ズバリ! 早稲田と慶応の偏差値はこうなっている

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世間では「早慶」といいます。しかし、早稲田と慶応は、私立大の偏差値の高さでは「同率1位」といわれていますので、「慶早」といってもよいでしょう。では、早稲田と慶応が偏差値を競ったら、どちらが上になるのでしょうか。

世間に出回っている偏差値は、文部科学省などの公的機関が公式の数値を出しているわけではなく、受験関係の企業が各社独自の計算方法で算出しています。つまり、各社のデータによって、早稲田が勝ったり慶応が勝ったりしてしまい、「本物の勝者」がわかりません。
そこで、この記事では、複数の偏差値データを学部ごとに集計し「偏差値の平均値」を算出してみました。さて、どちらが勝ったのでしょうか。

全学部の平均では慶応の圧勝

まずは、すべての学部学科の偏差値を合算して平均を取ってみました。その結果は次のようになりました。
・1位:慶応全体平均:66.5
・2位:早稲田全体平均:65.7

慶応が0.8差で早稲田を下しました。偏差値という観点で考えると、「かなりの差」とみてよいでしょう。慶応の圧勝です。ただこれには「からくり」があります。それは慶応には「偏差値を稼ぎやすい」医学部があるからです。

慶応医学部の偏差値は71.9もありました。同じ慶応でも看護医療学部の59.7とは12.2も差があります。

医学部を除くとほとんど変わらない

それでは、慶応医学部を除いて、慶応平均と早稲田平均を比べてみましょう。
・1位:慶応全体平均(医学部除く):65.9
・2位:早稲田全体平均:65.7
その差は0.2に縮まりますが、それでも慶応が勝っています。

文系の総合の平均でも慶応

早慶といえば文系大学というイメージがありますので、文系学部だけで平均を取ってみました。結果は次のとおりでした。
・1位:慶応の文系学部の平均:67.4
・2位:早稲田の文系学部の平均:66.2
ここでも慶応の勝利です。

早稲田はスポーツ科学部というやや特殊な学部があり、この偏差値60.9が足を引っ張りました。
では、早稲田のスポーツ科学部を除くとどのようになるでしょうか。
・1位:慶応の文系学部の平均:67.4
・2位:早稲田の文系学部の平均(スポーツ科学部を除く):66.8
それでも慶応のほうが上回りました。

早稲田にはスポーツ科学部以外にも偏差値65を下回る学部が教育学部(64.8)、人間科学部(63.9)と2つもあったためです。
ちなみに慶応の文系で最も偏差値が低い学部は文学部の65.0でした。

文系の最高偏差値は早稲田の政経

苦戦続きの早稲田ですが、圧倒的な強さを持つ学部があります。そうです、政経学部です。「ワセダのセイケー」というだけあって偏差値は69.4もあります。もちろん早慶の文系学部のなかでは最高位です。ということは、日本の文系私立大学学部のなかでトップということになります。文系2位は慶応法学部の68.9です。

文系学部の上位5位は以下のとおりです。
・1位:早稲田政経学部:69.4
・2位:慶応法学部:68.9
・3位:早稲田社会科学部:68.4
・4位:慶応総合政策学部:68.2
・5位:慶応環境情報学部:68.0

伝統的な学部では?

伝統的な学部の勝敗をみてみましょう。
<法学部>
・1位:慶応:68.9
・2位:早稲田67.9

<商学部>
・1位:早稲田67.4
・2位:慶応67.2

<文学部>
・1位:早稲田67.4
・2位:慶応65.0

早稲田の2勝1敗でした。

まとめ

早稲田と慶応の私立大学頂上対決は、やはり引き分けといったところでしょう。大隈重信、福沢諭吉といった歴史に名を残してきた偉人たちが創立した私学の雄。この両者の競争は「令和」の時代も続いていくことでしょう。

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