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早稲田を狙うならまずは英単語を制覇!8,000語を覚えて差をつけろ

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受験生が早稲田大の入試を克服するには「早稲田の英語」という高くて分厚い壁を乗り越えなければなりません。そして、その壁を乗り越えるには「大量」かつ「難解」な英単語を覚える必要があります。早稲田大の入試英語に出てくる、「こんなものまで覚えなければならないのか」と感じさせる英単語を紹介します。

この英単語の意味、わかりますか

早稲田大の看板学部である、政経学部のある年の入試英語に、次のような英単語が出てきました。

culinary-diplomacy

criteria

ingredient

thereby

embassy

comprehensive

diplomat

dispute

differentiate

perception

cuisine

launch

distinction

  

もしこの13個の英単語のうち、3つ以上わからないものがあったら、危機感を持ったほうがよいでしょう。なぜならこれら英単語は、長文読解のひとつの文章に出てくる単語だからです。

この年の政経学部の英語には、3問の長文読解と、1問の英会話文読解と、1問の英作文の計5題が出題されました。その試験時間はわずか90分です。単純計算すると、1問18分で解かなければなりません。しかも早稲田大の英語試験は、設問も選択肢も英文なので、それも読み込まなければなりません。1問の長文で、13回もつまずくことは許されません。

英語の授業で、先生や講師から「英単語は丸暗記する必要はない。難しい英単語は文脈から類推すればよい」と教わることがあると思います。その教えは間違っていないのですが、早稲田大の英語には通用しないでしょう。

8,000語は必要

早稲田大に限らず、慶応大や上智大といった、超難解私大の入試英語を克服するには、7,000~8,000語の英単語を覚える必要があると言われています。センター試験で5,000語が必要と言われているので、その「大変さ」がわかると思います。

難解英単語の覚え方

難解英単語はどのように覚えたらよいのでしょうか。実は、難解英単語の覚え方は、他の英単語の覚え方と変わりありません。書く方法、発音する方法、1単語数秒で次々覚えていく方法、想起する方法など、英単語記憶術は数多く紹介されているので、自分に合った方法を見つけて、覚えていくしかありません。難解であろうとそうでなかろうと「暗記の道」の苦しさは変わりありません。

難解英単語の学習で重要なことは、難解英単語と「出会うこと」です。難解英単語は、頻出しないために難しいと考えられています。これは日本語も同じです。「嗽」「塒」「鳩尾」「犇めく」「魑魅魍魎」といった漢字を読めなかったり書けなかったりするのは、普段使わないからです。

難解英単語は、覚える前に、見つけることが簡単ではありません。当然ですが、難解英単語と出会わなければ、覚えることはできません。

難解英単語と「出会う方法」は2つあります。ひとつめは、超難解大学の過去問です。早稲田大を目指す受験生は、慶応大や上智大の長文読解にも挑戦しましょう。ふたつめは、英字新聞です。日本人向けの英字新聞は、英文が簡単な内容になっているので、外国人向けの英字新聞を入手してください。

まとめ

大量の英単語を覚える目的は、英語長文を「すらすら」読むためです。早稲田大の入試英語は、時間との勝負です。英単語を暗記しておくことで、読み込む時間を短縮することができるので、考える時間をつくることができます。早稲田大の入試英語は、読むことができても、考えなければ解けないでしょう。大量の英単語の暗記は、ほんの1ステップにすぎないのです。

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