憧れの東大を体験できるオープンキャンパスを有意義に過ごすコツ
東大を志望校にしているなら、大学の構内を自由に見て回り、さまざまな体験ができるオープンキャンパスに参加するのがおすすめです。
規模が大きい東大の場合、行く前にある準備をするとさらに有意義な時間を過ごすことができます。
今回は、東大のオープンキャンパスに行く際に、準備すべきことについてご紹介します。
東大のオープンキャンパスを有意義に過ごすコツとは?
東大のオープンキャンパスに行くなら、やっておいた方がいい事前準備は次のことがあります。
せっかく時間を割いて足を運ぶからこそ、何となく行って眺めるだけでなく、志望校をよく知る機会にしましょう。
高校生向けオープンキャンパスは参加登録が必要
毎年8月に開催される「高校生のための東京大学オープンキャンパス」は、事前の参加登録が必須です。
他の大学では申込み不要で気軽に行けるオープンキャンパスが多いため、登録がなくても行けると勘違いする可能性もあるので注意しましょう。
また、当日は参加登録確認画面を「印刷して持参」する決まりになっているので、事前に準備することをおすすめします。
希望する学部の企画を調べておく
東大のオープンキャンパスでは、学部ごとに独自でイベントを企画しているのが特徴です。
2018年8月に開催されたオープンキャンパスでの一例をあげると、次のような企画があります。
・法学部…法科大学院生、法学部生による模擬授業
・医学部…免疫学、脳の機能に関する模擬授業
・工学部…各学科の研究室見学、女子中高生向けの工学部案内など
・理学部…宇宙や惑星、地震、スーパーコンピューターなどの講演
・農学部…微生物、放射線、農産物などの模擬授業など
実際の学生が授業を受けている教室で模擬授業を体験できるのは、オープンキャンパスならではの特権です。
大学生活のイメージがより具体的になるため、受験勉強の励みになるでしょう。
また、これらの企画は「事前申込、当日先着、当日整理券、参加登録のみ」と対応がそれぞれ異なります。
参加したい企画を見つけたら、事前の申込や登録が必要かどうかを確認しましょう。
質問事項をまとめておく
オープンキャンパスは、学生や教授に質問ができるチャンスです。
この機会を最大限に活かすために、聞きたいことを事前にまとめておきましょう。
質問事項の一例を挙げると、次のようなものがあります。
・受験生時代の勉強時間や工夫
・現在何を学んでいるのか
・研究の様子や内容
・実際の大学生活
学生や教授のリアルな意見を聞くことで、東大で何を学び、どんな大学生活を送るのかといったイメージを掴むことができます。
ただ話を聞きに行くという姿勢ではなく、自分から積極的に話かけることが大切です。
公式サイトやパンフレットでは知ることのできない情報を聞けるのは、オープンキャンパスに参加する醍醐味といえます。
最終的な志望校や学部を決めかねている受験生こそ、東大のオープンキャンパスにぜひ参加してみましょう。