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MARCH合格に必要な勉強時間は?1日のスケジュール例を紹介

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MARCHは、関東エリアで人気の高い難関私立大学グループです。MARCH志望者のなかには、合格するにはどのくらいの勉強時間を費やせばよいのか知りたい人もいるでしょう。

本記事では、MARCHに合格するために必要な勉強時間について解説します。また、平日・休日ごとの1日のスケジュール例も紹介するため、MARCHを目指している人は参考にしてみてください。

MARCHとは

MARCHとは

MARCHは明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の頭文字をとって表現されています。長い歴史がある上に知名度も高く、関東における難関私立大学として知られています。関東エリアの学生だけでなく、全国各地から多数の学生が志望する人気の高い大学群です。

また、学生一人ひとりのリーダーシップや国際性を培うことを目的に、各大学が高水準のカリキュラムを展開しています。就職支援にも力を入れている上に、ブランド力のある大学であることから、大手企業への就職率が高い点も魅力です。

MARCH合格に必要な勉強時間はどのくらい?

MARCH合格に必要な勉強時間はどのくらい?

以下では、MARCHに合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要なのかについて詳しく解説します。

文系・理系に分けて特に力を入れるべき科目についても紹介するため、MARCH志望の人は参考してみてください。

目安は約2,000時間

高校3年生からMARCHの受験対策をスタートする場合、約2,000時間の勉強時間が必要だといわれています。ただし、2,000時間というのはあくまで目安となる勉強時間です。単に勉強時間を確保すればMARCHに合格できるというわけではありません。

MARCHのような難関大学を目指す場合、基礎学力だけでなく応用力も身につける必要があります。高校3年生の夏休みまでに基礎固めを完了させ、秋からは過去問の演習や志望校対策を始めるのが理想です。

1日あたりの勉強時間は最低6時間程度

MARCH合格を目指す場合、高校の授業に加えて、1日あたり最低6時間は勉強する必要があります。休日は授業がない分、8時間程度の勉強時間を確保することが望ましいです。

高校の授業が終わった後は、図書館や自習室を利用したり、予備校に通ったりして勉強時間を確保しましょう。

体調不良や模試などで勉強できない日もあることを考慮すると、1日10時間以上の勉強が必要となる日もあります。

文系は英語の勉強時間を多めに確保する

文系の人は、試験の配点が多い英語の対策に力を入れましょう。英語は、入試の配点が高いケースが多い上に、偏差値を上げるのに時間がかかります。長文読解と単語の暗記を中心に、毎日の勉強スケジュールに組み込みましょう。

単語や英文法の勉強は、通学時間や授業の合間などの隙間時間に取り組む習慣をつけると、メリハリがついておすすめです。

また、入試科目に数学がある場合、基礎から身につけることを意識しましょう。

理系は数学・理科の勉強時間を多めに確保する

理系の人は、試験の配点が多い数学と理科の対策に特に力を入れましょう。数学・理科に関しては、各科目1日あたり2時間程度は取り組むのが望ましいです。

また、英語は成績を上げるのに時間がかかる科目であり、日々の積み重ねが大切です。毎日少しずつスケジュールに組み込み、得点率アップを目指しましょう。

入試科目に国語がある場合、現代文の対策を中心に、1日30分程度は取り組むことをおすすめします。

MARCH合格に向けて勉強時間を確保することの重要性

ここからは、MARCH合格に向けて勉強時間を確保する重要性について解説します。

合格を目指すなら偏差値60以上は必要

以下は、MARCHの偏差値に関する表です。

大学名 偏差値
明治大学 55.0~65.0
青山学院大学 55.0~65.0
立教大学 55.0~65.0
中央大学 50.0~62.5
法政大学 法政大学

上表をみてわかる通り、MARCHに合格するには偏差値60以上は必要です。偏差値60は、全受験生の上位15.87%に入る必要があります。高校3年生からMARCHを目指す場合、戦略的なスケジュールを立てた上で、勉強時間を十分に確保しなくてはなりません。

入試の難易度が高い

MARCHの試験は、高校の授業で学習する内容のほかに、応用力や倫理的思考力を求める問題が多い傾向にあります。幅広い知識が必要となるため、日々の積み重ねが大切です。

また、MARCHのなかには、小論文や外部の英語試験対策が必要となる学部学科もあります。独自方式の入試に挑戦する人は、従来の受験勉強とは別の対策も必要です。

なお、入試当日までの時間は限られています。場合によっては独自方式の対策は行わず、従来の受験勉強に集中して取り組むという判断が必要となるでしょう。

MARCHの入試は難化傾向にある

MARCHの各大学で入試の多様化が進んでおり、指定校推薦や総合選抜の枠が拡大しています。その結果、一般選抜の募集人員が減り、競争率が高まっています。

また、早稲田大学や慶應義塾大学など、MARCHよりも上のレベルの大学を第一志望としている人が、MARCHを滑り止めとして受験するケースが増えています。この理由は、合格圏内の大学に早い段階で合格しようとする「安定志向型」の受験生が増加傾向にあるためです。志願者のレベルが上がることで、MARCHの入試が相対的に難しくなっています。

MARCH合格に向けた勉強スケジュールの例

MARCH合格に向けた勉強スケジュールの例

以下では、MARCH合格に向けた勉強スケジュールの例を平日・休日に分けて紹介します。

【平日】MARCH合格に向けた勉強スケジュール

以下は、MARCHを目指す高校3年生の、平日の勉強スケジュール例をまとめた表です。

6:30 起床・朝食・身支度
7:30 通学・単語の勉強
9:00 学校の授業
15:30 帰宅・英文法の勉強
16:00 授業の予習・復習
18:00 夕食・休憩
19:00 得意科目の強化
20:00 入浴
21:00 苦手科目の勉強
23:00 就寝

授業が終わったら、すぐに帰宅して勉強を始めましょう。学校の自習室や近所の図書館を利用するのもおすすめです。

夕食の前後で時間を区切り、気持ちを切り替えながら集中して取り組むと各教科の勉強時間をバランスよく確保しやすくなります。

【休日】MARCH合格に向けた勉強スケジュール

以下は、MARCHを目指す高校3年生の、休日の勉強スケジュール例をまとめた表です。

7:00 起床・朝食・身支度
9:00 苦手科目の勉強
12:00 昼食・休憩
13:00 得意科目の強化
15:00 休憩
15:30 授業の予習・復習
18:00 夕食・休憩化
19:00 長文対策
20:00 入浴
21:00 過去問の演習
23:00 就寝

模試やオープンキャンパス、学校行事なども考慮しながら、予定がない日はできるだけ勉強時間に費やしましょう。

また、休憩なしで勉強し続けると、集中力が低下してしまいます。学習効率を上げるためにも、適度に休憩時間を設けることも大切です。

MARCH合格のために勉強時間を確保する6つのポイント

MARCH合格のために勉強時間を確保する6つのポイント

以下では、MARCH合格に向けて勉強時間を確保するために心がけたい、6つのポイントについて解説します。

1.1日の勉強スケジュールを決めておく

平日は学校の授業や部活動があるため、限られた時間内で効率的に学習を進めることが大切です。科目ごとの偏りが出ないように気をつけながら予定を組みましょう。

想定外の出来事に備え、無理のない勉強スケジュールを立ててください。短期間で予定を詰め込みすぎてしまうと、途中で挫折しやすくなってしまいます。予定通り勉強を進めることが難しいと感じたら、その都度スケジュールを調整することも必要です。

また、1日のスケジュールを友人と共有すると競争心が生まれ、モチベーションの向上につながるでしょう。

2.優先順位を決めた上で 勉強する

同じ科目ばかり勉強するのではなく、優先順位を決めた上で複数教科の学習に取り組むと、効率的な学力向上につながります。志望校によって入試科目の配点が異なるため、力を入れるべき科目を把握しながら、バランスよく勉強時間を配分しましょう。

また、自身の苦手分野を把握することも大切です。定期的に志望校の過去問や模試に挑戦し、理解が足りていない部分を洗い出しましょう。苦手な科目・分野には勉強時間を多めに確保する必要があります。

3.勉強する環境を変えてみる

同じ場所で勉強を続けると飽きてしまい、学習効率が悪くなります。自宅の勉強のみでは集中力が切れてしまう場合、学校の自習室や図書館など、場所を変えて勉強してみるのもおすすめです。

勉強場所を変える場合、なるべく静かな場所を選びましょう。人の話し声や物音が気にならない場所のほうが勉強に集中できます。また、勉強中に暑すぎたり寒すぎたりすると、やる気が低下してしまうため、空調設備が整っているかも確認するようにしましょう。

4.早朝に勉強する

朝は頭がすっきりして集中力を維持しやすいため、効率的な勉強が可能です。朝の勉強は、起床してから登校時間までと時間が限られています。短時間のなかで勉強を終わらせる必要があるため、メリハリを持って取り組める点がメリットです。

また、早朝の勉強を日課にすると、早寝早起きの習慣が身につき、生活リズムを整えられます。入試は朝からスタートするケースが多いため、本番に身体を慣らすという意味でも早朝の勉強は効果的といえるでしょう。

5.無駄な時間を減らす

勉強時間をしっかりと確保できていないと感じる人は、1日の行動を記録してみましょう。スマートフォンの操作やテレビの視聴など、勉強以外で多くの時間を費やしていると気づくことがあります。多少の息抜きは必要ですが、MARCHの合格に向けて可能な限り無駄な時間を減らしてください。

また、通学中の電車内で英単語を覚えたり、ストレッチをやりながらリスニングしたりなど、隙間時間を有効活用することも大切です。

6.塾や予備校に通う

MARCHは入試の難易度が高いため、学校の授業のペースに合わせていると、MARCH合格が難しくなる可能性があります。限られた時間のなかで効率よく受験勉強したい場合は、塾や予備校に通いましょう。塾や予備校であれば時間割通りに通う必要があるため、無駄な時間を減らせる上に、規則正しい生活を過ごせるようになります。

また、予備校のなかには自習室を設けているところもあり、静かな環境で黙々と勉強できます。わからないことがあれば、予備校の講師やチューターにすぐに質問ができる点もメリットです。

まとめ

まとめ

MARCHは偏差値が高く、学部によっては独自方式の入試への対策が必要となる場合があります。MARCHへの合格を目指すためには、勉強時間を十分に確保しなくてはなりません。自身の学力レベルを理解し、志望校の傾向に合わせた受験対策を行うことが大切です。

効率的に偏差値を上げたい場合、MARCHの受験対策に特化した塾や予備校に通いましょう。自身に合う塾・予備校を探している高校生・浪人生は「イチオシ予備校一覧ページ」をチェックしてみてください。

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