四谷学院には2種類の寮がある!それぞれの料金や評判を調査しました
四谷学院は、生徒一人ひとりのレベルに合わせて充実した大学受験サポートを提供する人気の高い予備校です。
四谷学院への入学を検討する場合には、寮の利用について悩む方も多いでしょう。寮での生活にはさまざまなメリットが存在しますが、一方で費用面でのデメリットも存在します。
そこで今回は、入寮を悩む方向けに料金や特徴・口コミなどの詳細を詳しく解説します。
より勉強に集中できる環境を望む方・高い目標に向かって最大限努力したい方は、ぜひ参考にしてください。
四谷学院には専属寮と指定寮がある
四谷学院の寮を利用したい場合には、専属寮および指定寮の2つの選択肢があります。
そのうち、専属寮が利用できる校舎は札幌校のみです。ほかの校舎に通う場合は、指定寮を利用する必要があります。
それぞれの詳しい特徴を以下で解説するため、四谷学院の寮の利用を検討する場合はぜひ参考にしてください。
専属寮
四谷学院で利用できる専属寮は、札幌校に通う生徒が利用できる「光雲寮」のみです。
札幌校から徒歩0分に位置しているため、移動にストレスを感じず毎日快適に通学できます。コンビニやスーパーも近くに存在する好立地であり、札幌駅にも近いため電車での外出にも便利です。また、札幌駅には書店も存在するため、参考書や文房具が必要な場合はすぐに買いに行けます。
光雲寮はセンサーやオートロックなどを完備しており、充実したセキュリティ体制のなか安心して勉強に集中できます。また、朝・夕は栄養士によって管理されたおいしい食事が提供されるため、一人暮らしで偏りがちな栄養バランスの心配も必要ありません。
親元から離れての生活に不安を抱える生徒本人はもちろん、保護者の方の心配も軽減できる環境が、四谷学院の専属寮には整っています。
指定寮
四谷学院の指定寮は、東京・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡の各校にそれぞれ複数存在します。直営ではなく、あくまで四谷学院が提携する寮である点が、専属寮との違いです。
しかし、サポート体制に大きな差はありません。指定寮には専属寮と同様、生徒が勉強に集中できる環境が整えられています。目標に向かって一緒に勉強できる仲間だけでなく、寮母さんや調理員さんなど、信頼できる大人がすぐ近くに存在する点は大きな安心材料です。
ただし指定寮によって、広さや設備に若干の違いが存在します。詳細を知りたい場合は、各校に直接問い合わせてください。
四谷学院の寮はいくら?料金をご紹介
四谷学院の寮を利用したい方にとって、費用面は気になるポイントでしょう。しかし、四谷学院の公式サイトでは寮を利用する場合の詳細な金額は記載されていません。
インターネット上の比較サイトや口コミサイトでは、必要な年間費用の目安は約1,450,000円~と紹介されています。
なお、詳細な内訳は以下のとおりです。下記は比較サイト・口コミサイト上の情報であり、公式サイトの記載ではないため、あくまで目安として参考にしましょう。
入寮費 | 約150,000円 |
管理費 | 約200,000円 |
保証金 | 約150,000円 |
光熱費 | 約10,000円 |
諸経費(寝具などのリース代) | 約22,000円 |
月額利用料 | 約90,000円 |
年間に必要な費用の目安(初期費用除く) | 1,464,000円 |
四谷学院のみならず、予備校の寮を利用する場合の年間の費用相場は約2,000,000円~2,500,000円が一般的な相場といわれています。
上記の寮費に加えて予備校の費用も発生するため、必要な費用の合計額は決して安くありません。予備校の寮を利用したい方は「合計でいくら必要になるのか」をきちんと計算したうえで、後悔のないよう慎重に検討しましょう。
料金の詳細を知りたい方は、公式サイトにアクセスし問い合わせてみるのが一番です。
四谷学院の寮に関する口コミ・評判
ここからは、四谷学院の寮に関する口コミや評判を紹介します。
実際に寮を利用した生徒の生の声が聞けるため、雰囲気の把握に役立ててください。
Q.四谷学院の専属寮
特に青雲寮についてなのですが年間の費用はいくらぐらいかかりますか?
A.何だかんだで300万円くらいですね。
引用元:Yahoo!知恵袋
Q.予備校についての質問です。
四谷学院仙台校の指定寮は女子の指定寮もありますか?また値段はいくらくらいなのでしょうか?
A.何だかんだで200万円以上かかった人が多いそうです。
引用元:Yahoo!知恵袋
上記は、Yahoo!知恵袋で見つかった四谷学院の学費に関する口コミです。
上の項目で、四谷学院の寮の利用に必要な年間費用は約145万円~と解説しましたが、実際の利用者の口コミでは上記のように200万円~300万円程度の費用がかかった事例も見つかりました。
入寮する場所により、必要な費用は大きく異なります。そのため詳細な費用を比較したい場合は、必ず各校の担当に直接問い合わせましょう。
また、各校の指定寮の評判をGoogle口コミで調べたところ、次のような投稿が見つかりました。
合同の寮で、かなり大規模。地下鉄の駅からも近くです。大変便利。体験入寮も出来ました。
引用元:Google口コミ ドーミー福岡
すごく良かった!家具も冷蔵庫も揃ってる!
立地が良い。対応が良い
上記のようにサポート体制の充実度や利便性において、実際に利用した生徒たちから好評を得ている様子が伝わります。
家具や冷蔵庫など必要なものが整っており、入居した初日からすぐに勉強に集中できる環境は、四谷学院の魅力のひとつです。
一方で、四谷学院の寮に関しては以下のようにネガティブな口コミも存在します。
四谷学院の寮 (東京)
引用元:X(旧Twitter)
おすすめできない理由(簡潔編)
隣の話してる声余裕で聴こえる
登校に40分近くかかるのはやばい
食事は2.3週間周期で同じのでる
寮長 古い運動部の顧問みたいな感じ
モラルの欠片もないし、面倒い
朝晩の挨拶しても、おう としか返さないのに、挨拶を強要する#青雲寮
場所によっては、通学に時間がかかる寮も存在するようです。
また、サポート体制や食事の内容などに不満を抱える生徒も存在します。集団生活が苦手な生徒にとっては、関係者がすぐそばにいる寮生活が合わないと感じる場合もあるでしょう。
四谷学院の寮の利用を検討する場合は、自身が寮生活にストレスを感じない性格かどうかも考慮したうえで、費用面も含めて総合的な検討が必要です。
四谷学院の寮を利用するメリット
上で解説した口コミや評判もふまえると、四谷学院の寮を利用するメリットは主に以下の3点です。
- ・勉強に集中できる環境が整っている
- ・栄養バランスが整った食事が提供される
- ・移動時間を短縮できる
それぞれのメリットを詳しく解説するので、参考にしてください。
勉強に集中できる環境が整っている
四谷学院の寮では家具や机・イス・寝具・冷暖房など、生活や勉強に最低限必要な家具や家電が用意されています。入居初日から勉強に集中できる環境が整えられている点は、四谷学院の寮を利用するメリットのひとつです。
通常の一人暮らしでは自炊や掃除など勉強以外の雑務に時間が割かれてしまい、勉強時間の確保は簡単ではありません。しかし寮を活用すれば勉強時間の確保がしやすいため、合格までの道のりを最短距離で突き進めます。
また、一人暮らしの生活では娯楽などの誘惑により、勉強に身が入らない方も少なくありません。一方で、寮での生活は同じ目標に向かって努力する仲間たちがすぐそばにいるため、モチベーションの維持には最適です。
栄養バランスが整った食事が提供される
四谷学院の寮では、場所によって食事の提供が受けられます。例えば札幌校の専属寮「光雲寮」では、栄養士により管理された美味しい食事が提供されるため、自炊の必要がありません。
一人暮らしであれば本来自炊に必要だった時間を、寮生活ではそのまま勉強時間に充てられます。栄養バランスにも配慮された食生活が送れるのであれば、離れて暮らす保護者の方はなおさら安心できるでしょう。
受験勉強は長期決戦です。そのための体力づくりには、バランスの良い食事の摂取が必要不可欠となります。栄養不足が原因の体調不良などで時間を無駄にしないためにも、万全の状態で勉強に集中できる寮生活はおすすめの選択肢です。
移動時間を短縮できる
四谷学院の寮の多くが、校舎からすぐの距離に立地しています。そのため、移動時間を大幅に短縮でき、より多くの勉強時間を確保できる点は大きなメリットです。
仮に片道30分、往復1時間の通学時間が必要な予備校を選んだ場合を想定します。毎日通学した場合、1か月に必要な通学時間は約70時間です。四谷学院の寮は場所によっては徒歩0分で通学できるため、両者を比較した場合に勉強できる時間には大きな差が生じます。
受験に向けて万全を尽くしたい方にとって、移動時間が極限まで抑えられる寮生活はおすすめの選択肢です。
四谷学院の寮を利用するデメリット
メリットの多い四谷学院の寮生活ですが、反対に以下のようなデメリットも存在します。
- ・高額な費用が必要となる
- ・集団生活が苦手な人には合わない
それぞれ詳しく解説するので、注意点として参考にしてください。
高額な費用が必要となる
四谷学院の寮を利用する場合には、学費に加えて高額な費用が必要となります。通常の一人暮らしや実家暮らしで通学する場合と比較するとその差は大きく、経済的に余裕がない場合にはあまりおすすめできません。
前述のとおり、四谷学院の寮で必要な費用の相場は年間で約145万円~です。また、口コミサイトでは約200万円~300万円ほどの費用が必要となった旨の投稿も見つかっています。
無理して入寮した場合は、考えたくないですが合格できなかった場合の損失も大きくなります。コストパフォーマンスの面も考慮したうえで、寮の利用は慎重に検討しましょう。
集団生活が苦手な人には合わない
寮での生活には、ある程度の集団生活が強いられます。サポート体制が充実している反面、自身のペースで生活が送りづらい点はデメリットのひとつです。
たとえば隣に住む学生や寮長との相性がよくない場合は、共同生活がストレスになるリスクも存在します。勉強のパフォーマンスやモチベーションの維持に悪影響を及ぼす場合もあるため、集団生活への適性をよく考えたうえでの検討が重要です。
四谷学院の寮がおすすめの方・おすすめできない方
ここまで解説したメリット・デメリットをふまえて、四谷学院の寮生活がおすすめの方・おすすめできない方の特徴をそれぞれ解説します。
自身が寮生活に向いているかどうか、判断の際に役立ててください。
おすすめできる方
四谷学院の寮がおすすめできる方の特徴は、主に以下の4点です。
- ・高い目標に向かって努力したい方
- ・時間を無駄にしたくない方
- ・食事の栄養バランスにも気を付けたい方
- ・経済的に余裕がある方
四谷学院の寮を利用するメリットとして、勉強に集中しやすい点や移動時間を短縮できる点を紹介しました。志望校のレベルが高い方や、合格までにより多くの勉強時間が必要な方には、寮の利用がおすすめです。
また、四谷学院の寮では栄養バランスに配慮した食事の提供が受けられるため、体調面に気を配りたい方にも寮生活はぴったりだといえます。
加えて、経済的に余裕がある方であれば、費用面でのデメリットも気になりづらいでしょう。コストパフォーマンスを見極め、高額な費用を払う価値があると判断した場合には、四谷学院の寮を利用するのがおすすめです。
おすすめできない方
続いて、四谷学院の寮がおすすめできない方の特徴を以下にまとめました。
- ・経済的な余裕がない方
- ・自身のペースで生活したい方
- ・集団生活が苦手な方
- ・自宅の近くに四谷学院の予備校がある方
前述のデメリットをふまえて考えると、高額な入寮費用の支払いが難しい方・自身のペースで生活したい方には、四谷学院の寮の利用はおすすめしません。
加えて、これまでの学校生活で集団行動を苦手と感じた経験がある方は、寮での生活も苦痛に感じる可能性があります。
また、自宅近くに四谷学院の予備校がある方であれば、通学時間の問題がすでにクリアされています。わざわざ高い費用を支払って入寮する必要性が低下するため、その場合は自宅からの通学を検討するべきでしょう。
まとめ
今回は、四谷学院で利用できる寮の費用相場や特徴・口コミを紹介しました。
四谷学院の寮には専属寮と指定寮の2種類が存在し、専属寮については札幌校に通う生徒のみ利用できます。どちらも生徒に対して充実したサポート体制を提供しており、勉強に集中できる環境が整えられています。
そのぶん追加で費用が必要ですが、高い目標に向かって努力したい方、移動時間などの無駄を徹底的に排除したい方には、四谷学院の寮はおすすめの選択肢です。
また、四谷学院以外の選択肢も含めて複数の予備校を比較したい方は、以下のページも参考にしてください。授業の質やサポート体制などを点数で評価し、各予備校のメリット・デメリットをわかりやすく可視化しています。