大学受験に必須!証明写真の服装・髪型・メイクを解説
大学受験の願書提出が近付いてくると、証明写真の服装や髪型などをどうすればいいのか悩む受験生はとても多いです。
高校受験では制服で撮影するのが当たり前だったので、大学になった途端にどうすべきか戸惑ってしまうのも当然でしょう。
そこで本記事では、大学受験に適した証明写真を撮る際の服装・髪型・メイクや、注意すべきことをご紹介します。
大学受験用に撮影する証明写真の役割
大学受験用に撮影する証明写真は、主に以下2つの役割で用いられます。
- ・入試本番の本人確認に使用される
- ・入学後に学生証の写真として使用される
それぞれ詳しく説明します。
入試本番の本人確認に使用される
大学受験の願書に貼る証明写真は、入試本番の本人確認に使用されます。具体的には、出願者と、当日受験を受けに来た者が同一人物か確認するために用いられます。
よって、証明写真は受験当日の姿と似た状態で撮る必要があります。顔もハッキリと見えるものでなければなりません。
入学後に学生証の写真として使用される
大学によっては、願書に使った証明写真をそのまま学生証用に使うところもあります。
証明写真を学生証にも使う大学の場合、撮影の規定がいくつか設けられていることが多いので、必ずチェックしておきましょう。
また、入学時に作成した学生証は卒業まで使い続けることになるので、写りもある程度気にした方が良いかもしれません。
大学受験用の証明写真に適した服装とは?
大学受験用の証明写真は、基本的に制服ではなく私服で撮ります。 多くの大学では、願書用に提出した写真を学生証に使用するからです。
もしも制服で撮ってしまった場合、卒業までの4年間を高校生の自分が写った学生証で過ごす羽目になってしまいます。
証明写真に適しているのは、白系のシャツやブラウスに、黒や茶色、グレーなどのジャケットといった大人っぽい綺麗目な服装です。
入学式で着るために用意したスーツがあるならば、それを証明写真に使うと間違いないでしょう。
大学受験用の証明写真に適した髪型やメイクとは?
まず、大学受験用の証明写真に関して、適切な髪色は男女で共通しています。
髪が茶色や金色など明るい場合、一般入試であればそのままでも問題ありません。しかし、推薦入試やAO入試など、テスト以外に面接がある場合は、髪色は黒やこげ茶など控えめにした方が面接官の印象が良くなります。
髪型についても同様です。一般入試であれば、男女ともに普段通りで問題ありません。一方で、面接試験がある方の場合は、清潔感のある髪型で撮影することをおすすめします。寝癖がついたままであったり、ワックスやジェルなどを過度に用いた奇抜な髪型であったりすると、減点対象になりかねないので注意が必要です。
そして、女子生徒は髪型だけでなく、メイクについても悩むものでしょう。
もし証明写真でメイクをするのであれば、ラメなどを控え、大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げましょう。証明写真の目的は本人確認なので、メイクに気合いを入れ過ぎて「試験当日の顔と別人」になってしまっては問題です。
二重にするアイプチや太いアイライン、濃いマスカラや付けまつげといった、顔が劇的に変わるようなメイクは控えることが鉄則です。
なお、大学受験で面接試験を受ける方の場合、当日の服装や髪型についても気を付けるべきことがあります。以下の記事で解説しているので、確認しておきましょう。
大学受験時の面接における服装や身だしなみ、髪型などのマナーとは
大学受験用の証明写真のサイズは?
大学受験用の証明写真のサイズは、基本的に「縦4cm×横3cm」です。ただし、大学ごとにサイズの指定は異なるので、必ず自分で応募要項を確認するようにしてください。
複数の大学を受験する方は、異なるサイズの証明写真を用意する必要も生じる可能性があります。
大学から求められるサイズが手元にないと、スピード証明写真で撮り直したり、写真館の場合は焼き増しを依頼し直したりしなければならないので、注意が必要です。
大学受験用の証明写真はどこで撮影するのがベスト?
大学受験は人生を左右する重要なイベントなので、どこで証明写真で撮るべきか悩む人が多いのも当然です。
まず、基本的に写真そのものの質の良し悪しは試験に関係しないため、スピード証明写真でもまったく問題ありません。
しかし、スピード証明写真は顔の向きを自分で調整する必要があるため、思うような仕上がりにならない可能性がある点がデメリットとなります。
その点でいえば、写真館はプロカメラマンが撮影し、顔の向きや表情などを的確に指示してくれるため、納得のいく証明写真が撮れます。
推薦入試やAO入試の場合は、写真の印象も合否に影響するので、写真館で撮影した方がいいでしょう。
大学受験用の証明写真を撮影する際の注意点4つ
大学受験用の証明写真を撮影する際は、以下の4点に注意しましょう。
- ・適切な時期に撮影する
- ・髪型やメイクは受験時と同じものを意識する
- ・撮影時は表情にまで気を配る
- ・必要な枚数を確認しておく
一点ずつ解説していきます。
適切な時期に撮影する
ほとんどの場合、大学受験用の証明写真は、「出願から〇ヶ月以内のもの」と定められています。「出願から3ヶ月以内の写真を用いること」という規定を設けている大学が多いです。
早く撮影しすぎると、要件から外れてしまうため注意してください。
かといって、撮影が遅すぎても問題です。用意した証明写真のサイズが違ったり、枚数が足りなかったりした場合、再撮影や焼き増しが必要になるためです。
特に写真館で撮影する場合、出願の直前は混み合います。出願日から遡って、適切な時期に証明写真の撮影を行いましょう。
髪型やメイクは受験時と同じものを意識する
大学受験用の証明写真は主に本人確認として使われるので、撮影時の髪型やメイクは受験時となるべく同じになるよう意識しましょう。
メイクや髪色、髪型などが違いすぎると本人確認に時間がかかり、試験に影響が出てしまう可能性があります。
撮影時は表情にまで気を配る
大学受験用に使う証明写真は、表情にも気をつけましょう。
軽く微笑む程度か、真顔で撮影するのがおすすめです。歯が見えるほど笑っていたり、険しい表情をしていたりすると不自然な仕上がりになってしまいます。
面接試験を受ける方は、表情が明るい方が好印象です。にこやかな表情を心がけましょう。
必要な枚数を確認しておく
証明写真は、一度の受験で複数枚の提出が求められることもあります。志望大学ごとに応募要項を確認し、必要な枚数を適切に把握しましょう。
出願ギリギリで枚数が不足していると、追加での撮影や焼き増しが必要になり、焦りの原因となるので、あらかじめ2~3枚は余分に用意しておくことをおすすめします。
まとめ
本記事では、大学受験に適した証明写真を撮る際の服装・髪型・メイクや、注意すべきことを解説してきました。
大学受験においては、証明写真も大切ですが、最も重要なのは試験対策です。以下のページでは、大学受験対策におすすめの予備校を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。