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【東大 vs 京大】どちらも合格するなら東京大学に行きたい?京都大学に向いている人とは

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最高学府の東京大学と、ナンバー2といわれることも多いものの独創的な学風で知られる京都大学。最難関校を目指している高校生で、東大と京大のどちらかで悩んでいる人はいませんか。この記事では、2つの大学を比較したうえで、どのような学生がどちらの大学に入学すると良いのか、ご紹介します。

東大 vs 京大はいつ始まった?

東京大学が発足したのは、明治維新から10年後となる1877年です。江戸幕府の洋学研究施設が発展した東京開成学校と、幕府の医学所から始まる東京医学校が前身で、長い歴史を刻んでいます。一方で、東京大学から遅れること20年。1897年に京都帝国大学が創立されました。

東大と京大の大きな違いとは

東京大学は、京都大学が誕生するまで、日本で唯一の大学として、数多くの優秀な人材を輩出。日本の近代化の礎を築いた国家の総力が注がれた教育機関でした。

京都大学は、西田幾多郎や田邊元、和辻哲郎など日本の哲学をリードした「京都学派」に代表されるように、自由な学風で知られています。また、日本人ノーベル賞受賞者に、京都大学とゆかりのある研究者が多いのも有名です。

2020年時点で、自然科学3賞の歴代受賞者は24人。そのうち、11人が京大出身です。

東大のメリット・デメリット

日々のキャンパスライフで刺激をたくさん受けながら勉学に励むことができるでしょう。また、東京の都心にキャンパスがあるため、生活がしやすく、バイトで困ることはありません。

家庭教師や塾講師になりやすく、就職でも東大ブランドで有利になることが多々ありします。デメリットは、「進振り」と呼ばれる進学振り分け制度です。希望する学部や学科で学ぶには、入学後の成績がものをいいます。

人気の高い学部や学科は、競争率が高いため、大学生活の前半でしっかり勉強をしていないと、希望がかなわないこともあります。

京大のメリット・デメリット

京大は、個性的で天才肌の学生が多く集まっているといわれています。京大の入試問題は、限られた問題数を通してじっくりと考えさせる出題傾向が強いため、要領よくまとまった問題数をさばいていく必要のある東大とは違った学生が集まるのかもしれません。

一方で、京都大学は京都市中心部にある吉田キャンパスのほかは、宇治キャンパスや桂キャンパスなど、郊外に位置しています。そのため、交通の便や生活面で東京大学より不便な面があるかもしれません。また、地方都市のため、「バイト先が限られる」「競争率が激しい」など、バイトを見つけるのに苦労する傾向があるといわれています。

まとめ

東京大学と京都大学は、歴史的な流れをはじめ、研究の特徴やキャンパスのある街の雰囲気などに違いがあります。どちらがナンバーワンなのかは一概にはいえませんが、どちらの大学も圧倒的な知名度と、高い研究レベルがあるため、有意義な大学生活を送ることができるでしょう。

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