上智大学で法学を学ぶメリットとは?特徴などをわかりやすく解説
上智大学法学部の特徴は、学部内の講義を自由に受講できるということです。
学科の垣根にとらわれず、自分が興味を抱いた講義を受講できるので、多様な社会問題への対応力を養うことができます。
さまざまな課題を抱えた現代において、上智大学法学部のような、さまざまな視点をもった法律家を育てられる環境は、非常に重要です。ここでは、上智大学法学部の概要や特徴などをわかりやすく解説します。
3学科の講義を自由に受講可能
上智大学法学部には、法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3つの学科が設置されています。各学科の特徴は以下の通りです。
・法律学科
法律に関する知識はもちろん、社会的な調整能力・問題解決能力を備えた法律家育成を目指す
・国際関係法学科
法学・政治学の知識を基礎においた国際関係の分析法、語学力や国際的教養などを身につけられる
・地球環境法学科
環境問題に関する豊富な知識で世界の環境問題に資する知識人を育てる
さまざまな側面から世界の多様な課題解決を目指しています。上智大学法学部の特徴は、多様な問題に法的にアプローチできる人材育成を目標においていることです。そのため、3学科内では受講に制限がありません。どの講義も自由に受講でき、法科大学院所属の教員からも教えを受けることができます。
「幅広く法律を学びたい」という人にとっては、非常に望ましい環境が整備されています。将来、「国連職員や外交官になりたい」という人にもおすすめです。
2020年度から設置される「法曹コース」
上智大学法学部には、2020年1月30日付けで文部科学省からに法曹コース設置が認定されました。これは、法学部の3年に法科大学院の2年を加えた5年のコースで、法学部・法科大学院の教員や若手弁護士から手厚いサポートを受けつつ、司法試験合格を目指すものです。
上智大学法学部では、2020年度から法曹コースをスタートさせています。1年次の1月末に法曹コースを希望するかどうかを確かめ、コース生には、司法試験早期合格を目指した教育指導が行われるのです。法曹コースでは、コース専用の演習が行われたり、正課外でのゼミで指導が受けられたりと、このコースならではのメリットを享受できます。また、大学院進学後の奨学金制度なども充実しているのが特徴です。
国際関係法学科には高度な英語力の修得を目指す「AQUILA」が
国際関係法学科には、英語による授業が特修コース「AQUILA」(アクィラ)として設置されています。英語教育で評判の高い上智大学ならではの語学力教育を通して、高い専門性とともに高度な語学力を身につけ、多種多様な文化の中で法律の専門知識を活かせる人材の育成を目指しています。
「AQUILA」での所定の単位数を満たした場合、コースを修了したことが認定されます。上智大学には、「AQUILA」以外にも法学部特設の短期集中プログラムなどがあり、長期休暇を活かした語学力の習得などが可能です。長期留学に向けたステップとしても利用できます。
まとめ
上智大学法学部は、「学生数に対する教員の割合の多さ」「各分野における著名人を教授としている」という点にも特徴があります。学科を超えて受講できるため、それぞれの分野でトップを走る教授陣から幅広く学ぶことができるため、さまざまな社会問題への対応力が養えることは、大きなメリットです。
さらに、2020年から新設された法曹コースや英語による特修コース「AQUILA」(アクィラ)などもあります。さまざまなニーズに応えられる環境が整えられている点でも、非常に魅力的だといえるでしょう。