大学受験に備えた模試の正しい復習方法とは?復習はタイミングを分けてやろう!
大学受験をするうえで、多くの人が一回は模試を受験するかと思います。しかし、模試を解いて終わりにしてしまうのは非常にもったいないです。
この記事では、模試を活用した正しい復習の方法についてお伝えします
大学受験を目指すうえで模試の復習は大事!
大学受験を目指すうえで、受験した模試をどのように復習するのかは、大学受験の合格率を高めるために非常に重要です。
模試の復習をする際は、以下の4つのポイントを確認しましょう。
1.答え合わせをすぐに行う
模試を受けた当日に答え合わせを行い、自分の解答と正解を比較しましょう。間違えた問題は、解答解説を読んで、なぜ間違えたのかを理解することが大切です。
この答え合わせは「模試が終わった直後」にやることが大事です。
模試が終わった後は疲れているため、休みたくなる気持ちもあるかもしれませんが、時間がたてばたつほど、記憶は薄れていきます。
また、「時間が空いたからもういいか」とモチベーションが下がるリスクもあります。
そのため、模試を終わったすぐ後に、答え合わせをするようにしましょう。
2.間違えた問題を解き直す
間違えた問題は、解き直して理解を深めましょう。
上記の「答え合わせをすぐに行う」と関連する内容ですが、すぐに答え合わせをして間違えた個所を解きなおすことが、記憶が新鮮な状態で改めて間違え箇所を理解することができます。
仮に、時間がたってしまうと「なんで間違えたのか」さえ忘れてしまう可能性があります。
また、解き直すときは、時間を測って本番と同じように取り組むとより本番に近い環境になるのでおすすめです。
3.間違えた問題の原因を分析し、対策を立てる
間違えた問題の原因を分析し、対策を立てましょう。
例えば、知識不足であれば、参考書や問題集で復習をします。解法が理解できていなければ、解説を読んで理解を深めることが大事です。
4.苦手分野をまとめる
上記で間違えたことが多い箇所は、自分の苦手分野であると想定できます。
苦手分野をまとめておくと、効率的な復習ができます。
模試の復習は、ただ解答解説を読むだけでなく、自分の解答を修正し、原因を分析して対策を立てることが大切です。
模試の復習を効果的に行うことで、成績を伸ばすことができます。
模試の復習は複数のタイミングで行うことが大事
上記で、「模試の振り返りは直後にやるべき」と紹介しましたが、模試の復習はいくつかのタイミングで行うことで、より記憶の定着が期待できます。
具体的に、どのようなタイミングで模試の復習をすべきなのかをお伝えします。
模試の当日
前述したように、模試を解いた当日には必ず複数をするようにしましょう。
まずは問題の回答と解説を読み、間違ったところがあればなぜ間違えたのかをしっかりと学びなおしましょう。
その際、気を付けるべき点は間違った箇所だけ復習するのではなく、問題全体を復習しましょう。
なぜなら、「実はよくわかってないけどなんとなく解いたら正解だった」という可能性があるからです。
模試の1週間後
ちょうどこのくらいの期間が開くと、模試で解いた内容や復習した内容を忘れている頃です。
記憶は、一度で覚えきることは難しく、何度も繰り返し覚えることで記憶として定着していきます。
模試も同様で、解いてから1週間後を目安に、もう一度模試を解いてみたり、解けなかった問題を今一度解いてみましょう。
その段階で、前解けた問題が解けなかった、同じミスをしたということは、自分が苦手な分野である可能性があるため、別途ノートなどに振り返りやすいようにまとめておくといいでしょう。
試験の直前
このタイミングでやるのは、問題を解くことではなく、模試の1週間後にまとめたノートを振り返ることです。
いよいよ試験の直前となると、いつもより緊張してしまうこともあるでしょう。
なるべくリラックスをして本番に臨むために、今まで解いた模試全体を振り返るのはなく、今までまとめた振り返りノートなどをもとに、ピンポイントで苦手なところだけ復習をするようにしましょう。
まとめ
模試は、解いて終わりではなく自分が何が苦手なのか、何が分からないのかを理解するための試験です。
模試を解いて満足してしまうのは非常にもったいないです。
そのため、模試を解いたら必ず何度も復習をするようにしましょう。