自に実施する教育ローン
  • ・金融機関が実施する教育ローン
  • ・予備校で分割払いをする際に指定される教育ローン

上記のとおり、教育ローンは国や自治体・金融機関によって実施されています。それぞれ利用条件や金額が異なるため、お金に余裕がない場合は自身が利用できるものがないかを調査してみましょう。

予備校費用の免除制度を活用する

予備校によっては、優秀な成績を修めた生徒の入学金や授業料の一部を免除する「特待生制度」が存在します。免除制度の対象に選ばれれば、費用負担を大幅に抑えて予備校への通学が可能です。

免除制度の対象となる条件は予備校ごとに異なるため、各公式サイトで確認してみましょう。高卒生コース限定で特待生制度を実施している予備校も多いため、お金に余裕がない浪人生の方はぜひ狙ってみてください。

まとめ

今回は、浪人生が予備校に通う場合の費用相場やおすすめの予備校の学費・お金がない場合の対処法などを詳しく解説しました。

浪人生が予備校に通う場合は、現役生よりも多くの費用が必要です。予備校によって費用相場の差も大きいため、複数の選択肢から料金面を比較することが重要となります。

イチオシ予備校一覧ページ」では、浪人生に最適な予備校を紹介しています。授業の質やサポート体制など、重要な要素を予備校ごとに点数化しわかりやすく解説しているので、料金面と併せて総合的に比較したい場合はぜひ参考にしてください。

>>浪人生におすすめの予備校一覧を見てみる

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