大学受験の英語を攻略!単語帳の正しい選び方と身に付く勉強法
大学受験の英語は単語の語彙力をいかに高めるかが、合格への分かれ道といえるでしょう。
英単語の勉強に役立つ単語帳ですが、どれを選べばいいかわからない!と悩んではいませんか?
そこで、単語帳の種類や正しい選び方、英単語の勉強法までご紹介します。
単語帳のタイプは5種類ある
どれも同じように見える単語帳ですが、内容によって5タイプに分類できます。
単語のみで覚える
例文がなく単語だけというシンプルな構成で、単語だけを集中的に覚えたい方におすすめです。
例文、フレーズで覚える
複数の単語を1つのフレーズにしたり、複数の単語が含まれた例文を使用したりと、効率よく多くの単語を覚えられるのがメリットです。
長文で覚える
大学受験で出題されやすい長文を使用し、より実践的、かつ演習代わりにもなるタイプの単語帳です。
英単語の語彙力が増えたあとに使うことで、単語の定着を高めながら英語の長文にも慣れることができます。
語源から覚える
英単語の成り立ちから覚えるタイプで、英語への理解力が最も高くなる単語帳といえます。
語彙力をすでに持った人が英語の感性を磨いて理解を深める、という意味合いが強いため、大学受験向け単語帳の中では高レベルの部類に入ります。
音声で覚える
単語帳の内容に沿った専用のCDを使い、文字だけでなく音声と一緒に勉強するタイプです。
正しい発音が覚えられるだけでなく、自分で英単語を発声することにより、英単語を体感で覚えられるのが特徴です。
単語帳の正しい選び方とは?
単語帳を選ぶときのポイントは、自分自身のレベルを把握することと、志望校のレベルに合っているかの2つです。
まず、単語帳が自分のレベルに合っていないと、難しすぎて挫折してしまう可能性があります。
それを防ぐためには、まず中学や高校1年で扱う英単語を覚えているか確認しましょう。
中学や高校で配布された単語帳を利用すると、復習も兼ねられるのでおすすめです。
そして、単語帳のレベルは高校入試(中学英語)、センター試験向け、大学のレベル別に分類されています。
自分のレベルを把握した上で、足りないものを補うように単語帳を選ぶと勉強がやりやすくなるでしょう。
英単語が覚えやすくなる勉強法
必ずアウトプットを行う
英単語の勉強は知識を詰め込むインプットだけでなく、勉強した単語を覚えているか確認する、アウトプットの作業がとても大切です。
インプットだけでは時間が経つと忘れやすく、定着するまで時間がかかるものです。
ノートに書いて復習したり、単語帳に付いている赤シートを活用したりして、「覚えたつもり」にならない工夫を実践しましょう。
勉強した単語テストを行う
単語を勉強すると同時に日本語訳を紙に書き出し、翌日や数日後にテストをすると、英単語がより定着しやすくなります。
人間の記憶は翌日には74%忘れるという説もあり、外国語である英単語が忘れやすいのも当然といえるかもしれません。
つまり、英単語の勉強は忘れることを前提に考え、翌日だけに限らず、数カ月後にも復習テストをして繰り返し勉強することが重要です。