東大は一般人の見学が可能!ツアーの参加方法や時間などを詳しく解説

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大学の構内は見学できることが多く、東大も構内の一部が開放されています。在学期間中に生活する場所の雰囲気を体感したり、勉強のモチベーションを高めたりするためには、実際に東大へ見学に行ってみるのがおすすめです。この記事では、東大を見学するための方法や実際に東大で見学しておきたいスポットをご紹介します。

東大は見学できる

東大は、本郷地区、駒場地区どちらも構内の見学が可能です。ここでは、見学の際の注意点や実際の見学の仕方をご紹介します。

東大を見学する際の注意点

東大が学内を一般開放しているのは、あくまでも教育・研究活動に活かすという趣旨があるからです。東大を見学する際は、趣旨を十分に理解した上で以下の3点に注意しましょう。

・静粛に見学する
・立ち入り可能場所を確認する
・営利活動は行わない

大学は、あくまでも学びを深める場のため、単なる観光スポットではありません。見学の際は、不必要に騒がず静かに見て回りましょう。東大の敷地内は、見学できますが、東大生の授業には参加できません。

「模擬講義を見学したい」「研究室を訪問したい」「教授の先生などにインタビューを行いたい」など特定の目的がある場合は、各学部の窓口に問い合わせが必要です。なお、東大内の施設を開放する趣旨にそぐわない企画の集客、営利目的での利用は禁止されています。

(例)
・参加者から交通費以上の費用を徴収して東大内を見学する
・商用の撮影、無許可の取材の実施

本郷キャンパスの見学方法

本郷地区には、3つのキャンパスがあり、それぞれガイドや講師なしで自由に見学可能です。各キャンパスには、以下のような施設があります。

・本郷キャンパス:法学部・医学部・工学部・文学部・理学部・経済学部・教育学部・薬学部など
・弥生キャンパス:農学部・農学生命科学研究科附属動物医療センターなど
・浅野キャンパス:工学系研究科附属総合研究機構・低温科学研究センターなど

おおむね15名未満の少人数であれば、予約は不要です。東大の門は、常時開いている箇所もありますが、見学可能な時間は7~18時となっています。見学する際は、警備員に団体名と東大内部を見学する旨を伝えましょう。

15名以上は事前登録が必要

東大は、進路指導や企業の福利厚生、PTA会、史跡の見学、非営利の講座や勉強会などの目的であれば団体での見学が可能です。東大の本郷キャンパス内について、15名を超える人数で見学したい場合は、東大Webサイトの「本郷地区キャンパスの団体見学登録フォーム」から見学の希望日や時間、団体名、見学施設などを添えて申し込みます。

駒場キャンパスは見学担当へ連絡

駒場キャンパスには、以下のような施設があります。

・駒場地区キャンパス:教養学部・数理科学研究科・生産技術研究所・先端科学技術研究センターなど

駒場キャンパスも、本郷キャンパスと同様に少人数であれば、事前予約は不要で自由に見学可能です。15名以上の団体の場合は、遅くとも見学を希望する1週間前までに東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 広報室への申請をしましょう。また、駒場図書館見学を見学したい場合は、事前に駒場図書館との調整が必要です。

ツアーの利用も可能

構内の見学は、あくまでも自分たちだけで歩き回る自由見学です。しかし、東大の学部生などが学生ガイドになるキャンパスツアーも無料で行われています。対面のほか、オンライン開催もあるため、遠方からでも東大を見学して東大生と交流可能です。ツアーでは、名所の見学だけでなく学生生活や受験の話などを直接聞けるため、利用してみるのもよいでしょう。

【キャンパスツアーの実施例】
・費用:無料
・参加対象者:東大に興味があること
・実施形態:対面またはオンラインツアー
・定員:10名
・実施日:毎週土曜日・日曜日
・ツアー時間:約1時間強
・内容:赤門や安田講堂など主に屋外の散策

東大のおすすめ見学スポット

東大の敷地内には、1年に1日公開されて枯滝石組(かれたきいわぐみ)が楽しめる国指定名勝の懐徳館庭園(かいとくかんていえん)のように魅力的な名所や利用できる施設があります。ここでは、東大構内にある見学スポットや見学時に利用できる施設をピックアップしてご紹介します。

志望している分野に関わる施設があれば、ぜひ一度訪れてみましょう。

赤門

本郷キャンパスにある赤門は、元加賀藩上屋敷の御住居表御門で、1827年(文政10年)建立しました。加賀藩第13代藩主の前田斉泰(なりやす)が11代将軍の徳川家斉の娘溶姫(やすひめ)を正室に迎えるため建てられた門です。

三四郎池

三四郎池は、本郷キャンパスの正門または赤門から入り進んだ先にあります。本来は、旧加賀藩前田家の庭園(育徳園)にある池で、正式名称は「育徳園心字池(いくとくえんしんじいけ)」です。夏目漱石の小説『三四郎』の舞台になったことから「三四郎池」と呼ばれています。

安田講堂

安田講堂は、本郷キャンパスの正門からイチョウ並木を抜けた先にあります。正式名称は、東京大学大講堂で、実業家の安田善次郎による寄付で1925年(大正14年)に竣工されました。なお、安田講堂を含め戦前からある校舎は、建築学科教授の内田祥三が設計したものです。

「ウチダゴシック」とも呼ばれ、独特の雰囲気があります。東大には、工学部列品館や教養学部旧第一高等学校本館(時計台)など、安田講堂以外にも国の登録有形文化財に登録された建物が複数あるのが特徴です。

上野英三郎博士とハチ公像

弥生キャンパスの農学部正面から入った左手にある像です。忠犬ハチ公として知られるハチと、農学部の上野英三郎博士の絆を表現しています。ハチ公の没後80年にあたる2015年に建てられました。

健康と医学の博物館

身体構造と役割や、最新の健康・医学情報、医学・医療開発の歴史、最新の医療トピックスなどが常設展・企画点などを組み合わせて展示されています。開館時間は10~17時(最終入場16時30分)で、水曜日と年末年始は休館です。

広報センター

本郷キャンパスの龍岡門側にある施設で、東京大学広報ビデオや研究情報、学内広報などの大学情報が視聴・閲覧できる場所です。閲覧できる資料は、公式サイトで公開されているため、気になるものがないか事前に確認しておきましょう。開館日は、祝日を除く平日で開館時間は10~16時です。

※新型コロナ感染拡大防止の観点から2020年4月1日から当面の間休館となっています。再開時期はHPで公表されるため、都度確認するようお願いします。

コミュニケーションセンター

本郷キャンパスの赤門横には、東大のオフィシャルショップ「UTCC(東京大学コミュニケーションセンター)」があり、東大オリジナルグッズとして、文房具や革製品などが販売されています。また、東大が行った研究成果をもとに開発されたサプリメントや泡盛、ワインなどのラインナップはさまざまです。

東大グッズを手に入れたり、社会と学問との接点を体感できたりするスポットといえるでしょう。営業時間は、月~土の11~16時(短縮営業中※)で日曜と祝日は休みです。 ※2022年3月9日時点

東大生協中央食堂

大学内の雰囲気を知りたい場合は、食堂を訪れてみましょう。東大生協中央食堂は、本郷キャンパスのメイン食堂で、安田講堂の近くにあります。「赤門ラーメン」が名物で、イスラム教で許された食材で作るハラール食にも対応しています。

営業時間は、土・日・祝日を除く11~19時30分です。お昼時の混雑を避けて訪れれば、東大生が休憩をしているようすが見られるかもしれません。

東大生協第二購買部

安田講堂脇にある東大生協第二購買部も見学時に利用できる施設です。日用品や、大学生活に必要なものが販売されています。アカデミックガウンや卒業袴、東大マーク入り商品の取り扱いもあります。営業時間は平日の11~17時です。

東大の見学で受験の意欲を高めよう

東大の構内は、広く一般に公開されています。受験勉強の合間の息抜きや、東大を志望するモチベーションを高めたいときなど、好みのタイミングで東大を見学してみましょう。東大には、重要な文化財をはじめ、各研究分野の研究成果が公開されている貴重な資料があります。

東大生の雰囲気を知りたい場合にも見学がおすすめです。遠方の場合は、東大のオンラインツアーを利用してみてはいかがでしょうか。

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