おすすめ予備校 TOP9

早慶と国立(旧帝大)、同レベルでも受かりやすいのはどっち?

「早慶と国立(旧帝大)、同レベルでも受かりやすいのはどっち?」サムネイル画像

早慶(早稲田大学と慶應義塾大学を合わせた名称。
しばしばこの2つは並列して語られる)は日本でもトップレベルの大学です。
この大学と並んでよく取り上げられるのが、「旧帝国大学」、通称「旧帝大」です。
このなかでも、「東京大学(以下「東大」)」は非常に有名です。

早慶と旧帝大のレベルの差、そしてその受かりやすさについて見ていきます。

旧帝大の偏差値について

旧帝大は、日本に7つあります。
まず、だれもが知る「東大」。それと並んで称されることが多い「京都大学(「京大」)」。
それ以外に、北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学が名前を連ねます。

このなかでも、最高難易度を誇るのは、やはり東大と京大です。
学部によっても多少差はありますが、東大の場合はいずれの学部であっても60台後半の偏差値が求められます。
京大も60台~72.5程度の偏差値が求められるため、非常に難易度が高いと言えます。

「早慶と並ぶ偏差値の大学」を簡単に求めるのは難しいと言えます。
ただ、京大の場合は、早慶とそれほど顕著すぎる差はないとされています。 それ以外では、大阪大学がやや近しい傾向を示しています。

受験科目から見る「受けやすさ」

では、この3つの大学のなかで、比較的受けやすいのはどこなのでしょうか。
学部によってまったく様子が異なりますから、ここでは「法学部」に焦点を当てます。

早稲田大学の場合は、外国語90点(英語・ドイツ語・フランス語・中国語)・国語90点・地歴公民もしくは数学40点の3つの科目から試験がなります。

慶應義塾大学の場合は、外国語(英語・ドイツ語・フランス語)・地理歴史・論述力が試験科目です。

京都大学の場合は、地歴公民(2科目もしくは1科目から選べる)・国語・外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)のなかから選べます。また、京都大学では、理科系からの選択も可能です。

この「受験科目の違い」は、大きな差となって受験生にのしかかってきます。

たとえば、慶應義塾大学の場合、理数系がまったくできなかったとしても、小論文や外国語が巧みであれば突破できる可能性は高くなります。
早稲田大学では、国語と英語の配点がもっとも多く、これが得意な人にとっては非常に受けやすい大学となっています。
法学部は文系よりの学部と見られていますが、京都大学の場合は理数系の人でも受けやすくなっています。

これ以外にも、さまざまな要因が絡んできます。
ただ、「この科目は得意だけれど、この科目はそれほどでもない」などのような悩みがあるのであれば、「苦手科目を避けられる大学」を基準に選ぶのも一つの手です。

関連記事

予備校の口コミ・評判

    アーカイブ