早慶の滑り止めを選ぶときのポイントとは
私立最難関の早慶。安心してチャレンジするには、滑り止め選びも大切です。ただ、早慶の滑り止めを選ぶ場合、志望校によって選び方が異なります。そこで、今回は以下の3つのパターンで早慶を受験する場合の滑り止めについて考えてみましょう。
・志望校が国立最難関
・早慶と同レベルの受験
・早慶以下の難易度の大学
早慶の滑り止めはどの大学?
早慶は、日本の私立大学の中でも最難関に位置する有名校です。偏差値トップクラスの受験者も多く、場合によっては滑り止め校とあわせて出願する受験生も少なくありません。早慶の滑り止めで、名前があがってくる大学には、上智大や東京理科大などのほか、MARCHや関関同立も耳にします。
第一志望校と滑り止めの関係3パターン
基本的に、早慶を受験する際、滑り止めは受けるべきです。滑り止めは、「もし第一志望校が早慶で不合格でも、次のランクの大学に進学できる」という安心を手に入れることができるでしょう。また、早慶受験の前に滑り止め校の受験をすれば、受験の雰囲気に慣れて第一志望校を落ち着いて受験できます。
ただ、「第一志望校が早慶」という受験生ばかりではありません。第一志望校次第で滑り止めも変えていきます。
ここからは、3つのパターンで滑り止め校の選び方を確認していきましょう。
第一志望校が東大・京大など国立最難関の場合
東大や京大を本命校にしている場合は、早慶自体が滑り止めになります。東大であれば、早慶も含めて早慶上理やMARCHの中から、自分が魅力を感じる大学を滑り止めにしておきましょう。京大の場合は、早慶とあわせて関西の私大難関グループとなる関関同立も滑り止めに含める選択肢があります。
第一志望校が早慶と同レベルの場合
本命校が早慶の場合は、早慶で複数の学部をまとめて受験する方法がおすすめです。理系科目をそれなりに仕上げる見込みがあるなら、同ランクの国公立も選択できます。また、上智や東京理科を含めたうえで、MARCHの気になる大学をいくつか滑り止めに入れ込むとよいでしょう。
第一志望校が早慶以下のレベルの場合
いわゆるチャレンジ校が早慶の場合、第一志望校と同レベルの大学はもちろん、さらにランクを下げた国公立またはMARCHや日東駒専レベルから自分の進路希望にあった大学を選びます。
まとめ
早慶受験と一口にいっても、第一志望校が早慶かどうかで滑り止めの候補は大きく異なります。まず、「本命校をどの大学に置くのか」をしっかりと見据えたうえで、早慶を基準にランクが上下の大学をスライドさせながら見ていきましょう。