【上智大学】外国語学部英語学科でできること・目指せることを徹底解説
上智大学は、大学創設当初から英語教育に力を入れてきたことで知られています。そのため、より実践的な英語力を身につけたい人には、上智大学の外国語学部英語学科がおすすめです。ここでは、上智大学外国語学部英語学科における実践的な英語教育や、この学科が目指す英語力などについて解説します。
あわせて、上智大学で経験できる長期/短期留学や、短期研修などについても紹介しますので、海外留学を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
英語による議論技術、課題解決、行動力を育てる
上智大学外国語学部英語学科の誕生は、1955年の文学部外国語学科創設にさかのぼります。外国語学部英語学科となったのは1958年。現在、英語学科が目指しているのは、英語による議論技術を磨くとともに、英語で課題を解決し、行動する力を身につけることです。
・さまざまな意見を理解する
・評価することで批判的な思考力を育てる
・自身の意見を明確に述べて社会貢献する
これらを上智大学では「英語で考え、英語で夢見て、英語で行動する」と表現しています。これは、「他者のために、他者とともに生きる人を育てる」という上智大学の教育理念に基づくものです。
英語という言語を通して、「自分自身や世界を発見するきっかけを得る」という発想は、イエズス会によって上智大学の創建がなされた歴史から生まれたものでもあるでしょう。
目指すのは実践的な英語力
実践的な英語力の修得は、世界に羽ばたく人材育成につながります。上智大学外国語学部英語学科では、基礎力と英語運用能力に磨きをかける1・2年次、表現力を高める3・4年次のカリキュラムを通して、ビジネスや社会貢献の場で運用できる質の高い英語力を育成してきました。
英語だけで行われる講義も多く、これらの学びを通して、実用英語技能検定(英検)1級・TOEFL(IBT) 100点・TOEIC 900点といった目標に到達する学生も少なくありません。
海外協定校への長期/短期留学や短期研修
上智大学には、2015年2月時点で世界35ヵ国に201校の海外協定校があります。これらの大学への留学には、「1年間の長期留学」「短期留学/短期研修」が用意されており、目的や個々人の状況によって選択可能です。
長期留学には、協定校への留学(「交換留学」)・学位授与権のある大学への留学(「一般留学」)の別があります。しかし、留学先で修得した単位は最高30単位まで上智大学の単位として換算可能です。
海外協定校への交換留学の場合、留学中の学費に関しては、上智大学に納入すればよいことになっています。短期の学びについては、語学に重きをおいた短期語学研修(3~5週間)と、海外の大学で専門分野の学びを深める短期研修とに分かれます。
夏期・春期休暇を利用して英語力のレベルをさらに上げ、海外の研究者たちの専門知識を吸収したい人はぜひご検討ください。
まとめ
半世紀以上にわたり、国際社会で活躍できる実践的な英語力修得に力を注いできた上智大学外国語学部英語学科。「英語で考え、英語で夢見て、英語で行動する」人材育成を目標に掲げたカリキュラム、200校以上を数える海外協定校への留学制度などが魅力です。「自身の英語力をより高めたい」「実践的な英語力を身につけたい」という人は、積極的に受験を検討してみましょう。