上智大学外国語学部の教育メソッドを紹介!留学支援制度も魅力
上智大学というと、「英語をはじめとする外国語に強い大学」というイメージが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。実際、上智大学は外国語教育における長い歴史を有しており、文学部外国語学科(英・独・仏・西専攻)が創設されたのは、1955年です。その3年後の1958年には外国語学部英語学科が創設されました。
その長い歴史から生まれたのが、上智大学ならではの外国語教育メソッドであり、9つに分かれた研究コースです。また、留学支援制度も充実しており、留学先は世界に180以上。まさに、「外国語を身につけて世界で羽ばたきたい」という願いを叶えるのにぴったりの大学なのです。
ここでは、上智大学外国語学部ならではの「学び」について解説しています。留学支援制度についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
専門語と第二外国語、日本語の運用能力を向上させる最新の外国語教育メソッド
上智大学には、長い歴史に育まれた独自の外国語教育メソッドがあります。より一層グローバル化する社会の中で、日本人としてのアイデンティティーを保ちつつ、地球人としての視野をもって活躍する人材の育成に注力しています。この前提となるのは、専攻語と日本語、第二外国語の運用能力です。上智大学外国語学部で専攻できるのは、以下の6言語になります。
・英語
・ドイツ語
・フランス語
・イスパニア語
・ロシア語
・ポルトガル語
また、第二外国語として上記の言語以外に学ぶことができるのは以下の11言語です。
・イタリア語
・中国語
・コリア語
・ラテン語
・タイ語
・インドネシア語
・アラビア語
・ペルシア語
・カンボジア語
・フィリピン語
・ビルマ語
極めて高度かつ専門的な外国語の最新メソッドを受けられるのは、上智大学外国語学部ならではのメリットといえるでしょう。
「外国語研究学部」ともいえる9つの研究コース
外国語学部で学ぶことができるのは、外国語だけではありません。そもそも、上智大学は外国語学部の英訳として「Faculty of Foreign Studies」という言葉を用いています。これは、直訳すると「外国研究学部」。この英訳からわかるように、外国語の習得のみならず、専門分野において外国を研究する学部とも位置付けているのです。
外国語学部には2020年現在、以下の9つの研究コースが設けられています。
・北米研究コース
・ヨーロッパ研究コース
・ラテンアメリカ研究コース
・ロシア・ユーラシア研究コース
・言語研究コース
・アジア研究コース
・中東・アフリカ研究コース
・国際政治論研究コース
・市民社会・国際協力論研究コース
国際社会を複眼的に把握できる知識と能力の習得を目指しています。複数の言語を理解し、その能力を基盤に専門分野における体系的な学びを積み重ね、地球規模で社会発展に寄与できる人材を育てることが、上智大学が掲げる外国語学部なのです。
交換留学先は世界中に180以上│多彩な留学支援制度があるのも大きな魅力
上智大学の強み・魅力は、多彩な留学支援制度にもあります。全国的に見ても上智大学は、在学生の留学制度が盛んな大学の一つです。「交換留学協定」を締結している大学や研究所は、世界に180以上あります。また、留学用の奨学金制度や単位交換制度などもさまざま用意されていて、長期留学(交換留学/一般留学/休学しての海外留学)・短期留学(海外短期語学講座/海外短期研修)などから選択可能です。
こまやかな留学支援・指導が行われているため、外国語学部の多くの学生がこれらの留学支援を利用した長期もしくは短期の海外留学、海外研修を経験しています。「希望者のほぼ全員が交換留学できる制度がある」というのは大きな魅力でしょう。
まとめ
上智大学外国語学部は、複数の言語と専門分野における複眼的な知識を身につけられる学部です。専門語の修得をベースにした多種多様な「導入科目」と自分の専門とする「研究コース」での学びが、専門的な知識を身につけた「プロ」としての自信を作り上げてくれます。世界に羽ばたくための「羽」を、上智大学外国語学部で手にいれてみましょう。