【大学受験合格応援隊】浪人生におすすめの息抜き方法とは？NG行動や注意点を紹介

浪人生のストレス解消や疲労回復には、適度な息抜きが欠かせません。適度な息抜きを取り入れることで、勉強への新鮮な気持ちを取り戻し、学習効率が上がります。まずは自身に合った息抜き方法を見つけることから始めましょう。
本記事では、浪人生におすすめの息抜き方法6選と、逆効果となるNG行動を紹介します。息抜きを通して集中力を高めたいという人は、ぜひ参考にしてください。

浪人生に息抜きが必要な理由とは？

浪人生は、勉強に多くの時間を費やす必要があります。しかし、休まずに勉強を続けると、知らず知らずのうちに疲労やストレスが溜まり、勉強の質の低下を招きかねません。集中力を保つことが難しくなり、学習効率が下がってしまうでしょう。

息抜きは、ストレスの解消や疲労回復に有効です。勉強の合間に適度な息抜きを取り入れて、脳をリフレッシュさせることで、オン・オフを切り替えやすくなります。

息抜きを上手く取り入れるには、勉強と息抜きのバランスを考えることが大切です。まずは、自身に合う息抜きの方法を見つけることから始めましょう。

浪人生におすすめの息抜き方法6選

浪人生におすすめの息抜き方法を6つ紹介します。以下で挙げていく息抜き方法を参考に、自身に合う息抜きを勉強の合間に取り入れてみましょう。

息抜き方法1.身体を動かす

長時間同じ姿勢で勉強を続けていると、身体に負担がかかります。浪人生は、運動不足になりがちなため、体力の低下を防止するためにも身体を動かす時間を設けることが大切です。

近所を散歩したり軽いジョギングをしたりなど、勉強の合間に短い運動を取り入れることで、血流がよくなるうえに、気分転換にもなるでしょう。

外で運動することに抵抗がある人や、天気が悪い日に運動したい人は、自宅でできる筋トレやストレッチがおすすめです。

息抜き方法2.好きな音楽や香りでリフレッシュする

音楽を聴いたり、心地がよいと感じる香りでリフレッシュしたりすることも、有効な息抜きです。音楽や香りはリラックス効果が期待でき、勉強の合間の短時間でも疲れを癒してくれるでしょう。

香りでリフレッシュする場合は、リーズナブルな価格で気軽に手に入りやすい「アロマオイル」がおすすめです。スプレータイプの容器であれば、落ち着きたいときにシュッと一吹きするだけで、香りを楽しめます。

好みの音楽や香りを見つけて、勉強に対する緊張や不安を和らげましょう。

息抜き方法3.友人に会う

浪人生の多くは、毎日のように一人で勉強に励むことになります。そのため、家族以外の人と会話をする機会が減り、孤独を感じることもあるでしょう。ときには親しい友人に会い、日々の何気ない会話で気分転換をすることも大切です。

勉強に関する悩みや困り事がある場合、友人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあります。また、勉強している友人と会話をすることで、互いに刺激となり、勉強へのモチベーションアップにもつながるでしょう。

息抜き方法4.ご褒美を決める

休養を取らずに勉強を頑張りすぎてしまう人は、息抜きをご褒美として捉えてみることも大切です。たとえば、「この問題集を解き終えたら、ご褒美にケーキを食べよう」というように目標を立てておくと、勉強に対するモチベーションの向上につながります。

勉強が終わった後にご褒美があると、普段以上に勉強に力が入るでしょう。勉強へのやる気を引き出すためには、気持ちのリフレッシュやストレス解消につながるようなご褒美を見つけることが大切です。

息抜き方法5.短時間の昼寝

短時間であれば、勉強の合間の昼寝も効果的です。15〜30分ほどの短時間の昼寝は「パワーナップ」と呼ばれ、集中力・記憶力の向上やストレスの軽減などの効果が期待できます。短時間の昼寝で脳がリセットされれば、気持ちもリフレッシュした状態で勉強を再開できるでしょう。

また、短時間の昼寝は脳だけでなく目を休める効果も期待できます。勉強中に目元の疲労を感じたら、昼寝を取り入れて疲れ目をすっきりとさせましょう。

昼間から眠れないという人は、目を閉じて過ごすことがおすすめです。目を閉じることで視覚情報を遮断できるため、脳が休まりリラックスできます。

息抜き方法6.半日休みの日を設ける

2週間に一度、あるいは数ヶ月に一度のペースで、息抜きとして半日休みの日を設けることもおすすめです。午前または午後のみ勉強し、それ以外の時間は息抜きに充てましょう。
温泉やマッサージ店で疲れた身体を癒したり、一人カラオケでストレスを発散させたりなど、自由な時間を過ごすことでリフレッシュ効果が期待できます。「明日は半日勉強しないから、今のうちに進めておこう」という思いから、集中力の向上につながる点も、半日休みを設けるメリットです。

浪人生の息抜きにNGな2つの行動

浪人生にとって息抜きは必要である一方で、息抜きの方法によっては勉強の効率を下げてしまうことがあります。
以下では、浪人生の息抜きにNGな2つの行動を紹介します。

スマートフォンを操作する

スマートフォンを手に取ると、アプリゲームのプレイやSNSの閲覧などにより、息抜きの時間を取りすぎてしまうことがあります。
また、スマートフォンの操作は十分にリラックスできないどころか、目の疲れを蓄積させる原因となり、脳が休まらない状態になってしまうでしょう。スマートフォンによる疲労を回復させるために、また息抜きの時間を取らなければいけなくなってしまいます。したがって、スマートフォンの操作を息抜きの手段として捉えることは、避けるのが無難です。

息抜きと勉強を同時に行う

浪人生の息抜きにおいて、「ながら勉強」もNG行動として挙げられます。音楽を聴きながら・テレビを観ながらというように、何か別の作業をしながらの勉強は、効率が下がるうえに脳の休息になりません。

また、ながら勉強が習慣化すると、受験本番に悪影響を及ぼす可能性がある点にも要注意です。試験中は、音楽を聴くことやテレビを観ることはできません。何かをしながらの勉強でないと集中できなくなり、受験本番で十分な力を発揮できなくなってしまう可能性があります。

浪人生が息抜きをする際に心がけたい2つのこと

息抜きの効果を最大限に発揮させるためには、日頃から気をつけるべきことがあります。以下では、浪人生が息抜きをする際に心がけたい2つのポイントについて解説します。

息抜きしすぎないようにする

効率よく勉強するためには、息抜きが長時間に及ばないように注意しましょう。息抜きをダラダラと続けると、オン・オフの切り替えが難しくなり、勉強を再開しにくくなる場合があります。

息抜きのしすぎを避けるためには、アラームをセットする・息抜きの時間を事前に決めておくなどの対策が効果的です。また、ゲームやドラマの鑑賞といった、やめるタイミングがわからなくなる息抜きは控えるようにしましょう。

勉強・息抜きの場所を別々にする

勉強する場所と、息抜きする場所を分けることも大切です。勉強をする場所は自室、息抜きをする場所はリビングというように、部屋を別々にしましょう。

勉強部屋に誘惑が多いと、学習効率が低下してしまいます。「勉強の時間以外は椅子に座らない」「スマートフォンやテレビなど気を散らすものを勉強部屋に置かない」などの対策を行うことが大切です。

勉強・息抜きの場所を分けることで集中力の持続につながり、オン・オフの切り替えがしやすくなります。

まとめ

浪人生にとって息抜きは、予備校に通っている・通っていないを問わず、日々の勉強で溜まった疲労を回復させるために有効です。適度な息抜きを取り入れることで、学習効率が上がります。

しかし、予備校に通っていない浪人生のなかには、自宅でのオン・オフの切り替えが難しいと感じる人もいるでしょう。メリハリを持って勉強に取り組みたい人には、予備校がおすすめです。予備校には誘惑が少なく、勉強に集中できる環境が整っています。また、同じ目標を持つ仲間と交流できるため、モチベーションアップにもつながるでしょう。塾や予備校を探している人は、ぜひ「オススメ予備校一覧ページ」をチェックしてみてください。