東進って、どんな予備校?特徴と注意点を徹底解説!
東進の授業形態
東進は講座が充実しています。実力のある講師陣が行う講座を受講し、モチベーションを保って学習を続けていれば、志望校合格に近付きます。ここでは、東進の講座や授業形態について見ていきましょう。
通期講座
東進の通期講座には、学力の基礎固めをする役割があります。この講座は高校入門レベルからスタートするため、基礎に自信がない人でも安心です。通期講座はパソコンを使って90分×20回の高速学習で行われるため、1年間の授業を最短で2週間~3カ月以内で済ませることが可能です。
高速マスター基礎力養成講座
ハイレベルの大学を志望している場合、基礎学力を短期間で身に付けることが欠かせません。東進の高速マスター基礎力養成講座ではパソコンを活用して「高速暗記講座」と「高速トレーニング講座」を行っており、受験に必要な事柄を少しずつではありますが、確実にマスターしていけます。
志望校対策講座
受験学年になると、志望校対策講座の受講ができます。この講座のひとつとして、「記述型答案練習講座」が挙げられます。この講座は「授業90分×5回+添削指導5回」となっており、採点者にしっかりと伝わる答案が作成できるようになり、確実に得点につなげられるような実践力を付けることが可能です。
過去問演習講座
志望校に現役合格するためには過去問を解いておき、内容を確実に理解しておくことが大切です。東進の過去問演習講座は難関大の過去10年分の問題を徹底的に研究しており、受験本番に実力が発揮できるように考え出されたものです。
東進が誇る講師陣
東進には、大学入試を熟知したプロの講師陣がたくさんいます。ここでは、東進でも特に有名な講師を紹介します。
林修先生(現代文)
「いつやるか、今でしょ!」という名言が有名な林先生の授業は、東大受験生から圧倒的に支持されています。テンポ良く展開していく授業では、現代文解法のテクニックが学べます。
安河内哲也先生(英語)
英語の得点がなかなか伸びないという悩みを抱えている人のなかには、「英語はできない」という先入観を持っているケースもあります。安河内先生の授業ではとても楽しく英語を学ぶことができ、受験に使えるだけでなく、一生ものの英語力を身に付けることができます。
志田晶先生(数学)
東大や京大などの難関大学を受験する場合は、志田先生の授業で学力アップを目指しましょう。この授業ではテキストに書いてある公式を何気なく使うのではなく、解答までのプロセスを丁寧に解説してくれます。
東進の合格実績
東進が公表しているデータは、現役生のみの合格実績です。そのため、高卒生を含んだ数値ではありません。加えて、当該年度の高3時に在籍しており、東進生として1講座分以上の通期講座を受講した生徒のみが対象で、講習生・模試生は含まれていません。今回は、2020年2月23日現在判明分(中間速報)を見ていきましょう。
私立大学
・早稲田大学…1,011名
・慶応義塾大学…718名
・東京理科大学…1,691名
・明治大学…3,025名
・青山学院大学…1,071名
私立医・医
・自治医科大学…19名
・昭和大学…21名
・防衛医科大学校…34名
・その他私立医・医…202名
旧七帝大+東工大・一橋大AO推薦
・東京大学…14名
・京都大学…13名
・北海道大学…5名
・東北大学…67名
・名古屋大学…70名
・大阪大学…30名
・九州大学…16名
・東京工業大学…19名
・一橋大学…5名
国公立医・医AO推薦
264名
東進のサービス
東進は現役生が大学受験に向けて集中できるように、さまざまなサービスを充実させています。
自習室
東進の校舎には自習室が設置されています。このスペースでの私語は厳禁です。ほかに、「音読室」と呼ばれるスペースでは、声に出しながら学習を進めていけるため、英語や古文、世界史などの科目に取り組んでいる人がたくさんいます。
担任指導
現役合格のために、東進では徹底した担任指導を行い、ひとりひとりに合った学習方法を提案しています。担任には合格までのロードマップを作成し、各生徒と定期的な面談を行うなどの役割があります。また、担任は受験勉強を続けていくなかで悩みを抱えている学生に対してアドバイスや、モチベーションを維持するための環境づくりなどもしてくれるので、安心して学習を続けることが可能です。
まとめ
東進はパソコンを活用した映像授業が主ではありますが、住んでいる場所に関係なく、有名な講師陣の授業が受けられる点が大きなメリットです。また、東進では細やかな担任指導も受けられるため、計画的に学習を続けることで現役合格を目指したい人には特に適しています。