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早慶の偏差値や倍率を徹底比較!合格するのはどっちが難しい?

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早慶といわれることの多い早稲田と慶應はどちらも都内を中心にキャンパスを構える、難関私立大学です。早慶のどっちが入りやすいのか気になる受験生もいるのではないでしょうか。志望校選びに失敗しないためには、各大学の特色を理解したうえで比較することが大切です。

本記事では、早慶の偏差値や倍率などを項目ごとに比較します。各大学が向いている人の特徴についても解説しますので、志望校選びで迷っている受験生は目を通してみてください。

早慶の比較表

早慶の比較表

以下は、早慶の基本情報を比較した表です。

創立年 学部学生数※2024年度 教員数※2023年度 偏差値
早稲田大学 1882年 38,987人 5,208人 62.5~70.0
慶應義塾大学 1858年 28,789人 2,776人 57.5~72.5
早稲田大学:学部 政治経済学部、法学部、教育学部、商学部、社会科学部、国際教養学部、文化構想学部、文学部、人間科学部、スポーツ科学部、基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部 ・早稲田キャンパス
・戸山キャンパス
・西早稲田キャンパス
・所沢キャンパス
・喜久井町キャンパス
・日本橋キャンパス
・東伏見キャンパス
・本庄キャンパス
・北九州キャンパス
慶應義塾大学:学部 文学部、経済学部、法学部、商学部、医学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部、薬学部 ・日吉キャンパス
・信濃町キャンパス
・三田キャンパス
・矢上キャンパス
・湘南藤沢キャンパス
・芝共立キャンパス

創立年は、慶應義塾大学のほうが古く、長い歴史を持つ大学であることがわかります。

また、学生数・教員数・キャンパスの数を比較すると、マンモス校と呼ばれる早稲田大学のほうが多いです。

早慶の概要

早慶の概要

以下では、早慶それぞれの大学の基本情報について解説します。

早稲田大学の基本情報

早稲田大学は、国内でも最難関レベルの私立大学です。13の学部を持ち、都内を中心に9つのキャンパスがあります。1882年に「東京専門学校」として創立し、1902年に大学へと昇格しました。

早稲田大学には、所属する学部に関係なくすべての学生が履修できる「全学オープン科目」と呼ばれる科目が多数用意されています。専門分野とは別に「副専攻」として学習できるプログラムを提供している点が特長です。体験型・問題解決型の実践的な学びを多く取り入れており、専門分野の学びを応用できる講義も充実しています。

また、早稲田大学で学ぶ外国人留学生・海外派遣学生の数は、日本国内の大学でもトップクラスです。世界各国から多数の学生、研究者、教員が集まるため、世界中の人々と交流できます。

慶應義塾大学の基本情報

慶應義塾大学は10の学部と14の大学院研究科を擁する総合大学です。東京・神奈川に6つのキャンパスがあり、学年によって通学先のキャンパスが変わります。

国内でも長い歴史を持つ大学として知られており、1858年に福沢諭吉が開校した「蘭学塾」が前身です。福沢諭吉が説いた「実学の精神」を土台として、幅広い領域をカバーする10の学部を通して個性のある教育と研究活動を推進しています。

世の中の流行にとらわれず、主体的に世の中の課題を解決できる「独立自尊」の人材を生み出し続けている点が慶應義塾大学の特長です。伝統的な教育スタイルを重んじながらも、最先端の分野における多数の教育プログラムを提供しています。所属する学部以外の科目を履修できるところも、総合大学ならではの強みです。

早慶はどっちが難しい?

早慶はどっちが難しい?

以下では、早慶のどっちが難しいのか、偏差値や倍率を比較しながら解説します。

早慶の文系の偏差値を比較

以下は、早慶の文系偏差値に関する表です。

大学 偏差値
早稲田大学 政治経済学部:67.5~70.0
法学部:67.5
教育学部:62.5~67.5
商学部:65.0~67.5
社会科学部:67.5~70.0
国際教養学部:70.0
文化構想学部:65.0~70.0
文学部:67.5~70.0
人間科学部:62.5~65.0
スポーツ科学部:62.5~65.0
慶應義塾大学 文学部:65.0
経済学部:65.0~67.5
法学部:67.5
商学部:65.0~67.5
総合政策学部:70.0

文系学部の偏差値は、慶應義塾大学よりも早稲田大学のほうが高い傾向にあります。同じ名前の学部を比較すると、法学部と商学部の偏差値は同等ですが、文学部の偏差値は早稲田大学のほうが高いことがわかります。

早慶の文系学部のなかで最も高い偏差値である70は、全受験生の上位2.28%以内の学力層にあたります。

早慶の理系の偏差値を比較

以下は、早慶の理系偏差値に関する表です。

大学 偏差値
早稲田大学 基幹理工学部:65.0
創造理工学部:62.5~65.0
先進理工学部:65.0~67.5
慶應義塾大学 医学部:72.5
理工学部:65.0
環境情報学部:70.0
看護医療学部:57.5
薬学部:62.5

理系学部の偏差値は、早稲田大学よりも慶應義塾大学のほうが高い傾向にあります。

慶應義塾大学・医学部の偏差値72.5は、早慶の全学部のなかでもトップレベルです。

早慶の倍率を比較

以下は、早慶の倍率を比較した表です。

大学 偏差値
早稲田大学 政治経済学部:3.1倍
法学部:4.6倍
教育学部:5.3倍
商学部:7.9倍
社会科学部:8.0倍
国際教養学部:3.2倍
文化構想学部:7.5倍
文学部:7.2倍
人間科学部:5.6倍
スポーツ科学部:3.4倍
基幹理工学部:3.7倍
創造理工学部:3.9倍
先進理工学部:3.5倍
慶應義塾大学 文学部:3.2倍
経済学部:3.4倍
法学部:3.8倍
商学部:3.3倍
医学部:7.5倍
理工学部:3.1倍
総合政策学部:5.4倍
環境情報学部:5.4倍
看護医療学部:2.6倍
薬学部:3.4倍

※2024年度の一般選抜合計

全体で見ると、慶應義塾大学よりも早稲田大学のほうが倍率は高くなっています。

また、慶應義塾大学は文系学部よりも理系学部のほうが、倍率が高い傾向にあるようです。

受かりやすいのは早慶のどっち?

早慶を偏差値や倍率で比較した結果から考えた場合、慶應義塾大学のほうが受かりやすいと考えられます。

ただし、慶應義塾大学の入試では国語の代わりに小論文が課されるため、相応の受験対策が必要です。併願校として検討するには、慶應義塾大学はハードルが高すぎるといえるでしょう。

早慶のどっちに入るべき?

早慶のどっちに入るべき?

早慶にダブル合格した場合、どっちを選べばよいのか迷う人も多いといいます。以下では、各大学がおすすめの人について解説します。

早稲田大学が向いている人

早稲田大学には、多機能型スポーツアリーナをはじめ、複数の施設で構成されている「早稲田アリーナ」があります。雨の日でもスポーツを楽しめる運動場や大きな鏡が設置されてあるトレーニングエリアなど、幅広いスポーツに対応した運動施設を学生は利用可能です。早稲田大学は、野球・ラグビー・駅伝の強さは全国でもトップクラスであることから、スポーツが盛んな大学を選びたい人におすすめの大学といえるでしょう。

また、早稲田大学はサークルが充実しています。公認・非公認を含めると3,000以上のサークルがあるため、さまざまな価値観の学生と交流できるでしょう。学業だけでなく、サークル活動も楽しみたい人に向いています。

慶應義塾大学が向いている人

慶應義塾大学は、早稲田大学と比べると、医学部や看護医療学部などの理系学部が充実しています。理工学部の場合、3年生になると学部専用のキャンパスで学習できる点も魅力です。最新の設備が整っているため、レベルの高い教育が受けられます。理系学部への進学を検討している人は慶應義塾大学が向いているといえるでしょう。

さらに、慶應義塾大学には「三田会」と呼ばれる同窓会組織があります。在学中だけでなく、卒業後のつながりも重視したい人におすすめの大学です。

まとめ

まとめ

早稲田大学のほうが慶應義塾大学よりも偏差値がやや高い傾向にありますが、キャンパスの雰囲気やカリキュラムなどが大きく異なるので偏差値だけで決めるのは早計です。自分が興味ある分野を学べるかどうかを確認したうえで、アクセスや設備、特色などを比較して選びましょう。

いずれも最難関クラスの大学であるため、入念な受験対策をしたうえで入試に臨まなければなりません。難関大学受験に対応した塾・予備校を探している高校生・浪人生は「イチオシ予備校一覧ページ」をご確認ください。

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