おすすめ予備校 TOP9

東大大学院の社会人入試は難しい?社会人大学院生の仕事と学業の両立

「東大大学院の社会人入試は難しい?社会人大学院生の仕事と学業の両立」サムネイル画像

生涯学習の場として、大学院が社会人に人気です。なかでも、東大大学院は教授陣や学生、設備において高いレベルの研究環境が整っています。また、東大大学院の社会人入試は、社会経験を積んだうえで仕事に役立つ研究を深めたり、キャリアアップの一つに考えたりするなど、さまざまな人がチャレンジしているのが特徴です。

今回は、東大大学院の社会人入試の種類や難易度をはじめ、大学院の研究内容やカリキュラム、仕事や学業との両立についてご紹介します。

東大大学院の特徴

東大大学院は、東京大学が提供する大学院教育の一環であり、学部卒業後に進学する学術研究の場です。東大大学院では、専門分野における高度な知識と研究技術の習得を目指し、博士課程や修士課程での学術研究や教育を行います。

東大大学院の特徴は、その研究力と学術的な厳しさにあります。世界的な研究者や教授陣が集まり、最先端の研究を行っています。学生は高いレベルの研究環境の中で自身の専門分野を深め、学問の発展に貢献することを目指します。

東大大学院への進学は競争が激しく、学部時代からの研究実績や成績が重要視されます。入学試験では学術的な知識や研究計画の提出が求められます。また、学費や生活費の負担も大きくなるため、経済的な面でも考慮する必要があります。

東大大学院の社会人学生の魅力

社会人が大学院で学ぶことで、キャリアアップやスキルアップをはじめ、思考力を磨いたり人脈作りに役立ったりすることは大きな魅力です。社会人に人気の高いMBA(経営学修士)や、臨床心理士などの職種では、修士以上の学位が必要になるため、将来性が開けます。

また、大学院の研究では、研究や論文をまとめるためロジカルシンキングや調査能力、表現力など多彩なスキルも磨けるでしょう。さらに、大学院には学部から進学した人だけでなく、さまざまな社会経験を積んだ社会人学生が集まっています。

これまでの仕事上の範囲では出会えなかった魅力的な人たちとの出会いも魅力の一つです。このように、社会人学生はそれまでの人生を土台にして、さらなる成長を目指せる学習の場といえるでしょう。

仕事をしながら大学院に通学できる?

大学院の社会人学生には、学業と仕事を両立して研究を続けている人がたくさんいます。ただし、それぞれに職場や家庭の理解を得ながら、公私に支障がないよう気づかいが必要です。入学にあたっては、事前に会社と十分話し合っておくことも大切でしょう。

また、入学後も上司や同僚との大学院のようすを定期的に伝えることで仕事と大学院を両立しようとがんばっている姿から協力を得られる場合もあるでしょう。大学院は、最低でも2年にわたる長期戦となるため、仕事と学業のメリハリをうまく付けながら、効率よく日々の仕事や研究を進めることが大切です。

社会人入試の種類と難易度

東大大学院では、教育学や医学系など一部の研究科を除いて社会人特別選抜が行われています。選抜方法は、筆記試験および口述試験です。なかには、書類選考を含む研究科もあります。東大大学院修士課程の志願者数と入学者数から倍率を計算すると、2021年度の場合、全体では約2.4倍、社会人が約4.6倍(社会人特別選抜約3.7倍)でした。

まとめ

日本の最高学府の東大大学院を社会人学生で過ごす日々は、研究を深めるだけでなく、日本トップレベルの教授や研究設備、学生たちと触れ合える貴重な機会となります。仕事と学業の両立を工夫しながら、社会人学生になっている先輩を参考にして、ぜひ東大大学院の社会人入試にチャレンジしてみましょう。

関連記事

予備校の口コミ・評判

    アーカイブ