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MARCHと日東駒専の違いは?偏差値や就職実績を徹底比較

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MARCHと日東駒専は、いずれも東京都内を中心にキャンパスを擁する大学グループです。各大学の偏差値や就職実績にどのくらいの差があるのか、気になる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、MARCHと日東駒専の違いについて、各大学の難易度や知名度、特長などを比較しながら解説します。MARCHと日東駒専に入るために必要な対策についても解説するため、大学選びの参考にしてみてください。

MARCHと日東駒専の概要

MARCHと日東駒専の概要

MARCHと日東駒専について具体的にはまだ知らない人もいるのではないでしょうか。

以下では、MARCHと日東駒専の基本情報について解説します。

MARCHとは

MARCHとは、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の頭文字をとった大学群の名称です。いずれの大学も都内をメインにキャンパスを擁しています。

偏差値が60を超える学部が多く、関西エリアで人気が高い大学群として知られる「関関同立」と同じくらいの学力レベルといわれています。MARCHのなかで最も偏差値が高いのは、立教大学の異文化コミュニケーション学部で偏差値は68です。

また、ブランド力が高いMARCHは、就職活動において有利になる大学としても知られており、毎年多くの受験志願者が全国から集まります。ここ数年は合格最低点が上昇しているため、それぞれの大学の入試傾向を押さえた入念な受験対策が必要です。

日東駒専とは

日東駒専は、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の頭文字をとった大学群の名称です。いずれの大学も東京23区内にキャンパスを持っています。

いずれもスポーツが盛んな大学で、メディアで取り上げられる機会が多いことから、競争率が高い傾向にあります。関東エリアの大学のなかでは知名度が高く、 MARCHに次ぐ中堅私立大学として人気です。

日東駒専よりも学力レベルが下位に位置する大学グループに、大東亜帝国があります。大東亜帝国の各大学も都内にキャンパスがあることから、日東駒専を受験する人におすすめの併願校として名前が挙げられます。

MARCHと日東駒専はレベルに大きな差がある

MARCHの偏差値は50~60台、日東駒専の偏差値は40~50台となっています。

この2つの大学グループは、入試問題の内容にも差があります。MARCHの入試では細かな知識や確かな理解力が問われることが多いのに対し、日東駒専は基礎力を問う試験問題が中心です。

以前は、多くの人々が「日東駒専=MARCHの併願校」と捉えていました。しかし、私立大学の厳格化を背景に、近年では日東駒専も難化傾向にあります。

合格を目指すのであれば、各大学への合格実績が豊富な予備校で対策するのがおすすめです。各予備校のカリキュラムを確認し、自身に合った予備校を選びましょう。

MARCHと日東駒専を項目別に比較

MARCHと日東駒専を項目別に比較

以下では、MARCHと日東駒専の詳しい偏差値や就職実績などを挙げながら比較していきます。

MARCHと日東駒専の違いを詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。

MARCHと日東駒専の偏差値

以下は、MARCHと日東駒専の偏差値に関する表です。

大学名 偏差値
明治大学 55.0~65.0
青山学院大学 55.0~65.0
立教大学 55.0~65.0
中央大学 50.0~62.5
法政大学 52.5~65.0
日本大学 35.0~65.0
東洋大学 42.5~57.5
駒澤大学 40.0~57.5
専修大学 45.0~55.0

※2024年度

表をみると、日東駒専よりもMARCHのほうが高い偏差値であることがわかります。学部によって違いはありますが、MARCHと日東駒専の偏差値を全体でみると10前後の差があります。

MARCHと日東駒専の就職実績

以下は、MARCHと日東駒専の就職実績に関する表です。

大学名 就職率(%)
明治大学 95.6
青山学院大学 95.4
立教大学 97.7
中央大学 96.7
法政大学 98.4
日本大学 98.1
東洋大学 98.5
駒澤大学 96.8
専修大学 85.7

※2023年度

表をみると、ほとんどの大学の就職率が95%以上となっています。

また、大手企業400社への就職率に関する調査では、明治大学が23位、立教大学が26位、青山学院大学が29位、中央大学が33位、法政大学が42位とMARCHは上位50校のなかにランクインしています。

一方で、日東駒専はいずれも100位以降となっており、大手企業への就職率でみるとMARCHのほうが高いです。

MARCHと日東駒専の知名度

以下は、関東エリアにある大学の知名度に関する調査における、MARCHと日東駒専の順位をまとめた表です。

大学名 就職率(%)
明治大学 3位
青山学院大学 2位
立教大学 9位
中央大学 7位
法政大学 8位
日本大学 6位
東洋大学 12位
駒澤大学 9位
専修大学 ランク外

表をみると、MARCHが上位を占めています。この調査において、MARCHと日東駒専のなかで最もよく知られている大学は、青山学院大学でランキング2位です。

日東駒専のなかでは日本大学が6位にランクインしており、7位の中央大学・8位の法政大学・9位の立教大学よりも知名度が高いことがわかります。また、駒澤大学が9位、東洋大学が12位であり、専修大学はランク外となっています。

MARCHと日東駒専に合格するには

MARCHと日東駒専に合格するには

MARCHと日東駒専は難易度に大きな違いがありますが、どちらも簡単に合格できるわけではありません。

以下では、MARCHと日東駒専に合格するために必要な受験対策について解説します。MARCHや日東駒専を志望している人は、ぜひ確認してみてください。

MARCHに合格するために必要な対策

MARCHの合格ラインを偏差値で表すと60以上です。偏差値60は、受験生全体の上位15.87%に位置します。

MARCHへの合格を目指すには十分な受験対策が必要ですが、難関大学だからといって、いきなりハイレベルな問題に取り組むような勉強方法は避けましょう。基礎を徹底的に固めたうえで、応用問題での演習を繰り返すことで、入試レベルの問題も解けるようになります。

英語は特に難化しています。受験勉強に取り組む際には、配点が高い長文対策を徹底しましょう。参考書や過去問を活用しながら、英文を論理的に読解するトレーニングを反復してください。

また、当日の試験問題の形式に慣れるために、MARCHの過去問に計画的に取り組みましょう。過去問を繰り返し解くことで、自身の苦手分野に気付いたり、時間配分のコツを掴んだりなどのメリットがあります。

日東駒専に合格するために必要な対策

日東駒専の合格ラインの目安は、偏差値で表すと55~60程度です。学部によって難易度に差があるものの、簡単に合格できる大学ではありません。

日東駒専の入試は基本的なレベルの問題が出題されることが多いため、基礎固めを徹底することが受験対策になります。例えば、国語の場合は漢字、英語の場合は単語・英文法というように、基礎的な反復学習にしっかり時間をとってください。

また、学校の定期テスト対策にも積極的に取り組みましょう。定期テストで出題される問題のなかには、入試問題の基礎となる内容もあります。受験勉強と学校の勉強を切り分けず、定期テスト勉強にも力を入れてください。

MARCHと日東駒専の難易度は上昇傾向にある

ここ数年、多くの大学では受験生の受け入れが厳しくなっています。MARCHの競争率激化に伴い、志望校のレベルを下げる学生が増えているのが現状です。その結果、日東駒専を志望先として選ぶ人が増加し、日東駒専の競争率も高まっています。MARCHと日東駒専のどちらも難化傾向にあるため、受験合格を目指すなら各大学が求める学力レベルに合わせて戦略を練ることが大切です。

学校の授業と自主勉強だけでは、十分に受験対策ができない場合があります。MARCH・日東駒専に合格したいのであれば、予備校に通うことがおすすめです。予備校では、志望校の対策に特化した授業が受けられます。勉強方法や進路についての相談ができる予備校もあり、モチベーションを維持しながら受験対策できる点がメリットです。

まとめ

まとめ

MARCHと日東駒専では、難易度に違いがあります。日東駒専はMARCHの併願校とされてきましたが、近年は競争率が高まっています。同じようにMARCHも難関化が進んでいるのが現状です。

受験で後悔することがないように、慎重に大学を選び、志望校に合う対策を入念に行うことが大切です。MARCHや日東駒専の受験合格を目指したい人は、予備校や塾に通い、実績が豊富な講師陣による指導で効率的に学力を上げましょう。

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