おすすめ予備校 TOP9

東大の合格者数は毎年どのくらい?

「東大の合格者数は毎年どのくらい?」サムネイル画像

毎年、話題になる東大の合格者数。合格率に関わる志願者数のデータや学校別の東大合格ランキングは、春先に受験生を賑やかにさせる注目の情報です。ここでは、東大の毎年の合格者数や志願者数、実際の入学者数をはじめ、過去のデータから見た合格者の特徴について解説します。

あわせて、いつも注目を集める高校別の合格者ランキングなどを紹介するので、東大合格者数の全体像を見ていきましょう。

東大の合格者数のポイント

まず、2021年(令和3年)4月1日現在の2020年度入学試験(2021年4月入学)の東大の志願者数や受験者数、合格者数、そして入学者数をご紹介します。

・募集定員:3,060名
・志願者数:9,356名
・受験者数:8,651名
・合格者数:3,086名[うち女子641名]
・入学者数:3,077名

東大でいう「入学者数」とは、前期日程試験と追試験および学校推薦型選抜の3種類の入学者を合わせたものです。外国の学校を卒業した外国人や日本人を選抜する特別選考は、別枠になっています。

過去のデータからわかる合格者の特徴

2021年春の受験では、募集人員3,060名に対して、受験者数は約2.83倍の8,651名、そのうち合格者数は3,086名で募集人員とほぼ同数でした。合格率は約35.7%で、合格者の5名に1名は女子という割合です。

高校別の合格者ランキング

日本の最難関大学といわれる東大の合格者数は、いったいどの高校からの進学者が多いのでしょうか。ここでは、学校別ランキングについて解説します。

もともと、戦後から1960年代前半にかけて、圧倒的な東大合格率を誇ったのが東京の公立校。とりわけ、日比谷高校は何年もトップを独走していました。しかし、学校制度の改変で、国立や私立の中高一貫校がランキングの上位を占めるようになります。

▽2021年 東大合格者数学校別ランキング 上位10

①開成(私立・東京)144名
②灘(私立・兵庫)97名
③筑波大附属駒場(国立・東京)89名
④麻布(私立・東京)85名
⑤聖光学院(私立・神奈川)79名
⑥西大和学園(私立・奈良)76名
⑦桜蔭(私立・東京)71名
⑧渋谷教育学園幕張(私立・千葉)67名
⑨日比谷(公立・東京)63名
⑩駒場東邦(私立・東京)56名

2000年前後から始まった公立校改革で再び公立校の合格率が増加。2021年のランキングでは、東大合格者数ランキングトップ10に公立の日比谷高校が返り咲きを果たしました。

まとめ

東大の志願者数や受験者数は、年度によって異なりますが、例年8,000~9,000名程度。募集人員は、約3,000名となっているため、最難関を狙う猛者たちの約3人に1人が合格を勝ち取っていることになります。

学校別ランキングでは、日比谷高校をはじめ公立校の復活も目立つようになりましたが、今なお国立と私立の中高一貫校からのルートが東大合格の王道といえるでしょう。

関連記事

予備校の口コミ・評判

    アーカイブ