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大学受験の滑り止めの選び方・受け方

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大学受験をする際、将来の進路を見据えた学部選定をされることでしょう。
それに付随して学力相応の大学を選び、出願すると言った流れが一般的です。

しかし、現役合格にこだわるならば、第一志望の大学だけではなく複数の大学を受験することが一般的です。
それでは「滑り止め」とも呼ばれる併願大学の選び方や受験の受け方は、どのようにするのが良いのでしょうか。

大学の「滑り止め」の選び方は?

すでに第一志望の大学は決まっていることでしょう。
そうすれば「滑り止め」は第二志望・第三志望ということになります。

色々な考え方があるでしょう。

たとえばネームバリューで大学を決める場合、A大学の文系学部を受験し、第二志望は経済学部にするという場合があります。
また教員免許などの資格取得を目指し、B大学の外国語学部を第一希望とし、C大学の外国語学部を第二志望とするという案もあります。

このような大学を選ぶ時には、模擬試験などから算定された偏差値から、学力相応大学を選ぶことが一般的です。
確実に合格できる大学は自己偏差値から「-7~-10」程度の大学から選ぶのが定石です。

大学入試センター試験を受けることが吉

やみくもに受験できる大学に願書を出すという考え方も良いのですが、一般入試を検討する場合は、莫大な受験料もかかります。
さらに、場所によっては交通費・宿泊費も大きくのしかかりますし、試験日程の調整などで大幅に時間が取られてしまいます。

そこで滑り止め大学の受験を検討している場合は、1度の受験で複数の大学へ出願できる「センター試験」利用を検討しましょう。
国公立大学だけではなく、私立大学も最近はセンター試験を導入するところが増えています。
受験生はできる限りセンター試験受験を視野に入れた勉強をしていくと、滑り止めとして受験できる大学の幅が広がっていきます。

何校受験する?正しい滑り止めの受け方とは

第一志望の大学は難関だから、いくつか滑り止めを受験したいと考えるのはとても自然な流れです。
現役合格を目指す方はもちろんのこと浪人生活をこれ以上引きのばしたくないと考える方もそうでしょう。

ここで気になるのが「滑り止めの受験数」です。
受験できる大学があれば、何校でも受けたいという気持ちもあります。
しかし、ほぼ毎日のように訪れる「受験日当日」というシチュエーションは、受験生本人だけでなくそれを支える家族の大きな負担にもなります。

また、推薦から前期・後期というように長丁場となる大学受験ですので、この受験時期を上手に使いましょう。

国公立大学の場合、前期と後期で2大学が受験可能です。
私立の場合は、センター利用で併願するほか、一般入試を利用する場合は、多くても2校程度に的を絞りましょう。

まとめると、第一志望のほか、滑り止めの受験は最大4~5校程度を目安にすることをおすすめします。
中には滑り止めを受けず、退路を断つという方もいますが、二次募集がかかる可能性は限りなく低いため、大学入試の受け方として適切ではありません。

大学受験の「滑り止め」をクローズアップして、受け方に対する考え方をまとめました。
滑り止めは複数ピックアップして、自分の学力などをすり合わせながら選ぶ方法をおすすめしています。

また受験大学も厳選することで、受験へのモチベーションを持続することができます。
定期的に模擬試験や大学入試判定試験を受けて、目標の大学へ入学できるように自信をつけましょう。

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